前回の続きです。
いよいよです。春日部駅の西口側から攻めたいと思います。
本来と云うか、不確かな記憶では、神社仏閣、店蔵など宿場町の面影を残すのは、日光街道がある東口側なのです。
それなのに、それなのに、西口側から先に攻めたのは、この風景、この雑居ビル群に誘われたのでした。
久しぶりのゴチャゴチャ看板群。イイです!興奮します!
いろいろ入っています。宮崎県も進出しているのです。
メニューのタテ看板が乱立している「磯丸水産」24 時間営業です。最近は人手不足、この手の商売で24時間営業は珍しいです。昼近くでしたが、店内に客の姿は有りませんでした。
こういう居酒屋とは、かれこれ10数年ご無沙汰しております。ホント!あの頃はよく飲んだ!酷いときには月曜日から金曜日まで連日宴会の日々、あのままの生活が続いていたら、今はもう、土に埋もれていたかもね。
そうでした。春日部と云えば「クレヨンしんちゃん」です。そして、私は子供の頃に「クルマ屋のしんちゃん」と呼ばれていました。オヤジが車の修理屋をしていたのです。
路地の奥には「IDC大塚家具」のビル。
ここ、春日部は「大塚家具」創業の地だったのです。春日部は桐箪笥の産地として、それなりに有名だったのです。
春日部はクレヨンしんちゃんよりも、桐タンスの街で、大塚家具創業の街とは、これまで、まったく知りませんでした。
後で分かったのですが、西口にIDCがあり、東口には「匠大塚」の大きな店舗があったのです。線路を挟んで対峙しているのです。
IDC大塚の社長さんが、娘の「大塚久美子さん」で、匠大塚の社長?会長?がお父さんの「大塚勝久さん」です。
父と娘の、追い出したり、追い出されたりの争い、最後は父親が追い出され? 創業の地春日部に”匠大塚”を構えたようです。
IDCも匠も、内部抗争で疲れ果て、そして、イケヤとか、ニトリとか新興勢力に、囲まれ、挟まれ、あまり明るい未来は、なかなか、見えないようです。まあ、私には、まったく関係無いことですが、それなりに、すこしだけ気にはなるのです。
ここで一枚自撮り。マスクに、サングラスに、黒い帽子で、辺りを撮りまくる怪しいオヤジ。
日高屋に、白木屋に、丼てんや、看板を眺めるだけで、何か、とても、とても、テンションが上がるのです。
こちらは、鶏肉料理が専門。
鶏の唐揚げです。Sが3個で270円、Mが5個で450円、Lが10個で900円、何のことは無い、1個90円と云う事。1個の単価は変わらないのです。
いろんなモノがあります。たまにはこんな店で、男と女、呑んで語って、 笑って怒鳴って、何て思ったりして、でも、歳ですから、そんな事をカウンターの隅から眺めつつ、一人酒なんて、思ったりするのでした。
うん、歓楽街と云うか、飲食街と云うか、飲み屋街と云うか、そんな喧噪に思いを馳せつつ、路地を曲がると、今の私に、歳相応?の落ち着いた構えの「和風レストラン 」の看板。
こちらではビルの解体中。ずっと、ずっと眺めていたかったのですが、先を急ぎます。この先を左に曲がると駅前広場です。
本日はここまでとします。
それでは、また。
※佐川宣寿氏の証人喚問が来週の火曜日に決定されました。佐川クン!みんな喋ってスッキリしましょう! どちらにしても、彼方の逮捕は決まったのです。安倍政権は、もう彼方を見捨てました。