前回の続きです。
これより、春日部駅西口から東口に向かいます。
由緒謂われがありそうな、大きな樹が目に入りました。
近づと、根元には石碑が、刻まれている文字を読もうと思ったのですが、写真に撮って後で家でじっくりと思い、その場は「秋葉神社の夫婦杉」と云う表題だけを確認し、
絡み合う根元の様子を眺めて、立ち去ったのです。
後で、じっくり読もうと思ったのですが、残念ながら石碑の文字は写真からは判別できませんでした。
兎に角、写真をじっくり眺めました。そこには2本の銀杏の大木と、一本の松の中木?
左に銀杏、少し離れて絡み合う銀杏と松。
絡み合っている銀杏と松は、幹の太さとか、樹高とか、明らかに銀杏の方がメインで、銀杏に松が絡んでいるように見えます。
それなのに、それなのに、”夫婦松”なのです。『夫婦銀杏』では語呂が悪いから? それと、この”秋葉神社”ですが、以前、ここに秋葉神社があり、駅前区画整理で神社が移転し、夫婦松だけは残されたそうです。
秋葉神社は火防の神様で、火災の延焼を防ぐそうで、そこで、御神木が銀杏と云うことのようです。銀杏は水分が多く、燃えにくい難燃性の樹木だそうです。
と、云うことで、秋葉神社の御神木は銀杏で、見た目にも大きな銀杏に、小さな松が絡んでいるので、これは、もう、誰に、何と云われようとも、正しくは「夫婦銀杏」だと思うのでした。
まあ、ホント!歳をとると、いろいろと、めんどくさい、どうでもイイことを、ぐだぐたと、云わずにはいられなる、小言幸兵衛なるのです。
はい、ここで、キッパリと夫婦松と別れを告げ、東口を目指し地下通路に向かいます。予想どうり通路の入り口を発見。
※後で分かったのですが、この地下道の右側に秋葉神社があるようです。木立が覗く辺りがそのようです。
地下連絡通路の入り口に掲げられた変体文字?何のコッチヤ?と見つめ、考え込んでしまいました。後ろから人が来るので、いつまでも見つめて居られないので、家に帰り写真を見つめ、”Aquarium”で、アクアリウムで、水族館と判明。
確かに、地下通路の壁には、こんな可愛いシャチの親子が泳いでいました。
でも、反対側の壁には、一組の男女が楽しそうに踊る姿、水族館と如何なる関係なのか? まあ、楽しそうなので、それは、それで、OKと納得。
通路の階段を上がり、いよいよ、本命の東口です。
曇り空で、人影も疎らで、何か、寂しげな感じがします。
この先は、次回とします。
まだまだ、春日部の話は続くのです。
それでは、また。