歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

明治天皇が祀られてる明治神宮の参道を歩きつつ権威と権力と中国を考えます

2017年10月31日 | お寺・神社

先日の金曜日に東京に行って来ました。

そして、そして、明治神宮に参拝して来ました。

遠い遠い昔なので、かなり、かなり、怪しいのですが、明治神宮に前回訪れたのは、たぶん中学生の頃だったと、お正月に友達数人で来たと記憶しています。

その頃、お正月に友達と連れだって明治神宮に行くのが「流行っていた」のです。と云う事で、かれこれ50数年ぶりの参拝となります。

今回の東京行きの主要目的は、可愛い双子ちゃんに会う事なのですが、折角だから、この際、近所の明治神宮も久しぶり参拝と相成ったのです。

当日は地下鉄千代田線の神宮前で降り、地上に出たところはJR原宿駅前で、明治神宮は目の前です。

神宮橋を渡ります。橋の下には山の手線。網代笠を被った旅装束の僧侶が橋の中央にす立っています

外国人観光客には絶好の被写体。

神宮橋を渡って右に折れると最初の鳥居が眼に入って来ます。

この日はカメラを向けると、画面の何処かに必ず外人さんが写り込みました。日本人と思っていたら聞こえてくる会話から、中国とか、台湾とか、韓国とか、の方々でした。ざっと見、8割以上は外国の方達のようです。 

 今時の明治神宮では鳥居の向かいに、こんなオープンカフェがあったりするのです。

鳥居をくぐって境内に脚を踏み入れます。ここで、アレぇ!と思ったのです。写真では分かり辛いのですが、参道がなだらかに下っているのです。何か、ちょっと、変な感じです。

神社は、やはり、一般的にと云うか、ふつうは高いところにあって、階段を登っていたその先に本殿があったりするのです。鳥居の先が下り坂は初めての経験。

参道の両脇は、まさに、まさに、鬱蒼とした森。100年前に創られた人工林とは驚きです。

 こんな処に川が流れ石橋が架かっていたのです。 

なかなかイイ感じの石橋です。

川というよりも、小川のせせらぎです。

それにしても、長い、長い参道。

左手に門が現れました。

明治神宮御苑とあります。新宿御苑知っていますが、明治神宮御苑は知りませんでした。

説明板を読むと、意外な事が書かれていました。(私以外は意外ではない事実?)わたし的には、明治神宮は何も無い原野に造られたと記憶していたからです。以前、NHKの自然番組で明治神宮の造営経緯もそう説明されていました。←私の記憶違い?

この説明では、間違いなく大名の加藤家、井伊家の下屋敷の庭園があったと記されています。何も無い原野に、明治神宮が造営された訳では無かったようです。明治天皇も生前訪れてこのような歌を詠まれているのですから、間違いないのです。

明治神宮の内苑の面積は70万平方メートルで、御苑が8万3千平方メートルと云うことは、1割以上は何も無い原野ではなく、整備された庭園があったと云う事になります。

NHKの自然番組でも、私の記憶では、間違いなく、何も無い原野に、明治神宮は造営されたと説明していました。まあ、何も無い原野が9割ですから、何も無かったでOK?

まあ、物語としては、何も無かった荒れ野に、全国から“献木”されたおよそ10万本で造り上げた人工林として、困難な大事業として、明治天皇の威光が、偉大さが、有り難みが、増すような気がします。

それで、中学の仲間と始めて参拝したあの頃、唯々、“お正月は明治神宮にみんなでお参り”とだけで、祀られている神様にはまったく関心はありませんでした。

明治神宮は明治天皇を神様として、お祀りしている事を知ったのは、いつの頃だったのか?

帝國憲法では天皇は神様でした。今では、統合の象徴で神様ではありません。いまは権威と権力は分離されています。

権威と権力を統合したほうが、国力は強化され秩序は安定し、国民は安心して暮らせる、と、考える方達が存在します。安倍首相の改憲の本音はそこにあり?まあ、そんな時代は明治憲法下の一時期だけでした。

現在、権威と権力の統合した代表国家は、あの中国と北朝鮮です。この二つの国は、やたらめったら、強国!強国!と叫ぶのです。

強い国になりたい願望が強いのです。確かに、侵略された経験のある国ですから、屈辱的経験がそう叫ばせる面は、それなりに理解できます。

しかし、特に習近平さんの中国ですが、経済、軍事で世界一の強国になると、最近叫んでいます。そんな中国像を世界はどう見ているのか、考えているの?

軍事や経済で一番になったとしても、たぶん、世界中の人々は、中国を尊敬したり、憧れたり、中国に住みたいとか、そんな想いを抱く人は、かなりの変わり者だけだと思います。

え~と、話しが、完全に逸れてしまいました。

兎に角、明治神宮を歩いています。

この先は次回。

それでは、また。

 

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2018-01-06 06:48:38
日本のフアージー(宗教)。15代徳川慶喜将軍は敗れても処刑されなかった。昭和天皇も。ルーマニア、イラク、リビアなど哀れな末路になっている。日本の民衆は利口そう、歴史的、社会的に判断、選択している。仏壇に神棚、ISも呆れたろう。日本は相手にしなかった。
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