先ずは、つくば市の、3月30日午前10時26分の“放射線量は0.18μSv/h” です。
それで、暫く中断していた千葉県は印西市の重文“光堂”の続きを再開します。
それで、その日、道路から案内板に従い光堂に辿り着いたのですが、そこは明らかに裏口と云うか、脇道と云うか、正しい参道ではなかったのでした。
正しい参道は、当然、光堂の正面の石畳です。
しかし、参道の真ん中で行く手を阻む、この木の柱は何て云うのでしょうか? 撮影にも、参拝するにも、ちょっと邪魔なのです。
この先が石段となっています。
かなり急で、かなりの段数があります。
下りて振り返って見ます。右が光堂への道。
したから見上げると、急勾配がわかります。
この急勾配で、少しねじれ気味の石段を登ると、こんな感じで光堂が現れるのです。
左を登ると、光堂の裏手の墓地に辿り着きます。
後ろを振り返った後は、180度身体を回転させて前方に眼を移すと、平らな道のその先はまた階段となっています。ここで、一旦引き返し、この階段の上に繫がる道を探し求めて、通りに戻ります。
戻る途中で見つけました。暗い山の中、苔むした石塔の前で、鮮やかに光る椿の花。
通りに戻り少し行くと「小倉青年館」の案内を発見。距離的にもこの辺りが怪しいと睨みました。
両側は住宅の小道。
右に折れ、
左に折れ、
青年館の前に到着。右側に石段、
水色に塗られた手摺りに見覚えがあります。
石段を下ります。
間違いありません。光堂への路です。
本来、こちらから入るのが正しいのですが、石段を下ったり、登ったり、かなり険しい参道なので、印西市の教育委員会としては“裏道コース”を“見学コース”としたのでしょう。
“参拝”するお方は、正規ルートをオススメします。石段を下りて、また石段を登る、険しい山道を辿った方が、御利益があり、有り難く、そして、“光堂”が輝いて見えるのです。
わたくしは、暗く湿った険しい山道を下り、そして登り、やっと辿り着いたその先の、開けた空間に佇むお堂が、とても、とても、輝いて見えたので“光堂”だと思ったのです。
でも、しかし、“宝珠院観音堂”が、光堂と呼ばれるのは、内部に金色に輝く厨子があるからだそうです。何か、アッタリ前で、身も蓋もないのでした。
これで、震災で一時中断していた“光堂シリーズ”を終わります。
※11時50分現在の放射線量は「0.21μSv/h」です。
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