歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

④王子は“名主の滝公園”深山幽谷で精養軒

2013年04月01日 | 東京の風景
先週の続きです。

まだ“名主の滝公園”に居ます。


桜を愛でつつ、発泡酒を飲み、お花見弁当を食べ、そろそろ食後のウォーキングです。園内を歩きます。


面積は“20,790㎡”で、いわゆる“東京ドーム(46,755㎡)単位”では、0.44個分ですので、約半分程度になります。何となく、判ったような?判らないような?まあ、兎に角、それなりに広いのでした。

深山幽谷?の趣も、


それなりに、味わえたり、


それにしても、カラスの奴がかなりうるさく、鳴き叫いていたり、


それでも、なかなかの広さと、奥行きのあるお庭です。


「名主の滝公園」は、その名の通り、江戸は安政年間、王子村の名主・畑野孫八がつくった自宅の庭が始まりで、その後、1938年(昭和13年)に“株式会社精養軒”の手に渡り、食堂やプールを開設し、戦後は、東京都に管理が移管、その後、北区の施設になったのです。

私の記憶では、板橋区から北区の赤羽に移り住んだ小学校の4年か?5年?のその頃は、未だプールがあったような気がします。

それにしても、戦前には、あの“精養軒”がこの公園で食堂やらプールを営業していたとは知りませんでした。飛鳥山、音無川、王子稲荷、そして、名主の滝、戦前までこの辺は、それなりの“観光地”だったようです。

こちらは、現在、“耐震補強工事”が、ほぼ終わった?ように見える“老人いこいの家”です。


老人の仲間入りが近い身にとって“老人”の文字が、とても、とっても、気になります。歳をとった証拠?


公園内で最大の滝が見えて来ました。カメラを構える人の姿がチラホラ見えます。


狙っています。


私も。


地下水を汲み上げ、滝になり、渓流?になり、池に流れて行くのです。


ほぼ、公園内を一回りし、トイレに寄り、“名主の滝公園”を後にします。入って来た門ではない、もう一つある通用門から外に出ます。


公園前の通りを王子駅方面に戻り、


王子稲荷を目指します。


それでは、また。

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