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北朝鮮の非核化表明は政策の変化・変更ではなく!到達点です!そしてバカのひとつ覚え!

2018年05月02日 | 世間話し

歴史が動きました。

朝鮮半島は戦争の危機から、南北の平和統一へ向けての、一歩が記されました。

4月27日の板門店会談、歴史的な日となりました。

年内に、間違いなく、休戦状態は終止符をうち、平和協定が締結されます。

マスコミの論調では、核兵器、長距離核ミサイルの廃棄への、道筋に具体性がなく、またしても、北に瞞される可能性ありとの論調が目立ちます。

しか~~しです。もう、決まっているのです。

3月28日に金正恩が訪中して習近平と会談し、4月28日南北会談が行われ、この後、米朝会談で、歴史は動くのです。

そうなのです、北朝鮮は確実に、間違いなく、核を放棄します。

北の核兵器は、あくまでも、アメリカを交渉のテーブルに付かせる為の”交渉カード”であって、実戦配備は前提としていなのです。

北朝鮮が政策を転換させたのではなく、これまでの政策の到達点として、核兵器の放棄を表明したのです。

思い起こせば、あのブッシュが「ならず者国家・悪の枢軸・無法者政権」として名指しされた国々は、北朝鮮を残して、アメリカの軍事攻撃を受けたり、内戦を仕掛けられたり、指導者は殺され体制は崩壊させられたのです。

リビアも、イラクも、アフガニスタンも、北朝鮮だけが生き残ったのです。これまでの核兵器開発政策は、間違いなく、彼らにとって大成功だったのです。

核兵器も、長距離弾道ミサイルも、それなりに手にした今の段階で、交渉のテーブルに付くことは、とても、とても、自然な、政策的帰結なのです。

マスコミが、知ってか知らずか、北朝鮮には、過去、何度も瞞されたとの論調は、核開発の進展状況を無視しているのです。

過去は、核開発途中で、アメリカからの攻撃を阻止するために、時間稼ぎとして、時々、放棄をちらつかせたり、危険な挑発的発言をくり返したり、南へ散発的攻撃を仕掛けたりしていました。

北朝鮮は何をするか判らない、指導者は狂っている、そんなイメージを世界に抱かせ、自国の防衛を図っていたのです。

『何をするのか判らない北朝鮮!』は、日本も、アメリカも、中国も、それなりに、互いに「使い道」があり、互いに、暗黙の了解で、緊張状態維持状態を継続していたのです。

そして、去年より、何をするか判らない金正恩と、何をするか判らないトランプが、互いに狂気を演じ、緊張状態を極限まで高め、開戦一歩手前までのチキンレースを繰りひろげ、真意を探り合い、最終的に、互いに、交渉のテーブルに付いたのです。

トランプ政権は、アメリカ第一主義の政策を掲げています。パックスアメリカーナ時代の終わりを告げる政権です。

アメリカはアジアから、少しづつ、政治的に、経済的に、軍事的に、手を引いて行くことになります。

アメリカの経済力の低下から、アジアの軍事的、政治的、プレゼンスは低下しつつあり、そこの間隙を中国が埋めつつあるのです。

大きな国と云うか、経済力が大きくなると、その力を誇示し、自国の思い描く形に世界を変え、その手中に治めたくる、そんな欲望に駆られるの?

韓国の現政権は、アメリカよりも、中国寄りの政権です。南北が統一され、朝鮮半島には、親中国の統一国家が生まれます。

北朝鮮の体制保証は、中長期的には、アメリカではなく、中国がおこなう事になるのです。このことは、アメリカも、当然、承認しているのです。

北朝鮮、韓国、中国、アメリカ、四ヶ国で平和協定が結ばれ、その時点で、アメリカ軍は朝鮮半島から撤退します。

そもそも、アメリカは自国民の血を流してまで韓国を守るメリットは、もう無いのです。

と、云う事で、

①北朝鮮が、核とその運搬手段を手にしたこと、

②韓国で保守派の政権が倒れたこと、

③アメリカがアジアから撤退方向にあること、

④中国の経済的、軍事的な力が増大したこと、

それらが、絡み合い、影響し合い、朝鮮半島情勢は変化を遂げたのです。 

東北アジアの情勢は大きく動きます。

日本も、平成の時代は終わります。

日本を取り巻く、政治、軍事の情勢が大きく動きます。

と、云う事で、低次元の「森・加計問題」を抱え、憲法9条の改定だけを、バカのひとつ覚えのように叫ぶ、安倍晋三クンには、とっとと国政から退場してもらい、日本の将来について、国会で集中審議を行う必要があるのです。

これから、ホントに、難しい選択を迫られるのですよ、皆さん!

日本を取り巻く情勢は、新たなステージに向かう事は確かですが、その間、暫く、かなり、不安定で、流動的な時代が続くのです。

こんな時代の政治を任せる、政治家は、政党は、どこなの?何処に居るの? いや、政党に、政治家に任せていては、たぶん、上手くいかない、と、思うのです。

日本を取り巻く情勢が不安定な時は、国内で意見対立していると、外国に付け入る隙を与えるとして、言論の統制を叫ぶ勢力が伸張する危険性もあります。

民主主義は答えが出るまで、時間も手間も掛かります。手っ取り早く、問題を単純化して、簡単に解決できると叫ぶ勢力が拡大する危険もはらんでいます。

兎に角、これから、いろいろな出来事が起こります。

兎に角、長い~~~眼!と、広い~~~眼で、世の中を見つめる必要があります。

ハイ!これで、惚け防止の為の、頭の整理を終わります。

それでは、また。

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2018-05-02 17:19:19
ゴールデンウイークになると日本の政治家、地方議員も含め海外視察へ行く。その割りに、国際情勢、分析がこの有様。貴兄のがよほど参考になります。
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