ムンとする午後。涼をもとめて暫し「ちっちゃい世界」で遊んでしまいます。
スッキリとしないお天気が続きます。台風に大雨、蒸暑さとでいつも通り参っております。いかがお過ごしでしょうか。
「週末はおでかけしようねー」と夫婦でいいつつも、互いの出方を牽制し合うことから今週は堕落ックマ(「ダラックマ」とお読み下さい)モードに入りました。
眠る、食べる、眠る、そして、眠る。。。
ダラックマモードは快適とはいえば快適なのですが度を過ぎると何であります。
ネットをたぐってみてもあまりモチベーションも上がらず、テーブルの上にある未紹介のライトをゴニョゴニョといじっていると何だか写真を撮ってみたくなりました。
今週は先週紹介した
SUNWAYMAN社の
R01Aというキーライトをご紹介します。
ライトそのものに興味の無い方は後半をご覧下さい(笑)。
単4電池1本を使う小指くらいの大きさの小さいライトです。色はフレンチローズ。他にナチュラル、タン、ダークグレイのバリエーションがあります。
ヘッドを締めると点灯、緩めると消灯という簡単操作です。
あれ?もう一本出てきましたが。。。気にしない(笑)。。
手前はナチュラルです。薄い
オリーブ色っぽいのですが、彩度の高いアルマイトカラーと違い落ち着いた色合いで中々気に入っています。
使用しているLEDは5mm砲弾型の高輝度LEDで中心はやや青みを帯びるタイプです。細かく、いぢ悪に見ると色むら等も見られますが、この手のライトとしては中心スポットから周辺光への繋がりもは綺麗だと思います。
写真では伝えられないのですが、スポット周辺にうすーく周辺光が出ていて広範囲を大きさに見合った適度な明るさで照らしてくれます。
普通1.5Vの電圧だとLEDは光りませんが、この緑色の基盤の奥にカシコイ電気回路が組み込まれていてLEDを光らせます。
メーカーのページによりますと、10ルーメンの照度を保って11時間(sun modeと表記しています)そして、後10時間 moon mode と呼ばれる弱灯モードで発光するそうです。森のなかまは未だ moon mode で光るのを見たことがありません。。。
ちょっと楽しみな暗さです。
ネジ切りは角タイプでHA3で仕上げられています。転がり防止と回す時の指かかりのためにナットのような形状をしています。ピッチ幅が広く少ない回転量で操作できクセになる回し心地です。
ローレット、ナーリング、チェッカリングと色々呼び方はありますがすべり止めも確りと付いていて操作感の良さに貢献しています。またノペっとしてしまいがちなデザインにアクセントを添えています。
最近よく見かける1000円ちょっとで購入できる懐中時計と一緒に撮ってみます。
何となくアダルトチックに見えなくもないですかね(笑)。。
せっかくですから、色を
テレコにしてみました。思った程面白くないのでちょっと何ですが(笑)、タンとナチュラルなんかだと合うのでしょうか。。
単4一本の代名詞ともいう
MAG Lite社の
Solitareと並べてみますが更に短いのであります。
ローレットで少々厳ついクセに短くて可愛いらしいのであります。
可愛らしいといいながらも、防水性能は
IPX8です。ヘッドを締めた状態、つまり点灯した状態での性能だと思います。点灯状態で流水でジャブジャブしたりするとなかなか綺麗で楽しいのです。
まぁ、わざわざ酔狂な事をする必要はないのですが、水に浸けてしまったらカメラのブロワーなどで水滴を飛ばしタオルでよく水気をりましょう。出来たらヘッドを外してOリング手前の水分もとっておきましょう。
さて、冒頭の写真にもありますようにシナプスを刺激するには十分な配光パターンです(正面からみれば綺麗な円ですよ)。
二つあるのですからお互い協力させて何かやってみたくなります。
いつものように
Quadで色を付けながら思いつくままに写真を撮ってみました。今回は配光の面白さに注目してみたかったので2色混ぜを禁じ手としてみました。
未知との遭遇、コンニチハ♪
氷の国の扉から北風がピューッと吹き出てくるよう必死に考えてみれば多少は涼しくかんじるでしょうか。。あっ、青と緑がまざっているような。。気にしない気にしない(笑)。。
せっせと協力して何をしているのかと思えば。。
今度は炎を起こしているようにも見えませんか?ムシ暑いといいながら、いったい何をしたい?
光が重なり合うとその分明るくなります。撮っている最中は気付きませんでしたが炎の左右に一段と明るい点が二つ現れました。
なお、この写真は天地をひっくり返しています。
主光がクロスを作っています。
こちらは、転がり止めの影でクロスを作ってみました。
ちょっと微妙(笑)なので
ドラキュラ伯爵にも無視されてしまいそうです。。
こうしてパラボラが二つ並ぶと健康な男の子は「ミサイルおっぱい」と思うかも(すみません)。。夏も近いですからね(更にすみません)
青のクールさも良いのですが、白色LEDの光と緑の組み合わせが結構気に入っています。
サササッ、季節外れですが苔の上にスケートリンクを御用意させて頂きました。脳内でお好きな小人さんとスケートを楽しんで下さい(笑)。。
「ちっちゃいライト」で作る世界は、これまた「ちっちゃい」のでありますが、なかなか楽しいものであります。お楽しみ頂けたのならば幸いです。
それでは!
P.S.
苔と小人で
坂田靖子さんの「
水の森綺譚 III」(文庫版でない同じタイトルの単行本版の3巻)に出てくる「小さいおじいさん」を思い出しました。
「 ポケットには みじかい ハッカの棒と まがいものの キャンディを もっていて だれかに みつかったら あわてて たべて しまう 」
ワイフに教えてもらった漫画なのですが、これがなかなか良いのです。
ファンタジーの中でさえ善悪や運命の苦悩がギシギシと描かれる作品が多い中、とてもホッとできる世界です。
梅雨の夜、眠る前に雨音を聞きながら水の森の不思議なお話にまどろんでみてはいかがですか。おススメの世界です。