「ひゃっほー」と走ってくる子供達。やっぱり歩いて渡って来れる島はいいですよね。さぁ!冒険だ!
マリンピアで水族館を楽しんだあと森のなかま夫婦は海岸沿いに歩き始めます。てくてく。
五大堂の透かし橋を渡ります。本来は足下を見て気を引き締めるの意味合いなのだそうです。
旅行に行く前からお客さんや同僚から行くように言われていた五大堂です。
五大明王象を祀っている事から名前がついているそうです。もちろん森のなかまも夫婦もお参りをしてきました。
次に目指すのは「
福浦島」です。
松島に来てから左手に長ーい赤い橋が見えるのが気になって気になって仕方なかったのです。
長ーい赤い橋は「福浦橋」と呼ばれています。通行料として大人一人200円がかかりますが、橋の維持費を考えるとむしろ安いのではないかと思います。
横長のチケットに観光写真が載せらたチケットを想像していたのでちょっと驚いてしまいまいした。松島町育ちのマンガ家:
手代木史織(てしろぎしおり)さんによるものだそうです。
こういう事で地元に貢献できたり、されたりするというのも何だかいいですね。
さぁ、我々も渡りますよぉ
福浦島に渡ると右手に見える砂浜。なんだか秘密の砂浜っぽくて誰もがここでパチャパチャやりたいと思いますよね。
何だか見過ごせない下り坂。。紐があるので立ち入り禁止かと思ったらコブができています。こ、これは「降りておいでよ」なのでしょうか。。先に外国人の夫婦が降り始めます。森のなかま夫婦も遅れじと降り始めます。
なんと砂浜に出てしまいました。そう言えば遊覧船からも見えていた気がします。
ワイフは「わーい」と早速パシャパシャしちゃっています。
夏なので私も。。気付いてみれば外国人夫婦もパシャパシャやっています。
こんな風に砂浜に荷物を置いてパシャパシャしていました。遊覧船から見れば「浜辺があって人がいるね」といった光景の一部になっているのだと思います。
パブリックなのにとてもプライベートな体験という不思議な感覚ですが悪くありません。
「ねぇねぇー、こんぶ」
「おーっ、こんぶだ」
ワイフが海に足をつけると必ず昆布を見つける気がします。あれは何年前だったのかなぁ。
チクッ!チクッ!
足下がなにやらチクチクします。よく見て見ると
フナムシの小さいのみたいのが足にへばりついて噛んでいます。波打ち際に獲物がやってくるのを待っていたようです。
両夫婦で「アウチッ!」国際親善大会となります(笑)。
そこへ秋田犬をつれたカップルも登場しました。男性はあれよあれよと上着を脱いで犬をつれたまま海に入って泳いでしまいました。
お連れの方はビデオをとっていたので「撮ってもいいですか?」と訪ねてから犬くんとご主人の泳ぎっぷりを撮らせて頂きました。
でも。。犬君。。早く上がりたそう(笑)。。
足に砂をかけて乾くのを待ちます。手で払うとパラパラと砂は落ちますがなかなか落ちません。
トラベランド日吉駅前店で今回の旅行を組んで頂いた時に「おまけ」で戴いたウエットティッシュがこの時大活躍でした。ありがとー。
「あずまや」からの風景だったでしょうか。段々と晴れてきます。
ワイフが見つけたのですが、この子は真下を向いて花をつけていました。相当恥ずかしがりやさんのようです。
天神崎付近だと思うのですが砂浜を見つけるとどうしても写真を撮ってしまうようです。
きっと森のなかまの頭のなかに「無人島にある小さい秘密の砂浜」というイメージに対して凄く太いシナプスが形成されているに違いありません。
天神崎から元のコースに戻るところです。海辺の松林はいいですね。
本格的に日が射し始めました。緑が輝き始めコントラストが強くなり始めます。
252メートルの橋で繋がる福浦島を一周してきたようです。
木立の影もおちるくらい晴れて来ました。
これだけ晴れてくると秘密の砂浜ではありませんが、心地の良さは変わりません。
さて、蒸暑さから一転、日差しも強くなり汗はガンガン出てきます。ホテルで胃袋に積み込んだ朝食もどうやら使い果たしてしまったようです。
「塩分がほしい。。」
「ラーメンが食べたい。。」
「そうだ!ラーメンだよ」
満場一致でラーメンを食べる事にしました。
しかし蕎麦は結構あるのですが、ラーメンを謳うお店が少ないのです。
「ゥ、ルァー、ルァーメン、ラーメンを食べさせろぉぉ~」
炎天下のなか「ラーメン」を求める亡霊が二つ松島を徘徊する事になります(笑)。そしてようやくお店を見つけました。
どん!
どうです!まだ口をつけていません!美しい飲み物です!
じゃーん。チャーシューメンです。海苔が2枚ついていていい味なのであります。うまかーっ!
「じゅじゅじゅる~。ずびぃーずびぃー。おいしいね」
「じゅじゅじゅる~。かみかみ、ぐぃぐぃぐぃ、ぷっはーっ。おいしいね」
以下ラーメンが無くなるまでリピートが続きます。。
どんなに高価なものでも、その時に食べたいと思うものに勝るものはありません。とても美味しいラーメンでありました。
燃料を補給し終え、超ハイテンションのワイフが向かう先は。。それにしてもメッチャ嬉しそうだな。。
それでは!