微かに夕焼けの気配が残る大気もやがて濃紺色に染まっていきます。
会社を出るといつもの「もわーん」がありません。なんて素晴らしい事でしょうか。あはーん。いかがお過ごしでしょうか。
徐々にですが日が暮れるのが早くなってきています。少し気合いを入れて早めに行動してみました。
本日の「エビ天浮かぶ空の丘」です。ヒコーキ雲の先に丁度太陽があって「めんたこ」がシューッと雲を吸っているようです。太陽はそこそこ高い位置にありますのでかなり下向きの角度で
光芒がでています。
太陽は黄色みを帯びていながらもまだ白色ですが、その下はかなりオレンジ色になっています。
層積雲に遮られて青い光が拡散して赤っぽい光だけが地上に到達しているのかもしれませんね。
190段階段の手前でも撮ってみます。
先日見た教授の「
ソーダ沸石」が居心地の良い場所をみつけて空に出てきたみたいです。
アパートに到着しました。光芒が先ほどよりも上を向いています。太陽が沈んでいるのを何となく実感します。ここまでが
Q7でした。頼りになる相棒であります。
輝いている雲の縁をとっていると、ちょっといつもと色合いが違うなぁと思いつつ、なんだかこれもいいなぁと思ってパラメータを確認しました。彩度を思いっきり下げたままでした。派手さはないものの妙な質感があり気に入りました。
早くも下の方は炎色がメラメラと出始めました。
こちらから見て光を遮っている黒い雲の向こう側は太陽に面しているので思いっきり光を反射しているはずです。その反射光を受けて近くの雲が輝くとこんな感じになるのかなぁと勝手に想像しています。本当のところはよくわかりませんが、なんとなくそうだと楽しいなぁと思うのであります(笑)
プカーンとちっちゃい雲がたゆたっているように見えますが手前の
層雲にかくされた氷山の一角です。
どーん。と彩度を元に戻しました。黒が多いとなんだかやたらドラマチーックになるような気がします。何かに似ているなぁと思ったら「
琥珀」でしょうか。
久しぶりのお月さま。ヒコーキ雲がグングンと伸びていきます。
こっちにもヒコーキ雲ですが、こちらは
消滅飛行機雲ですね。飛行機が雲の中を通ると排気熱や乱流によって付近の雲が消滅していきます。
どこを撮ってもステキだなぁと思います。
上空には先ほどの氷山の一角です。青空を覆っている黒っぽい層雲がやんわりとした空気をつくりだし
繭(まゆ)をポツンと置いていきました。多分190段階段でみた教授の「ソーダ沸石」だと思います。
こちらでは
ラッコが雲の夢を見ながら眠っていました。
オレンジ色が支配的になってきました。
黒い雲にも入ってもらいます。輪郭を見るとオレンジ色がやんわり回り込んでいるので向こうからみたら光っているんでしょうね。
ミニ竜も夕暮れを振り返っています。
オレンジ色もあっという間に終わりピンク色が出てきました。
高い高度にある雲なので陽が沈むまでの色の移り変わりを魅せてくれるそうです。
上空には紫色が迫ってきています。
この赤色は水平線に着く事無くフワッと表れ、そして消えていくようです。
もう誰も夕焼けとは思わないでしょうが、こうして眺め続けていると意味を持った文脈のようなものを感じてしまいます。輝いてはいなし、パッとみの美しさはないのかもしれません。
でも、今日突然好きになってしまいました。こういうのって何かのアレでナニですよね(笑)
好きになるのに理由はいりませんもんね。
というわけで、本日最初の一枚目につながるのでありました。
それでは!