会社を出て真っ先に目に飛び込んできたのが
鉤状雲(かぎじょううん)でした。
朝は肌寒いくらいで迷わず長袖のシャツを着ました。風も強いので上着を羽織ろうかと思いましたが玄関を出て思いとどまりました。いかがお過ごしでしょうか。
朝は雲が一つもない青空がひたすら広がっていました。普通「雲一つない澄み切った青空」と表現するのかと思うんですけど(笑)
今日はくもブログもお休みで土曜日に撮った写真を整理しようかと思いながら会社を出ると。。
ゲェーン!

フックのような形をした鉤状雲が「ひゅんひゅん」飛んでいるではないですか。左側には「もしゃー」とした髪の毛のような、そのまんまの名前の「
毛状雲」がもつれまくっています。写真を撮れそうな場所を探します。

縦横比の高い効率の良い翼をもつ巨大な鳥が飛んでいました。
ちょっと欲張って近くの川岸に寄っていったのですが、この時
Q7のズームレンズのキャップを落としてしまったようです。。一応探したんですが。。出てこないものは出てこないのであります。普段なら相当メゲる君になるのですが、今はメゲている時間はなさそうです。

日吉駅に着きました。縦に細い
光芒が幾つも走っていました。こういう光芒もあるんですね。光を隠している正体は誰なんだろう?
今日は空に向かってカメラを向けているおじいちゃんを見かけました。首から吊った高性能コンパクトカメラを両手に持ち、目線は空をみています。何か凄いオーラを放っていました。どんな写真を撮るんだろうなぁ。

慶応大学のグラウンド上空です。あのカタマリやスジが全て氷晶とは知っていても不思議なものであります。

「エビ天浮かぶ空の丘」に到着しました。

試してみたかった
ハードコントラスト弱であります。それほどオドロオドロしくないですね。細い光芒で巻雲のスジ状の雲が浮き上がっています。そんなわけはないのですが、まるで光で雲が溶けているみたいに見えます。

少しずつズームしてみます。あーん。

頭のなかの幸福物質がドクドクと溢れ出します。あーん。あーん。

ちょっと太陽を外して左にふってみました。下にはロール状になった層積雲が「
電車ごっこ」をしています。細かい光芒はこの子たちがつくっていたんでしょうね。
さぁ、これは急いでアパートに帰られねば。。。ということで珍しく小走りになります。

毛状雲がゆらゆらと徘徊しています。さてアパートに着きました。ワイフは楽しい写真を撮れたらしくニコニコしています。森のなかまはハァハァしています(笑)
手を洗って「うがい」をして(これ大事)カメラを取り出しワイフを誘ってレッツゴーであります。

輝いている!輝いている!

ハードな画も面白くなってきましたが、こういうポワーンもやはり好きなのであります。

巻雲よりも白く輝くのはヒコーキ雲ですね。

見た目は凄いけどどこにも落ちない流星群が空に浮かんでいるようであります。

若気の至りで斜めにしてみました。といいますか広く空を入れると建物が入り込んでしまうので苦肉の策であります。でも「
きんと雲」にのって流星群と一緒に飛んでいるような気にもなるような。ならないような(笑)

ほぼ下から眺める鉤状雲ですね。編隊飛行を堪能させて頂きました。

さて、少ないですが赤いものも見て頂きましょう。

みんな同じ方を向いています。何処にいくんですかね。

オレンジ色から赤色に変わってきました。今これを書きながらFMラジオで藤圭子さんの追悼特集で「舟歌」を聴いていたりします。なんだかこの歳になって聴けるようになってきたなぁ。

どうみても鳥ですよね(笑)この子を見つけた時は夫婦で「とぉりぃ~」と口を揃えていました。まだ社会的に認知されるレベルでしょうか。

今度は曲が「マイウェイ」になりました。意外な選曲ですがやはり藤圭子さんですね。うーん。すごい。。って何だか完全に脱線してますね(笑)

このピンク色はそろそろ夕暮れの終わりが近い合図です。

でも雲はいなくなってしまうわけではありません。

夕暮れを過ぎると再び白い色に戻るのでありました。
それでは!