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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

FENIX E99 TI

2014-10-13 01:22:32 | フラッシュライト
漢くさくないキレイな小ちゃいライト

台風19号が来ています。大きな被害がないと良いのですが。。通勤時に当たっても良いように衣類に撥水加工等の小細工をしていた日曜日であります。いかがお過ごしでしょうか。

以前はあまり興味がなかったチタン製のライトですが、Mix6 Ti, T20Tと使ってみると「なるほど」男の子を惹き付ける理由が少し分かるような気がします。
MidスタートなMix6 Tiも便利なのですが「Lowスタートでバランスが良い1AAA」があったらなぁ、と思っていたところこんなページを見つけてしまい無くなってしまう前にと即日購入してしまった次第です。

本日はFENIX社のE99 TIを紹介します。そういえば。。あまりにも有名なFENIX社ですが森のなかまとしては初めての紹介になります。実は一本ヘッデンをもっていますが。。なかなかの優れものです。。機会がありましたら。。



いきなり。。「はこ」です。。。なんと。。コロコ クロコ柄の型押しなんです。。


いわゆるギフトボックスというものかと思います。「ハコに金かけねーで安くしてくれよぉ!」という気持ちも分かりますが。。そういう性質の製品なのでしょう。。でも。。あはは。。はぁ。。

ちなみに二重管と予備のOリングは説明書の間に挟まっています。慌てないで下さいね。


ギンギン・ギラギラのポリッシュ仕上げです。


加工が難しい。工具がヘタれるのが早い等からチタン製では細かいナーリング加工が無いものが多いらしいのですが、目の前にあるのは随分確りとしたナーリングです。


「ナーリングだけでは操作性に不安が」という貴兄にはこんな溝まで彫られています。キレイに彫られているんですが「角っこ」がちょっと痛いくらい鋭く彫り込まれています。まるで。。

翼を取り付けたくなるような溝です(笑)

クラフトマンシップ的には「面取りせーや!」というご意見もあるかと思いますが。。まぁ。。見た目は鋭く緻密でカッコいいです。
気になる方はマイナスドライバー等で「角っこ」を何度も撫でていくと多少アタリが軟らかくなります(笑)
別にこんな事しなくても良いのですが、こうやって自分のものにしていくのが単に好きなだけであります。


単4電池1本もの1AAAライトMix6 Ti, Eigerを並べてみましたがダントツでE99が短いです。ちょっと太っちょですが、そのお陰で短くても操作はし易いかと思います。


ヘッドの裏側です。プラスとマイナスを間違えて入れても大丈夫な機構を備えています。
基盤に穴が二つ開いているのでプライヤーを入れて回して分解しようと思いましたが接着されているのか動く気配は微塵もありませんでした。


ヘッドと接合するネジ切り部です。チタン製のツイスト式ライト(ヘッドを捻って点灯するタイプ)は回した時の感触がゴリゴリすると聞いていたのですが、確かにゴリゴリします。ワセリン等を塗ってテレビを見ながら何度も捻っているとそれなりに「こなれてくる」きますが、やはり多少はゴリゴリします。


なので、シミクローム(コンパウンド)をネジ部に塗って何度か捻ってみたらそれなりにスムーズになりました。一般にネジ切り部にコンパウンドは御法度かと思いますが人間は自由であります(笑)ちなみにこの手の事をする時はOリングにペーストが付いてボロボロにならないようピックツール等で外しておきましょう。楊枝でもいいのですがピックツールの使い易さを知ると誰かに伝えたくなるくらいであります。


多少ネジにアソビが出来ると。。点灯するギリギリまでヘッドを締めておきヘッドを押さえながらテールを押すとモーメンタリー(押しているときだけ点灯して放すと消灯)で点灯し易くなります。チョッと使う時にモーメンタリーはなかなか便利んです。短いボディなので順手、逆手、注射器持ちと色々できるのがウレシイです。

両手で操作するのが確実ですが、片手でツイストする時はボディ内にはスプリングがあり電池を押し上げネジ部を圧迫しますので親指と人差し指でヘッドを引きながらクイックイッと回すと、抵抗が少なくてツイストし易いように感じました。


Adobe Airのアイコンのようなテールは二重管を付けてもキャンドル立てができるような形になっています。


恣意的なラインは少なくシンプルな構成でよく出来ているなぁと思います。


Low:4Lumens(30H), Mid:26Lumens(4H15M), High:100Lumens(35M)

小さいサイズのXP-E2ということなので、ピーンとした鋭いスポットを期待していたのですがコリメータ(レンズ)によって大きめの軟らかいスポット。そしてパワーのある周辺光であります。帰宅時につかっていますが市街地の夜道では使い易いと思いました。
各モードではPWMのようなチラツキは全く感じませんでした。

ランタイムはアルカリ感電池のものでニッケル水素ではMidは変わらず、Low:28H, High:50Mだそうです。
Highは3分の連続点灯で加熱を避けるためMidに移行しますが、再びHighにすることもできます。ちなみにMidは付けっぱなしにして使ってもさほど熱くなりませんでした。
各モードの明るさの違いが明瞭に分かるよう配分されているので、明るさが足りなければもう一段上げれば良いと単純明快であります。


Highは良いのですが一番使うLow, Midが「ある日~パパと二人で~♪」ぐらい緑色だったので、どうせなら「暖色へ」ということでLee Filter#152 PALE GOLDをペタリと貼ってみたものです。


ベゼルからコリメータ表面までは僅かな差しかなく固定方法がなかったので10年以上前に路上で配っていた「3Mの透明美色」というセロテープで貼っています。随分良いものを頂いたものだと今も感心します。
フィルターを切り出してからテープを貼って、ベゼルを飛び出ない程度のノリしろをドラパスパンチコンパスで再び切り出したものをペタンと貼りました。


この写真だとセロテープで貼られているのが分かるでしょうか。水に濡らさなければ特に問題ありませんしダメになったらまた貼れば良いだけです。

このコンパスでフィルターのような薄いシートを切るときは「おろしたての刃」だとカッティングマットに引っかかりシートが歪んでしまう事があります。適当に紙等を切っておくと良いです。
あと。。。刃は進行方向に対して直角に取り付けている事を確認しておくのが吉です。いい加減にやると結構曲がって取り付けてしまいます。


時間制限があるとはいえ単4電池で100ルーメンが出せるのが売りなのかもしれませんが、森のなかま的には面白みが無いくらい「普通に使えるLowとMid」に魅力を感じます。
ポリッシュされピカピカですが程よいナーリングでイヤミな感じもなくカランダッシュのレトロみたいで落ち着いています。っと言うと、ちょっと褒め過ぎかも(笑)。。

これでNichia 219が載っていたら。。。真鍮製で銀メッキだったら。。そんな事も考えたりしますが、日に日に愛着が湧いてくるライトであります。

一応数に限りがありそうですので、こういうのがお好きな方はご覧になってみては如何でしょうか。

それでは!

P.S.

今回は「なかまたち」は休養中。。絵柄が渋くなってしまいました。なので日曜日の夕焼けを。。。


17:08 南西の空です。E99を撮っている合間に撮ってみました。

それでは!
コメント (2)
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