こんばんは。怪しいものではありませんよ。
よく降る雨です。いかがお過ごしでしょうか。
本当は金曜日に投稿しようと思ったのですが急な仕事で帰りが遅くなってしまいました。「
正平ちゃん」の「
448日目釣石神社」は日曜日の再放送で見られたのですが「
風の果て」の
第6回「最後の敵」を見逃してしまったのが心残りであります。同じ
藤沢周平さんの原作でありながら「
神谷玄次郎捕物控」とも違うタッチ。。最初は「ながら」で見ていたのですが、ついつい見てしまう渋いドラマであります。
本日は
Quadでおなじみの
BAYCO社の
BAP-1002B2の紹介と、性懲りもなくLEDの球替えを紹介します。

トレンディなサイドスイッチ。スイッチをカチンと押し込むとSpotで点灯します。もう一回カチンと押し込むとWideのみが点灯します。そして、さらにもう一回カチンと押し込むと消灯です。半押しによるモードチェンジはありません。
BAP-1002B2は単4電池1本で4ルーメン20時間のランタイム。電池込みで29グラム。既に廃盤ですが
こちらで購入しました。
単4電池2本で動作するより明るくDualモード(正面を照らすスポット、足下を照らすワイドを同時に点灯)が使える
BAP-1006B2は現在も製品リストに載っています。

スイッチの裏側にWide用のLEDが顔をのぞかせています。
順手持ちで操作すると自ずと下を向くので足下を照らすようになります。屋外で使用するにはややパワー不足なので直立させて机の上でハンズフリーで使ったり、スタンドと組み合わせると良い仕事をしてくれます。
ちなみにWide側であれば上下どちらでも直立させることが出来るのもウレシイです。

Wideを発光させています。Spot側にも光が漏れてくるのが面白いです。内部には鏡面になっているパーツ等は使われていませんのでLEDそのものの光で照らす事になります。

電池蓋の横にリングを股がらせるキリカキがあります。結構ダイナミックなやり方ですよね♪
ボディは全て樹脂で出来ています。表面はサラッとしたゴムのようなコーティングがされていますので滑り止めとして機能します。
この手のコーティングは長時間使っているとベタベタと劣化していく事が多いように記憶していますが、こちらはどうなんでしょうか。

Spot:4Lumens(20H), Wide:4Lumens(20H)
青白いですが色むらが少なく綺麗な配光だと思います。
1AAAとしてランタイムに重きを置いているわりには十分な明るさではないでしょうか。メーカーが言うように対象物にくっ付けても眩しくないくらいの明るさはというのも時には重宝するものであります。
色むらが無いので青白さはLEE Filterで何とかできてしまいます。なので当初はLEDの交換はしなくても良いかと思ったぐらいです。
でも。。白色+電球色のミックス光を手軽に見てみたかったので初心貫徹で交換してみることにしました。

分解はあっけないです。正面のカバーを端からペキペキ剥がすだけでした。

電極はスリットに差し込まれていて、基板は特に固定されていません。蓋をすることで固定されるという合理的な設計です。

既にLEDは交換しています。オリジナルのWide側も570GSのようなLEDを使用していました。以前
QuiqLite Proで電球色と白色のミックスにしたのですが、あげてしまいましたので再び作ってみました。
Spot側も510GSの電球色と白色のミックスです。これは本命のライト向けへの布石であります。ワクワク♪

基板は広々していますし穴のサイズもも大きいので交換の難易度はそれほど高くないと思います。。。と言いながらボケッとしてスイッチをコテで溶かしてしまいましたが(笑)

オリジナル

Spot(
NSDW510GS-K1 +
NSDL510GS-K1), Wide(
NSDW570GS-K1 +
NSDL570GS-K1)
全体的に拡散したようです。Wide側は暗くなってしまったようにも見えますが、暗がりで文字や図面を見るくらいの明るさはあります。
570GSがかなり広角なので奥まった位置にあると上下方向にケラレが多くちょっと勿体ない使い方かなぁと思いましたが、そのおかげで目線の下に置いても眩しくないのであります。なるほど。。
Spotはこれを見る限り普通に暗い拡散系ライトでしょうか。ただ5mm砲弾でこの色合いを出せるというのはなかなか魅力的だと思います。本命ライトはもう少し出力が上ですので期待が持てそうです。ワクワク♪

ミニ三脚につけてWide側のみでトランくんを撮ってみました。

かわいいおしりです(笑)影をみると二色になっているのが分かるかと思います。光源が二色なので遮られなかった光の色が残るんですよね。

カメラのホワイトバランスは太陽光モードです。なかなか暖かみのある塩梅ではないでしょうか。

モノとしての造りうんぬん、所有感などからは遠く離れた位置にある作業灯。しかも電源は1AAAという非力なミニチュアですが屋内であれば重宝する光源になるかと思います。
小型故にルーペの柄と一緒に握ったり、狭い隙間に挟んだり股がらせたり、あるいは軽さを活かして一時的にガムテープで止めたりと大型作業灯やハンディライトが使えないようなところ「まにあわせ」でありながらも柔軟に力を発揮してくれるかと思います。
「球替え初めてなんだけど。。。簡単なのある?」
という方の練習にも胸を貸してくれます。楽しんでみて下さい♪
それでは!