森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

何故にこのような試練をお与えになるのですか?

2012-02-14 23:01:21 | 毛が生えてたり丸いもの
「こんどの週末お天気がよかったらね。。。」

バレンタインです。普段は見たこともないようなステキなチョコレートがお店に並び眺めているだけでも楽しいですよね。

そう。見ているだけなら!

先週日曜日にワイフがとんでもないチョコレートを買って来てしまいました。

「ねぇ、ねぇ、どんなんだか見てみたくない?見てみたいよね?みたーい!」

「よほど気に入ったものを買って来たんだな」と思うので私も見てみたくなります。既に冷蔵庫から箱を出しているので私がリボンを解き箱を開けてます。。パッケージが見えます。嫌な予感がします。。

クマさんのカップルがチョコンと座って語らっています。。。やれやれ。。

私も以前日吉の東急で見かけて「可愛いよなぁ。でもこんなに可愛いと食べられないよなぁ。いったい誰が買うんだろう。まったクマ。。」と思いました。それが。。目の前で「週末のデートの約束を取り付けている」シーンが展開されています。

「この子達を食べないといけないんだよね。。割ったり、もいだりして。。」
「あっ!。。。どうしよう。。だべられる?」

ワイフも事の重大さに気付いたようです。

「かなり心に負担がかかるよね。。」
「うぅぅぅ。。。。エーイ!ナメ溶かす!!」
#そんな表現があるのですか。。


本日もらったお小遣い袋。いつもはハッピーな筈の「光明へん」も。。


今回ばかりは「暗黒へん」の「あかばねくん」の方がむしろ救われているような(笑)。。


写真を撮っていると細部を見てしまいます。。とても良く出来ていてパッと見た以上に可愛いのであります。。なんでこんなに可愛い子達をチョコレートにしてしまったんですか!?

ちょっと後ろに反ったフリをしながら彼に背中をつけてみようかな。自分の行動にビックリしながらも彼を見てみたい彼女。。

恥ずかしいのか頭のなかが真っ白なのか、視線を彼女に向けられない彼。出来る事は不自然に左手を彼女に持っていくぐらい。。
もう少し自分に勇気があれば。。

「ワタシね、ボートに乗ってみたいなぁ」

やめて~(笑)

もう少し勇気が出るのを待ちたいと思います。

それでは!
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フラッシュライト沼に置いていかれた私

2012-02-12 23:16:07 | フラッシュライト
親父にもらったLEDライト。。これが全ての始まりでした。。

「これ欲しい?いる?。。。持って来なさい」

森のなかまの親父は自分があまり興味がないもの、しかし捨てるには勿体ないものがあると決まってこう言います。
ただ、自分で本当に良いと思うものをくれる時もあります。
Bombay Saphireのミニチュア・ボトルには相当ご機嫌なウイスキーを小分けしてくれたり等々。。しかし。。

「懐中電灯?」

フラッシュライトにハマっていない頃でしたので荷物になるから「いらない」と断ろうかと思っていたのですが。。
ちょうどこの頃、ハープの調整でちょっとした照明を探していたのを思い出し。。

「あっ!ちょーだい!でもどうしたの?買ったとは思えないけど」
「ねっ!いーでしょう。エディーバウアーというところで服買ったらもらったんだ」と、私が話に喰い付いたのかチョット得意げです(笑)

私も何度かエディーバウアーで買い物をしましたが、こんな立派なおまけはもらった事はありませんでした。たまたまなのか例の神通力を使ったのやら。。

「グレイトだからだよ。ふっ」

という事で(笑)このライトは私の元へとやってきました。


ストラップには"Eddie Bauer Japan 15th Anniversary"と書かれています。グレイトに依るものではないような、それともやはりグレイトなのか。。

エディーバウアーはフラッシュライトを作っていませんのでブランド名を入れたノベルティグッズと思われます。


光らせるとこんなカンジになります。特に目新しい事はないかと思いますが、当時初めて手にするアルミ製ボディのLEDライトはなんだかクールなアイテムに思えました。


シングルアウトプットです。6-10ルーメンぐらいでしょうか。
配光は綺麗なのですが、もの凄く真っ青です。
この青さは。。。「エースをねらえ!」最終話近くの宗像コーチの病状を聞いた時の藤堂先輩のように青いです。この回はいつもクールな藤堂先輩が赤くなったり青くなったりと大変でした。


5mm砲弾LEDが3灯ついています。


リバース・クリッキー・スイッチと呼ばれるスイッチです。
消灯している状態でカチンと音がするまで押し込み、スイッチを押すのを止めると初めて点灯します。消灯中に半押ししても何も反応しません。

点灯中にスイッチを半押しすると、押している間消灯します。
点灯中に短く押して瞬断させて調光やモードを切り替えるのが得意とされています。

一方、フォワード・クリッキー・スイッチと呼ばれるものは半押しで点灯します。モールス信号にはこっちの方が感覚的にあっていると思います。
カチンと音がなる時には既に点灯中です。
点灯中の半押し操作はできません。このため調光やモード切り替えはカチンと音が鳴る前にすませるか、一旦オフにする必要があります。

ちなみに森のなかまが持っているライトは、このライトを除いて全てフォワード・クリッキー・スイッチです。
どちらが優れているとかではなく用途や好みによるものと思っています。


3AAA(単4を3本)をカートリッジに充填するタイプです。汎用電池で昇圧回路を組まずに小さく作るのであれば3AAA構成はかなりお手軽です。当時はそういう事を知らなかったのでカートリッジ式というのが妙に未来っぽくて新鮮でした。


ヘッドモジュール。基盤が見えます。R1~R3とあるのでLEDごとにちゃんと抵抗器がついているようです。


スイッチ部です。Oリングも付いているのですがパーツの内側と接触している気配が殆どないので過度な防滴は期待しない方が良いでしょう。ネジ山もなんとなく自分自身達で崩れてきてしまっています。
あまり精度は高くはないようです。

ただ精度が高いものであってもネジを最初に噛み合わせる時は力まかせに押し付けない方が良いでしょう。ネジ山が潰れて使い物にならなくなってしまいます。
御機嫌を伺いながら、やさしく噛み合わせましょう。パートナーと同じですと書くと色々怒られそうですね(笑)。


シルバーも渋くてカッコいいのですが例によってQuadで色を付けてみました。

青い事を除けば結構重宝するライトでした。
しかしライトを使ってドーパミンを放出する事を知ってしまうと「もう少し好みのものを」という事になりライト沼にはまっていく事になります。

その後、Leatherman Serac S2を皮切りにSurefireさえも手を出す事になってしまいました。
どんどん、色々なものが破壊されドーパミンの分泌メカニズムが組み替えられていきます。

ワイフにこのライトを渡し常に仕事鞄に入れておいてもらう事になりました。普段は鞄の奥底に入っていたのですが震災の停電の時に期せずして使用する事になりました。
鞄の中に入れておいただけですが、精度が低い事から鞄のなかで擦れたりしただけでネジが緩み埃が入ったりしていました。
仕事用の鞄は雨に降られて水が染みたりと意外に過酷な環境でしたので今はシースに入れた"Thru Nite Neutron 1C"を渡しています。

アルカリ電池と違いリチウム電池(充電池ではなく使い切りのもの)は自己放電も少なく液漏れしないので「入れっぱなし」にしておくには最適です。
ちょっと電池が高くても必要な時にきちんと動作できる事こそ「入れっぱなし」ライトの条件だと思います。


ワイフの仕事用鞄から出した後は、メンテナンスをしてからは何故かテーブルの上が定位置になっています。森のなかまのフラッシュライト沼の原点として何かを語り続けるに違いありません。

「また懐中電灯買ったの?」と親父。。

誰がライト沼に置いていったんだよぉ、と思いつつも震災後プロツールさんから発送してもらったStreamlightのStylusPro」は相当気に入ったらしく鞄に入れているそうです。ふっ。親子だな。。

最近、配光や照射パターンを見るだけでウットリと幸せになれる事が多くなりました。もちろん持った時のバランスや手触りなんかでも恍惚とする事もあります。
こうして森のなかまは少しずつ立派なフラッシュ・ライト・マニアへと成長し続けるのであります。。

それでは!
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連続していない時空 生まれ育った町

2012-02-12 18:42:07 | デフォ
突き出る二つのおっぱいのような京葉瓦斯のタンク。

良く知る人が入院したとの知らせがあり国府台国立病院に行ってきました。
以前は市川に行こうとすると色々乗換と時間がかかったのですが、今は武蔵小杉で10分程歩くと横須賀線に乗り換えられ結構スピィーディな展開です。
2003/12/28に結婚してから住んでいた北国分のアパートから日吉に引っ越して以来市川駅に来るのは何年ぶりでしょうか。
思い出深い南口のアーケードはどうなってるんだろうなぁ?

10Holesを始めるきっかけとなったケンちゃんが遊びにきていた時給145円とバーボンの現物支給で働いていたあのお店。。
見たことも無い相手と互いのハイスコアを塗り替えあう無言の戦いを繰り広げていた20円ゲームセンター「エコー」。
お金が無いのに「寿司を食べて酒飲みたい」と友人とでゲームソフトを売りにいったお店。
不覚にも「するめ」と間違えて食べてしまった「すずめ」。でも焼き鳥は無茶苦茶うまかった飲み屋さん。

下水や化合物や堆積物で独特の匂いがあり「あそこは通りたくない」という人も何人か知っていますが。。
社会人になってから「武蔵野台」「蘇我」「常陸多賀」と移り住み、結婚後は再び市川市北国分に住むようになってから自転車置き場と駅を結ぶこのアーケードを抜けながら色々と思いを巡らせたものです。


もちろん自分が横浜に引っ越していたこともありますが、連続していた「時空」が跡形もなく消え去り、初めて立ち寄る場所のように変貌していました。

南口が再開発されるらしいよ。アーケードも無くなるらしい
「あのアーケードが無くなるわけないよ。昔からあるし想像できない」

物事は自分の想像力以上に進むようです。


こちらは北口。。おぉ時計屋さんもあるな。

ヤマハ音楽教室」に通っていた頃、右側にあるダイエーのビルが建つ前は小さいお店立ち並ぶようなところでした。
今でも巨大な餃子で有名な「ひさご亭」の周辺が当時の雰囲気を残しているようです。
バスに載ると時々誰かのお土産なのか「あっ、ひさごの餃子!」と分かるくらい独特のものでした。
特に空腹時にあの香りがすると「頼むから今喰わせてくれ!」と頭を下げたくなる程のものでした。昔は6個逝けましたが、今はどうなんだろう?
#今調べたら閉店して市川大野に遷ったんですね。。

丁度、国府台病院を通る松戸駅行きのバスが停車していましたので、Pasmoをピッと当てて乗り込みます。このバスは距離に応じて運賃が変わるタイプなので乗った時に整理券を取り刻々と変わる運賃表をみながら運賃を払っていました。
もちろん今はそんな事はしません。
でも昔ながらの整理券も一緒にでていました。
「ひさごの餃子」の匂いはせず、大きな渋滞も無くバスは国府台病院に着きます。

森のなかまは国府台で生まれ、5歳の時に盲腸から腹膜炎を起こして「あと12時間遅かったら。。」というところを助けてもらったという病院です。

「お腹いたいよーっ」
赤玉飲んどきなさい!」

と言われて3日くらいが過ぎ、さすがに「これはおかしい」と掛かり付けのお医者さんに連れて行かれ、即国府台病院を紹介されました。

「現在残っている手術室は工事中で手術ができません」と説明する看護婦さん。
「今手術が必要なんだからなんとかするんだ」と言ってくれた執刀の先生。。

後に両親から聞いた話ですが、本当に相当危なかったそうです。
毎日、お腹に埋め込まれたパイプのようなものを抜くのが死ぬ程痛かったのは覚えています。
2ヶ月くらいは入院していたのでしょうか、退院して1年後、親父に連れられて執刀してくれた先生にお礼をしにいきました。

入院中は見たことが無かった入り口からの通路は既に照明が消え暗くなっていました。灯の漏れている部屋に入ると先生はいました。
かなり疲れていた様子ですが、親子の顔をみるとニッコリとしてくれました。
おかげさまで今も生きています(笑)。。


各病棟にある食堂スペース。お見舞いに来た人達がここでお話をしたりします。古い病院ですが、独特の匂いはあまり感じませんでした。
そういえば食堂で土曜日は「侍ジャイアンツ」とか「宇宙戦艦ヤマト」を見たよなぁ
2012.02.13 追記:ヤマトは1974年開始なので森のなかまが5歳の時はやっていないですね。シナプスの勢いは時に時空を曲げてしまうようです。

程なく本人が車いすで登場。
脳梗塞が原因で足が動かなくなったのですが、意識はあったのか自分で救急車を呼んで入院したそうです。
随分足も動かせるようにはなったようですがリハビリに後2週間は入院が必要。。

「インフルエンザとかあって思った程リハビリ室が使えないだよ」

インフルエンザが流行しているため院内でもその対応が色々あるようです。
そういえば、私がインフルエンザになったとき「We're all alone」が頭の鳴りまくっていたのですが、今年はワイフが復活後何故か「We're all alone」に取り憑かれてしまいました。
やはりインフルエンザと「We're all alone」には何か関係があるのでしょうか(笑)。

暑い位に日差しが差し込む食堂で、暫く話をしたり、頼まれものを受けたりと時間を過ごしました。
早く元気になってまた美味いもんでも食べにいこう!


国府台病院から「じゅん菜池」へと向かう坂道。中学の通学路でもありました。

時々今の実家がある北国分には行きますが、生まれ育った国府台にはなかなか行く機会がなかったので周辺を歩きます。
坂を下りながら「もしかしたら。。」とカンピュータのデータベースがある映像をはじき出します。。ありました!


「なぜヘビさんが?」とワイフはキョトンとしていました。。

国府台辻切り」と呼ばれる国府台天満宮の大蛇です。
悪いものが入ってこないように集落の出入り口四隅の辻を霊力で遮断してしまうというものです。


ウネェ~。夜見ると怖いかも。。でもそれぐらい霊力はいっているという事ですね。

小学生の頃テレビ取材が来て「テレビに映れ~」とみんなで押し合いへし合いしていたのを思い出しました。
今でもこうして毎年行われているんですね。ワイフも興味津々で見ていました。


じゅん菜池公園につきました。この時期は鴨が大量に来ています。

ワイフと結婚した頃はお金もなく、よくこの公園に来ました。
鴨にネコ達、鯉なんかと遊びながら散歩をしました。


梅が僅かに咲き始めました。
何時もより早い時間なので空の色が違いますね(笑)


なんかくれ~ぷか~。
ワイフのお目当てだった「金色のデカイやつ」には会えませんでした。


通称「特急坂」。。みんなそう呼んでいました。
坂の多い横浜に住んでからは緩くみえてしまいますが。。

そのむかし「あっくん」が森のなかまの自転車で上から走り降りようとしましたが、途中で怖くなったのか転んでしまいました。
大泣きの「あっくん」。。血も出ている。。
「大丈夫」と聞いても泣きまくる「あっくん」。。
そのまま泣きながら帰ってしまいました。森のなかまも

「あっくんが転んでケガした~、血がでた~」と泣きながら家に帰った覚えがあります(笑)。
翌日あっくんは「ケロリ」としていました。

道幅が狭く蛇行できないので、この坂を足を着けずに自転車で登りきるのはマシン性能と脚力の調和が必要であり、それなりに自慢できるステータスでありました。


高校生の頃バイトをして購入した「Optimus スベア」をどうしても屋外で使ってみたくて雨の日友人を連れ出して、この土管の中でラーメンを作くりました(笑)。
ハタから見ても、友人も私も「馬鹿」だなぁと思った事でしょう。。

ちなみに、この近くにお手製の木造屋上を備えた小さな家があり、そこで森のなかまは生まれました。
一家6人で、よくまぁ住んでいたもんです。
今跡地を見ても「車を入れるのも大変だよなぁ」と思うくらい狭い敷地が車庫になっていました。

信じられない事ですが私の生まれる前から「Steinway & Sons」のアップライトピアノがあり、当時周囲に何もないのに付近を通りかかった調律師が。。

「そのスタインウェイを調律させて下さい!」

と言わせしめた伝説がありました。アップライトと言えど相当高価なはずです。一体どうしたんだろうと今でも不思議です。

ピアノ。。。兄弟は全て母親(ピアノは弾けない)の超スパルタ教育を受け、実に多くの涙と血が流れました。。本当に血と涙なんです!

私が弾いて間違えると急に目の前が真っ暗かになったかと思うと目から☆が飛びます。本当に☆です。顔面を正面から叩かられたわけです。
椅子の後ろ足を支点に円弧を描きながら倒れる私。。怯える妹。。。

階段を這って逃げる私。
足を掴んでそのまま階段を引きずり下ろす母親。。
泣き叫ぶ妹。。。

多分今では虐待になるかと思いますが、昔はそんな話をよく聞きました。
そういう時代だったんですね。
当時の母親の写真をみると「悪魔がいる!!」と身震いするのであります(笑)。そんな母も随分まるくなりました。沢山の逸話がありますがこの辺で。。


森のなかまが通っていた「市川市立国府台小学校」第1鉄筋校舎。

日が傾いて来たのか太陽が校舎の影に入ってしまい寒々しい感じになってしまいました。
入学当時は第3鉄筋がなく最後の木造校舎がありました。トイレはボットンで「コワイよ~」と入れず漏らしちゃったりする子とか色々ありました。
私も小さい時に何回か漏らした事があります。。子供ながらに哀しいんですよね。。

丘に建っているので構内は結構アップダウンが激しく、各校舎を繋ぐ通路等もワクワクする造りで沢山遊んだ学んだものであります。


今は周囲の林と馴染んでいる「じゅん菜池公園」も最初はありませんでした。
田んぼや、調整池、そして小学校を遮るが如く流れる「ドブ川」があり、ショートカットする愚か者を何人となく捉えては不快かつ惨めな思いをさせていたのであります。

「ジャーンプ!!!」
「あっ!」

この写真の場所は随分後に整備されたところで、水生植物等が別途栽培されていたりします。


水面に林が映っているのが楽しいのです。


穏やかですね。水面。。


鴨達がやってきました。鴨がスピードを上げようとすると見た目にも前傾姿勢になるのも楽しいです。


ぐにゃぁー。彼らはちょっとした芸術家ですね。

さて、以前なら「じゅん菜池公園」を3周はするのですが、お腹も空いて来たので「矢切駅」から北総鉄道で日暮里か浅草方面に出てみようか思っていたのですがワイフが「江戸川」の川原を歩きたいと言います。

ならばという事で学校横のお寺をまわりバス停を目指します。
ついでなので校庭を覗いてきます。


校庭では子供達が楽しそうに野球をやっていました。
実は大人も楽しそうなんですが。。しかし当時は広いと思っていた校庭も今見ると小さく感じます。


講堂も新しく立て直したようです。当時は確か木造だったと思います。雨の日の渡り廊下とか思い出します。

「押すなよー」
「あはは!」

小学校前からバスに乗り京成国府台駅で降ります。
真間川が江戸川に流れ込む位置でもあり、周囲にはちょっと哀しい伝説のある「手児奈」さんを祀る「手児奈霊神堂」等があります。

高校時代の先生のアパートで食べさせてもらったカレーがチャチャクチャ美味くて、レシピを聞いた時に「目指しているカレーがある!」と教えてもらった喫茶店があります。
一度も入った事が無かったので今回初めて入ってみました。

うん。とても美味しかったです!
でも、先生のカレーと随分方向が違うようでした(笑)。
本人は悩んでるかもしれませんが、森のなかま的には先生のカレーの方がより好みでした。。なかなか人生思い通りにはいきませんね。


一級河川では見慣れた風景ですが、ここも思い出深い場所です。
この位置は川が蛇行していて市川側の川岸は狭く、よく対岸の広い川岸に行って「二宮康明」さんの紙飛行機を飛ばしていました。

確か紙ヒコーキに出会ったのも腹膜炎で長引いた入院生活の時に、親父が「良く飛ぶ紙飛行機」買って来てくれたのが始まりでした。退院後はもう夢中で作って飛ばしまくりました。

しばらく休みが続いた後に大学生の頃、腹膜炎の後遺症か腸が折れ曲がり易く「腸閉塞」で入院した後、思いだしたように再開し、大正生まれの師匠に出会ったのもこの川原でした。
腹を切ると紙ヒコーキを始めるシナプス結合なのでしょうか(笑)。
JPAAの大会での成績は最高で8位だったような記憶があります。。時間があればまたやりたいよなぁ。。
もちろん腹を切る事無くですよ(笑)。


JR, 京成, 国道14号と沢山の橋があり、ちょっとした橋銀座状態です(笑)。
右側に小さいながらも東京スカイツリーが写っています。


「よーし、電車撮るぞーっ」と意気込むワイフにならい無謀にも31mmで京成電車を撮ってみます。。


ちょっと奇景なので撮ってみました。


どうやら国府台駅から市川駅まで歩いてしまったようです。
新しく立てられた立派なマンションは可愛らしい外観をしていました。


マンションの敷地内には池があり、この窓を通じて中を覗く事ができるようです。
色々な背の高さの人が見られる配慮なんですが、絵が飾られているようにも見えて楽しげです。

帰りに駅ショッピング街「Shapo市川」に立ち寄ります。

可愛らしいカーディガンを見つけワイフに教えるとレベルメータが上がり出すワイフ。最近森のなかまが見つけるアイテムは結構ヒットします。

「どうせなら、吊るしみたいにこういったシャツと組み合わせたら?」
「可愛いすぎると思うんだけど。。」
「そちらでしたら半額でカーディガンと2点なのでさらに10%オフになります」
「ビビビビーン!」

暖かくなったらそれを着て散歩をしようね。

昔を思い出しながらツラララと書いていたらかなりのボリュームになってしまいました。
推敲するとか、そういった類いのものでもありませんので整理もせず増改築みたいな文章で申し訳ありませんでした。

さて、随分と長い間、生まれ育った町を見ていなかったせいか「連続していない時空」が故の変化に戸惑ってしまう週末でした。
ドブ川が走る手つかずの不整地に重機が入り、綺麗な公園になった時、それはとても大きな変化だったに違いありません。
衝撃の度合いや戸惑いこそあれ、変化のまっただ中に身を置いていたので、それなりに自分が順応していったのかと思います。

人間は現金なもので、自分が無関心なものがいくら変化しようと驚きこそすれ、心を痛めたり喜んだりしたりはしないのかと思います。
一方で、この変化が自分の思い出に深く関わっていたりすると「連続していない」事は辛く感じてしまうのだと思います。これまた現金なもんです。

でも、でも、きっと自分が見ていなかっただけで「連続していた」に違いありません。ちゃんとそこには嬉しい事や、哀しい事が沢山渦巻いていたに違いないと思います。

それは今の自分が住む場所や立ち位置についても同様なのかと思います。身をおいて、ちゃんと見て、感じて、何かしらの判断をしていけないんだと思います。

きっと全ての変化に順応していくのは難しいので、そこには優先順位や注意の集中が出てくるのだと思います。もしかしたら「生まれ育った土地」はその中に入らない事もあるかもしれません。。

でも。。可能なら沢山の時間を過ごした場所を時々ふりかえり「連続しなくなった時空」を自分なりに埋めてみるのも悪くはないのかなと思うようになりました。

だって生まれ育った場所って人それぞれであって、ちょっと特別ですから。
少なくとも森のなかまは特別と思うようになりました。

震災から11ヶ月が過ぎた2月の土曜日。重い腰さえあげれば立ち戻れる場所があるだけ森のなかまは幸せなのかもしれないです。

それでは!
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多分復活!?そしてローズガーデンのタッシ猫

2012-02-05 23:36:49 | 毛が生えてたり丸いもの
タタタ、タッシ♪ ゴゴゴ、ゴッシ♪

本日会社の仕事を2件片付けようやくブログを書けるようになりました。
あんな事や、あれも、これも沢山書いてみたい事があるのですが世の中なかなか上手くいきませんね。
しかも今NHKでは「密着!ラッコのぷかぷか生活」なんてステキな番組をやっているので、アハハ状態です。。

もう何度も聞いたかと思いますが「暦のうえでは立春ですがこの寒さ」と寒さが続いた日本列島ですが、関東土曜日はつかの間の穏やかで暖かい一日でした。
また来週からは厳しい寒さが戻ってきます。日本海側の方はお気をつけ下さい。

そういえば1/3に横浜に行って以来、風邪にインフルエンザと1ヶ月が過ぎてしまいました。
森のなかまも金曜日頃にはずっと続いていた頭痛も治まり「週末は是非散歩に!」と思い続けておりました。そろそろ復活でしょうか。。

そして記念すべき復活第1弾(笑)。。やってきたのはいつも通り「港が見える丘公園」です。
さすがにバラはもう咲いていませんが、ローズガーデンに向かいます。
ワイフの猫センサーがフル回転して猫サーチ。。。ピピピっ!


なんだぁお前~、遊んで欲しいのか~?

気が向けば頭をゴッツンしてゴシゴシこすりつけて夫婦と遊んでくれる、時々タッシと体躯を伸ばすタッシくんです。
左のモニャーとしたのはワイフの髪です。そうです。。

タッシ君、ワイフ、森のなかまが惑星直列しているのです(だから何だという話も)。


ゴツン!ゴッシ!ゴッシ!

彼は寄っていくと大抵逃げます。でもワイフは遊んでもらいたくてウズウズ。。ワイフの黄金の右が何やらオーラを発し始めます。。
たっぷりと時間をかけてめでたくリンク確立です。

彼は体のタッシ具合、伸び具合から、そのむかしこの付近で「カツヲ」と呼ばれていた(多分。。)ネコを思い出します。きっと血縁なのでしょう。
ゴンゴン、ゴシゴシと体を当ててきます。
ワイフもニコニコです。暫くすると。。

「あーっ、ネコダーッ!!」と女の子がまっしぐらに飛んできます。
「やさしーく、ゆーくりね」と一応教えてあげるのですが、触っていると我慢出来なくてキュッ!と抱こうとしてしまいます。
「ミギャっ!」と飛び跳ねパンチを繰り出すタッシ君。。

でもツメは立てていません。やさしいんです。人が入ってこれない位置まで後退するとこちらを伺い始めます。暫くは出てきません。

「猫に引っ掻かれたらどーすんの?」と現実的なお母さん
「すみません」と猫デレ夫婦を気遣うお父さん。
「ネコー!ネコー!」と叫び続ける女の子。。

ネコは予想出来ないような急な動きがとても苦手なようです。
だから大人はネコのゴキゲンを伺いながらゆっくりと動けるんですが「モウレツ!ネコまっしぐらみたい」な愛情表現だとビックリしちゃうんですね。

でも、ほんの少しだったけど女の子もタッシ君に触れてよかったね。


撮り忘れていた外観を撮ったのは随分と暗くなってからでした。。何十回も来ているのに入るのを忘れていたイギリス館に入ってみる事にしました。ドキドキ。。


階段の途中に飾られていた生け花。

入り口で靴の汚れをはらって玄関から入ります。見学は無料でした。
館に入ると花の香りが漂ってきます。至る所に生け花、鉢植えが置かれています。古い建物でありながらもとても手入れが行き届いています。


サンポーチの丸い窓に置かれた鉢植え。どんな花を咲かせるのでしょうか。

商業目的の撮影は事務所に声をかけて下さいとのことでした。
座ったり休憩したりする場所ではありませんが、多くの方が写真を撮ったりポケーンと空間を楽しんでいました。静かに過ごしたい場所ですね。


鎖で吊るされたシェード付のランプ。
ネットやテレビも無い時代、鎖の影をぼんやり見ながら何かに考えながら過ごす時間も良いですね。

いつもは外から見ているお庭や建物を中から見るというのは新鮮でした。
会議や音楽会でも使われる事から見学出来ない事もあるかと思いますが、こんどは雨音を聞きに来てみたいなぁと思ったりしました。


本日のスノーボールノースポール

園芸品種だと思うのですが、なんだか最近好きになってしまいました。
とても強い品種だそうです。


ドべん!イブの日にワイフにパンチを喰らわせたこの子は絶対遊んでくれません。でもこの治まり具合をみるとなんだか安心するんです。


またこんな時間に。。

でも日が延びました。
インフルエンザが疑わしく会社を定時退社した時に「17時でまだ日がある!」と認識しましたが、最近日の出も少しずつ早くなってきています。
天候は厳しいですが、宇宙の運行的には日本列島は春へと向かいつつあるのですね。


本日のマグノリアです。
クリスマスイブにお散歩した時に撮った枝と同じものかと思います。
外観的には変化していませんが。随分前から春に向けて準備しているのですね。

やっぱり「ハーイ!」としている小人さんに見えてしまいます(笑)。


出来れば本日入ってみたかった「大佛次郎記念館」入り口付近です。

大佛次郎(おさらぎ じろう)さんは横浜ゆかりの作家で「鞍馬天狗」「赤穂浪士」等の作品が有名らしいのですが、森のなかま夫婦としては「猫を生涯の伴侶と言うほど大の猫好き」という方の人柄に惹かれてしまいました。

入館が17:00と、グズであちこち寄り道をしてしまう夫婦が立ち寄れる日は来るのでしょうか。。。現在改修工事中ですが開館しているそうです。

折角なので隣にある作品名と同じ名前の「霧笛」という喫茶に入りました。
ココアとホットコーヒを注文し、チーズケーキセットにアップグレードしました。この時間、港が見える丘公園で暖かい思いをしたのは初めてです。

なんだか懐かしい感じのする居心地の良い喫茶でした。


再び対峙します。初期プロトコルからリンクへ向けてシーケンス開始です!


まずはかわされます。これもプロトコル通りです。ハンドシェイクに向けて一連のシーケンスを踏みます。


タッシ!


くんなよー
本当に手順はあってるのでしょうか(笑)?


大丈夫でした。リンク確立です。ゴツン!ゴッシ、ゴッシ!


たっぷり遊んでくれましたが、そろそろ「帰れ」とたしなめられました。


そりゃそうです。もうこんなに暮れています。

しかし、こんなに暗いのによくもまぁ写真が撮れるもんです。
森のなかまはお金を貯めてPENTAXのK-5というカメラを買ったのですが、もっとお手頃なK-rは小さく!軽く!手軽に高感度撮影が楽しめるそうです。凄い高性能ぶりですよね。
ちなみに森のなかまは一眼はK100D, K-m, K-5と渡りあるいています。

あれ?

K-r生産終了?流通在庫限りですか?
もしかしてエントリーモデルは海外で発表のあったミラーレス機にシフトするのか、新しいモデルがでるのか。。

ずんぐりとした黄色いボディに愉快なパーツ。よく見るとディテールが凝っていて何となくB&Oを思わせるようなデザイン。既存のKマウントレンズが使用でき、しかもイメージャのサイズは一眼と同じAPS-Cです。無防備に構えていると購入してしまいそうです。


丘を下りながら木々の間からエロチックに照らされるマリンタワーが見えました。

周囲にあまり人がいないので

「セクシー!セクシー!ラララーン♪お腹空いたーっ!」

などと謳いながら景記を目指しました(笑)。

ゴハンが美味しい。健康がありがたい。
神様は時にそんな事を気付かせるために風邪をひかせるのでしょうか。
健康一番!2月も頑張っていきましょう。

それでは!

P.S.

ゴツンと言えば「頭突き」
「頭突き」と言えば少年ジャンプで連載しているレツさんの「現存古代生物史パッキー」が最近夫婦で気に入っています。

コマ割り、台詞、世界観。。とても大好きです。。

うーん。系統は違いますが葦原大介さんの「賢い犬リリエンタール」以来の発売日が楽しみな作品なので立ち読みなんかではなく、じっくりと味わって頂きたい作品です。
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