少しユルいかんじが楽しい
街灯が立ち並ぶ桜坂
「桜は満開だったのですが今日の風で散ってしまったかも。。」
「うん?十分満開みたいですよ」
「あれ?ほんとうだ」
ホテルの送迎車でこんな話をしながら到着しました。
いかがお過ごしでしょうか。GW岳温泉旅行記のつづきであります。
お世話になった「
櫟平ホテル」です。ノンビリ過ごすのが目的のため2泊の連泊であります。チェックインを済ませお部屋へと案内してもらいます。ぬぁーんと最上階でありました。
どんな光景なのでしょうか。
部屋からの眺望です。わぁー。スイートルームですか?
嬉しい事に
虹の歓迎を受けました。主虹はもちろん、副虹もしっかり見えました。森のなかま夫婦は有頂天のレッドゾーンへ一気に突入です(笑)
有頂天のレッドゾーンを持続し続けると後がもちませんので、お茶を入れて茶菓子をパクつきながら一服します。
喫煙もできるのですが、ロビー近くにきちんと隔離され落ち着いて吸える喫煙所もあるのがありがたいです。
ちかくを散策するため桜坂を登っていきます。
国道459号を渡るとヒマラヤ通りの入り口です。
もうちょっと前に出てみます。福島に行ってみたいけど「車がないとねぇ」と言われあれこれ調べて
Wikipediaの岳温泉のページを開きこの温泉街入り口の写真を見たときに「ここだぁ」と思いました。
通りには安達太良山からの水が流れています。
お土産屋さんから出ると、また虹が出ていました。もう一度お店に入って訊ねてみます。
「岳温泉は虹がよく出るんですか?」
「虹でてるの?お客さん運がいいんだよー」
どうやら運が良いようです。
温泉神社で折り返し鏡ヶ池に戻ります。ワイフがキョロキョロすると「タッ」とかけ出し姿が消えます。
ぶら下がっていました(笑)子供がいないのを確認していたんですね。
泊まるホテルが見えます。風が穏やかなら鏡の様に景色が写り込むのかと思うのですが波だっています。今頃ご飯つくってるのかなぁ。。まだ早いか(笑)。。
夕日には早いですが鏡ヶ池夕日ヶ丘展望台へと向かいます。なんと表現したら良いのかわからないぐらいもの凄い風が吹き荒れています。
展望台からの眺望です。安達太良山が雲が覆われています。カメラを向けようとしても風でガンガン揺らされます。
ワイフが安達太良山にカメラを向けて写真を撮ろうとすると更に強い突風が襲いかかります。
「あわわあわぁー」と吹き飛ばされるワイフ。。
「あやわやー」とワイフを押さえ込む森のなかま。。怪我はありませんでしたが森のなかまも危険を感じる様な風でありました。
「カメラむけたら安達太良山に怒られたー」
「むぅ」
「エーン」と展望台の下に避難するワイフ。。
2度も虹を魅せてくれた天候ですが長居をするべきでもなさそうです。あの雲の下は凄い事になっているのだろうなぁと思いつつ、森のなかまも数枚写真を撮って引き上げます。
最終日にダブルハロを魅せてくれた屋外照明にはポッコリと特徴的な雲が浮かんでいました。
穏やかな光景に見えますが依然強い風が吹き荒れています。
マンボー君のような雲です。強い風のなか移動しませんでしたので地形による
レンズ雲ではないかと思います。
寒さもこたえてきましたのでホテルに戻り温泉に浸かります。
泉質は珍しいとされる酸性で露天風呂には数多くの薬草を使った薬草風呂というものがありました。
最近寒い日が多かったのか手首が痛い森のなかまは確り体を洗って薬草風呂へとまっしぐら。。
うっがべぇー、あふぁーっ。ふぇーっ、
気持ち良いです(笑)。暫くすると元気のいいおじいちゃん達が入ってきます。話をしてみると近隣からいらっしゃった方のようです。湯加減もよく話も面白かったので随分と長々と浸かってしまいました。
鍵はフロントに預けているのでワイフが先に上がっても困る事はないかと思いましたが部屋でポツネンも何かと思いましたので部屋へと戻ります。
泉質が合うのかワイフは大喜び。森のなかまも無駄にツルンツルンしてしまいます(笑)。しかし驚きなのは手首の痛いみに効いた事であります。歳をとったからこういうった効き目が現れ易いのでしょうか。いいお湯でありました。
さて、後はメインイベントの夕食であります。お風呂から上がって夕食を待つだけのこの時間は結構好きです。
しかし、遅めの時間を予約してしまったのか長過ぎます。。お土産にかったおまんじゅうに手が出てしまいそうですがなんとか堪えます。。
そして時間はやってきました。。
前菜。。みんな美味しいのですが、たらこの煮こごりが特筆のうまさでありました。
お刺身は見た目以上に結構なボリュームがあります。カメラも人も「EEモード:Eat!Eat!」つまり「食べる優先モード」のため写真が盛大にブレておりますがご容赦下さいませ(笑)
春キャベツのミルフィーユ。豚肉だと思うのですがあっさりしていながらもコクがあって汁まで頂いてしまいます。
和牛の溶岩焼き。お肉が3枚もついてアスパラ等の付け合わせもふっくら焼けてしまいます。。あぁぁ。。
特大ズワイ蟹のステーキ。付け合わせの野菜がまた美味しくて、ペロローン、チュルルーンであります。
その場で炊き上げる五目釜飯もふっくらと炊きあがりました。この量食べられるかな。。
ちなみに、明るいものが写り込んでいますがLEDランタンですね。テーブルにはキャンドルが定番でありますが火事の心配もなくランニングコストに優れるLEDランタンはこれから増えてくるかもしれませんね。願わくば暖色で高演色が増えるとよいのですが。。
ライトマニアなら本来写真に撮っておくべきなのですが(あっ
常備灯の撮影も完全に忘れました)食事に熱中していました。恐るべしEEモード。。
アスパラのサーモン巻きはカリンと揚がっています。頃もに風味がありそのままザクザク頂いても美味しいのですが、つけ汁で頂いてもニンマリなのです。
二本松市の郷土料理ザクザク汁にホテルのアレンジを加えた「ざくざく桜汁」がうまい。
ザクザクの作り方はこちらのJAのページをご覧下さい。
出されたものは基本的に全て食べるが信条の森のなかま夫婦であります。食べる量も結構多いのは自負しておりますが一品一品の量が結構あります。。足りないよりは余るぐらい出すのがおもてなしなのかと思いますが、さすがにお腹が一杯になってきます。
もし実家の家族と一緒に来て「はい。これおいしいよ」「食べるよね」なんて引き受けていたら「パーン」とお腹が弾けてしまう事でしょう。。
でも、甘いものは別腹です(笑)
なんだかんだで、全て美味しく完食させて頂きましたが、ちょっと圧力が加わるとピューッと漏れてしまいそうです(笑)ワイフもよく頑張りましたがもう駄目なようです。。
夜空には雲が広がり星空は望めそうになかった事もあり布団の上に倒れ込むと久しぶりのアルコールも回りそのまま眠ってしまいました。
岳温泉1日目はこんなかんじでありました。
それでは!