たくさんのポスト。
オウ!ボーイ!いったいぜんたいどういう気温の変化でしょうか。寒くてプルプルしていた金曜日。かと思えば今日はセミが鳴いているような気温。でも。。森のなかまは明日はお休みです。なんてステキなんでしょう。。いかがお過ごしでしょうか。
土曜日の朝。なんとなくいつも通り目が覚めてしまいます。もう歳なんでしょうか。。お腹がすいています。でもワイフはまだ眠っています。このまま魅惑の2度寝を決め込もうかと思いますがワイフも目を覚まします。。
ご飯たべようか。
ということで、この日の大体のスケジュールが見えました(笑)
13:39 通勤中気になっていた双子の若葉。この時期にも葉っぱを増やしているんですね。
ワイフが見つけた妙な穴。食べたいだけ食べて満足したんでしょうか。。
ヤマイモのムカゴがコロンコロン。。
この数からすると。。役目を終えた雄花が落ちた
花柄(かへい)なのかも。。これでコチョコチョすると
エノコログサとはまた違った刺激で「あははは〜やめて〜」になりそうです。
前回名前がわかった黄色くて俯きのカワイコちゃんの
カラスノゴマ。さやになっていました。
13:45 頭がまだポワポワでちょっと幼いかんじ。森のなかま夫婦をしげしげと観察していました。この近辺は夕方になるとおびただしい数のカラスたちがやってきます。
かっぽかっぽかっぽ。。していると視界に違和感を感じました。頭のなかのデータベースがグルグル。。パタパタ。。チン。
この子だ〜れ?
ちょっと引き返してお姿拝見させてもらいます。殻のような蕾からはモシャモシャとちっちゃい花がグネングネン。食べたらやんわりしていそうな蕾に可愛らしい葉っぱを載せています。
雑草図鑑をみてもよくわからず。。
シシウド属を眺めていたら。。見覚えのあるものを見つけました。
アシタバのようです。生えているんですねぇ。。
朝早く食べて魅惑の2度寝をしたので再びおなかが空きました。規則正しい食事は健康の源。幸福の源泉。世界平和の礎。
多摩川駅内の
梅もとさんで昼ごはんを食べました。ここのソバとラーメンうまいんですよねぇ。立ち食いそばの鏡です。赤羽で働いていた時もよく食べていました。
15:06 六本木にある
国立新美術館にやってきました。今回のトリエンナーレが面白かったこともあり現代美術が苦手だったワイフが行ってみたいということで「
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を見に来ました。
アウン・ミンさんの「五大陸-世界はこわれかかっているか?」「ぼろぼろになった五大陸」
悲鳴とともに苦悩する人で埋め尽くされる人々で埋め尽くされる大陸が描かれています。
歴史と世相には疎い森のなかまですが。。東南アジアの現代美術ということなのである程度は身構えてはいましたが前半のテーマは非常に重いです。
加害者の姿はなくこわされていく姿のみが描写されています。
ヘリ・ドノさんの「わんぱくな馬」。風刺的な表現になるのかと思いますが森のなかまはその意図を正確に汲み取ることができません。が現代の日本や西洋にはない独特な表現を見ることができるかと思います。
アーカイブコーナーにあったタペストリー。理屈抜きにステキだと思いませんか?
イー・イランさんの「バラ色の眼鏡を通して」。写真屋さんのスタジオで撮影された記念写真が並んでいるのですが。。。その見上げる高さに圧倒され寺院の中にいるような感覚になります。
スーザン・ビクターさんの「ヴェール 異端者のように見る」はフレネルレンズをボルトとナットで組み上げた巨大な作品。中に入って外界を見ることができます。
かなしいかな。。森のなかまの習性で。。つい。。影を見てしまいます。でも。。きれいでしょ?
チャルード・ニムサマーさんの『「カップル」についての探求の跡』。プリント柄になっていても違和感がないようなポップな作品です。
おそらく友達、恋人同士だったカップルのある時を書き留めているようです。家族が増えたり、半分が切り取られたりしています。
なんとなく気持ち的には感じていたのですが、「積み重ねる」という行為が森のなかまにとっての「アジア的」なものなのかなぁと。。この作品を前にして思うようになりました。
あえて写真には載せませんでしたが「死」とつながる墓標、ドクロが積み重ねられるのと同様に積み上げられる「生」。高々と積み重ねられても一つ一つをみていくと無機質にはならず生々しく唯一無二の存在を続けるような生々しさを感じるのでありました。
イスマイル・ハシムさんの「爆弾がさく裂しても、気づかずに眠ることができる」
もはや爆弾がさく裂したのかどうかもわかりませんがタイトル通りなんだと素直に見てみました。
同じ方の「理容室」という作品。モノクロ写真に彩色されています。森のなかまは何だかこの人の作品がとっても気に入りました。冒頭写真の「タイピン、ハガン、セライ通りの郵便箱」もイスマイルさんの作品です。
こういった展示会で自分が好意を寄せたくなるような作品を見つけるのは、ちょっとした冒険のようで楽しいものであります。
スラシー・クソンウォンさんの「黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)」
津島の毛織工業の協力で5トンの糸の海に亡霊のシンボルが施された金のネックレスが沈んでいるのを探すことができますが、みんなそのうち糸の上でゴロゴロしたりし始めます。
「どうして私はあなたがいるところにいないのか」というタイトルをみると何か越えようのない壁が二人を隔てるような悲しさを感じるのですが。。それはちょっと。。センチすぎて。。「どうして私はネックレスのある場所にいないのか」と考えると良いのかもしれません。ホント。。どうしてなんだろう。。
アングン・ブリアンボドさんの「必需品の店」という大きな作品。
shopping made us a complete human being
買い物は私たち人間を完璧にする
といった看板が出ていたりしますが。。見ての通りガラクタばかりが。。と思ったら。。
森のなかまには「必需品」かもしれません(笑)
クマさんの水筒のほか、ケロヨンの水筒もありました。欲しいなぁ。きっと完璧な人間に一歩近づけるはずなんだけどなぁ。。
16:21 国立新美術館の特徴てきなガラス窓。雨降りあとだったので雫がたまっていたりしましたが写真にはうまく撮れませんでした。残念でガス。
たくさんの作品があり多分1%も紹介していません。あくまでも森のなかまがピンときたもののうち数点のみの紹介になりました。足を運んだ人の数だけ色々なお気に入りがあるはずだと思います。
こちらは美術館の天井に差し込んだ光。建物の写真を撮っている方も多くいらっしゃいました。だって魅力的な建物ですもんね。
さて。。こちらの建物。。実はサンシャワーは二つの会場で開催されていてもう一つは
六本木ヒルズという場所で行われています。
「あれが六本木ヒルズかな」森のなかま。
「なんだか中ボスいそうなところだもんね」とワイフ。
「六本木ヒルズってあれですか?って守衛さんに聞いてみようか」
「。。。」
多分たずねられた守衛さんも冗談か馬鹿にされたと思うにちがいないと思い尋ねるのをやめて案内図をさがしました(笑)
16:46 こんな風に日差しが斜めに差し込む時間になっていましたが中ボスの住むビルへと向かう森のなかま夫婦なのでした。
それでは!