森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

お布団干し日和

2017-10-23 19:03:10 | 空とか雲とか
10:27 空を覆っていた厚い雲が東へと流れ始めました。

本日森のなかまは慶弔休暇を頂いています。ワイフいわく。。。ここ数日の森のなかまはの行動量は。。

鬼神の如く

だったそうです(笑)普段うごかないですからね。。
残り二日あるそうなのですが、日にちの感覚も妙な状態ですので明日から出社となります。

ところで。。いかがお過ごしでしょうか。。


6:55 雨がちょうどあがったころでしょうか。あまりにパーフェクトでマッティなグラデーションで空の大きさもよくわからないくらいです。


8:08 だんだんと空にムラムラが出てきました。活動を開始しようとしているみたいです。


10:26 ワイフが仕事に出かけるのを見送るころ、西から徐々に青空が見え始めました。


11:07 南側からベカーッと日差しが入ってきたのでベランダに出てみると。。まぶしい。。。


11:08 望遠側で太陽を見ないようにゆっくりと雲の縁を探します。七色組の子が出ているようです。


11:10 ♪

これは。。。2度寝している場合ではないような。。。生命線とも言えるお布団をベランダに並べ始めます。


11:18 風が強いのでスラーッとした雲とチリチリした雲とかが一緒にみられました。

さぁ、じゃんじゃんお布団をひっくり返しますよ♪


13:34 お腹のあたりが灰色になっているのは光を遮ってしまうほど雲が濃いということであります。でも。。これだけ日差しもあたって風も強いと少しずつ消えていってしまうかもしれません。


13:47 あっ。。。ネットに雲がかかっていますね。。大漁♪大漁♪

あんなに湿っていたお布団もポコポコになりました。ワイフの布団もモッコモッコになりました。


16:49 富士山の裾のあたりに太陽が出ていてとっても眩しいです。一様に見えますが。。みかんの汁で書いた秘密メッセージのように、かすかに模様が見えるのでしばらくまってみます。


16:58 秘密メッセージが浮き出てきました。本日の横浜の日の入りは16:57でした。


三日月と羽田からあがってきたヒコーキ。


17:02 みかん汁で書かれた秘密メッセージもだんだんと薄れてきました。


17:27 しばらく見ないうちにすっかり冬の夕暮れになりましたね。

それでは!
コメント (2)
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ずっと前に戻る

2017-10-22 20:25:35 | デフォ
10/20 12:02 自然公園のあずまやにて

超大型の台風21号が近づいてきています。選挙は朝一番に済ませてきました。いかがお過ごしでしょうか。

木曜日。会社を出てワイフにカエルメールをしようとすると妹から留守電がはいっていました。帰宅したのち21時過ぎに妹と静岡の兄貴と合流します。


10/19 23:32 矢切駅改札。

療養病棟から紹介してもらったセレモニーホールへ移動。打ち合わせを終え電車にのります。


新鎌ヶ谷にあるビジネスホテルで一泊することにします。

近くの日高屋で飲んでホテルに戻ると25時をまわっていました。ベッドが一つ。互いにとてつもないイビキをかくものの。。朝までぐったりとねていました。

チェックアウトをして近くのショッピングモールへ。出かける前に確認したらワイシャツは全て黄ばんでしまっていましたのでワイシャツでベルトを購入。兄貴は下着などなど。。

一通り用を済ませても時間があります。こういったモールで時間を過ごすのが多少苦痛な兄弟。多少雨がありますが葉っぱを見たいです。


11:53 1つ隣の大町駅から大町自然公園にやってきました。


サギがちょうど飛び始めました。


あずまやで小休憩。このままズンズンすすむとレッサーのいる市川市動植物園にたどり着きますが、そこまでの体力と時間はなさそうです。


市川に住んでいた時はワイフとよくレッサーやカワウソを見にやってきました。寝坊助夫婦がやってくる時はいつもすごい人ですが、平日の午前中。すれ違う人もほとんどいません。


折り返し地点に選んだ観賞植物園。森のなかま夫婦が「ぽんぽんまる」と呼んでいるコキアもいました。


ガガブタと書かれてあった水草。実家の水瓶を思い出します。


どんぐりで作られた作品とかを見つけると反射的に撮ってしまいます。いもむし君。なかなかです。


サボテンや多肉植物のコーナにはこんな彼がいて、こちらを見ていました。


温室とかホールを渡る渡り廊下などがある立体的な建物です。


こんなところにレッサー君がいました。なんだかうれしかったです。


なんだか。。いつもいたいな写真です。撮ると落ち着きますね。


12:44 そろそろ戻った方がよい時間になってしまいました。


もう、来られないと思っていましたが思ってもみない形で訪れることができました。

母ちゃんは10/19午前中に療養病棟への移動をすませ16:00頃に静かに息を引き取ったそうです。数えてみると87歳。暖かみのある照明の病院のベッドの上でニッコリと我々を待っていてくれました。

14:00 にセレモニーホールで妹と待ち合わせ兄貴と三人、葬儀社の二人の方とで湯灌(ゆかん)というものを行いました。難し所は葬儀社の方が行いますが、髪をあらったり顔をポンポンと拭いてあげました。耳たぶがプルンプルンしていました。

「きもちよかったわ」と言い出しそうだねと言う息子と娘なのでした。

その後装束を整え納棺を行いました。


15:51 実家でプラーンとしていたバラのつる。
実家にたちより翌日の予定を確認します。久しぶりなので実家に生えているものを撮ってみたりします。


門にグルグルと色々絡み合っています。


この鉄製のベルは子供の頃かありました。サビが全体を覆っていて森のなかま好み。ちょっとやそっとの時間ではこの味はでませんね。


横浜ではあまり見かけない白いミズヒキが庭に生えていました。

兄貴は津田沼にある同系列のビジネスホテルを予約しかみさん、姪っ子で一泊することになりました。妹は墨田にある銭湯に行き我々を連れて行くと言いましたが森のなかまは翌日の朝も早いことから離脱。


17:08 本所吾妻橋で降ろしてもらい地下鉄でアパートに戻りました。
翌日の準備を済ませるとパタリと寝てしまいました。


10/21 8:24 いつもでは考えられないような時間に青砥駅までやってきました。

8:45 本当に身内だけで棺にお花を入れていきます。
頭の周りに白い花を置いて行くとなんだかタンポポかライオンみたいになってきてしまいました。

「もう、やめてよぉ」と言っているんだと思うのであります。

予想していた以上の花を用意してくれたうえ妹が作ってきたリースも合わせると花でいっぱいになってしまいした。


10:26 市川市斎場の控え室から見える風景。地図を見てみると前の日に訪れた自然公園からすぐ近くの場所ということがわかります。日にちの感覚が薄れていて、随分長い間この付近のエリアをグルグルまわったような気がします。


用意されていた茶器でお茶を飲み、売店でおせんべいを買ってきます。
二十歳を超えた姪っ子は初めて飲み屋さんで食事をしたとのこと。

「何がおいしかった?」
「砂肝」

昔「きゅうりが好き」と答えたころから確実に大人になっているようです。


「大きな松ぼっくりみたいのがあるね」とか言いながら、いつもの面子で時間を待ちます。

こうして母ちゃんは生まれる前の姿に戻りました。

最近口を開くと「ありがとう」とばかり言っていた母ちゃん。同じことを言うようでなんだけど。。

ありがとう。


再び自宅の水瓶。不思議なことに昔からこの水瓶には何かしらが住んでいます。よく「さっきメダカがいたのよ」と嬉しそうに言う母ちゃん。

動く気配はありませんでしたがしばらく覗いていたらメダカが一度だけ姿を現しました。

それでは!
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雨の日の灯り。大佛次郎と501匹の猫。

2017-10-15 14:08:54 | デフォ
18:48 灯りがともる噴水。人間って色々なものを光らせます。

夏日が続いたかと思えば金曜日から本当に寒くなりました。土曜日外出したらコートにマフラーといった姿も。。いかがお過ごしでしょうか。

あまりに寒いので今週は引きこもろうかと思いましたが。。。二度寝をしたあとお昼過ぎからゴソゴソとアパートを出る森のなかま夫婦でした。この日の様子はワイフが先にあげていますので、よろしかったらご覧になってみてください。同じところを歩いても見方は随分違うし、根っこは同じかなぁと思ったり色々です♪


14:16 毎朝みているので気づきませんでしたが一週間でこんなに成長してしまいました。この先どうなるんでしょう。。


粛清がはじまったようですが。。アレチウリの種は残しっぱなしです。。来年の繁栄は約束されたものも同然のようです。


彼女の前で頼もしいところを見せたいのであればチカラシバをビュンビュン抜いてみてください。。。抜けるものなら。。


15:39 首都高速下を流れる中村川が堀川へと名前が変わります。雨の日なのでキラキラはしていませんがしっとした表情でした。
市場通りにあるお店でちょっとお腹に入れるつもりが。。。けっこうドカッと食べてしまいました。


16:04 港が見える丘公園内にある大佛次郎記念館。和室があったとは知りませんでした。もちろん貸出可能です


記念館に入ると「わあっ」と言ってしまう館内。記念館に最初に訪れたのは震災から1年の2012/3/11でしたが、いまだに「わあっ」と思います。


その後も何度か訪れたのですが。。この日は横浜観光情報のページにあったこの写真をみたくてやってきました。


大佛次郎さんが収集されていた海外の猫に関する書籍。海外から猫の書籍が入ると丸善さんがせっせと送ってくれたそうです。さすが。。丸善に払う為に私は原稿を書き始めたのである」と回想するだけのことはあります

おびただしい数の猫の写真や絵。。。はたまた「河村目呂二(かわむらめろじ)さんの眠り猫あんか」(大佛次郎さんは3機所有とのこと)などがありました。写真も面白いのですが文章も面白く後でゆっくり読みたいなぁと思うのですが著作に関するものは写真撮影不可。でも目録に近い冊子が販売されていたのでワイフにおねだりしました。


季節柄オキナワスズメウリが飾られたりしていました。食べられませんが一度見ると忘れられないかわいさであります。


サロンはこんなかんじです。雨の日にきて椅子に座って「スイッチョねこ」を読んで過ごすのもよいかもしれません。


窓ガラスは特殊な加工がしてあるのか見る角度によって模様が現れます。不思議な窓です。


室内の灯りを入れて遊んでみました。


16:35 外の猫はハロウィン仮装バージョンになっていました。オレンジいろのジャックオーランタンのほっかむり。


そして同じ色をしていて、とっても良いかおりのキンモクセイ。疲れていてもこのかおりがするとウキウキしてきます。


16:46 まだ灯りは点いていないのベイブリッジ。雨で霞んで溶け込んでいるのもなかなかいいです。


ぽつ。ぽつ。ぽつ。人間が色々灯りをともしはじめます。夜が来るのが早くなりました。


噴水に照明を灯そうとした人は「水と炎」の同居といたった事を考えていたんだろうなぁ。。とファインダーを覗きながら思いました。

森のなかまも懐中電灯が大好きでポケットにたくさん入っています。そんなに大きくなくて一人か二人くらいで「ほわっ」と囲めるようなそんな明るさが好きだったりします。


そうそう。夕日ともちょっと違うこういうナトリウム灯の琥珀色の光なんかは寒い季節にぴったりです。


ものものしい有刺鉄線に錆びた鉄パイプ。


景観を壊すきらわれもののフェンスもこの光のなかではなんだか別な存在になるような。。そんな気がします。


と言いながらも。。。白色の鋭い灯りで透ける葉っぱたちも面白いです。虫食いのあなっぽこがキラキラしています。


重なりあったところが色が濃くなったりして理科の実験のようです。月明かりでは見られないような鋭いエッジがみらたりするのも新鮮です。


工事現場を囲むスチールの板乗り越えるツル植物。暗くて誰だかわかりませんけど。。


同じ高さに並ぶブレーキランプ。お日さまが沈んだあと人間が寝静まるまでのあいだ地上を覆う灯りの数々。現代人が一生の間に放つ光はどれぐらいになるんでしょうか。他の動物から見ると人間はホタル以上に明るい生き物なのかもしれません。

そういえば。。スイッチョねこの「しろきち」がホタルを飲み込んでいたらどんな物語になったんでしょうね。。


17:05 そんな灯りが続く場所でもおかまいなしに伸び続けるツル植物たち。そろそろ一休みの季節が近づいてきました。


霞むみなとみらいの街。ランドマークタワーのてっぺんは層雲の中です。


緑色の銀杏の葉っぱ。でも雨が降るたびに銀杏が落ち始めています。

「くっさーい。あははは」とワイフ。
「黒魔法系の攻撃でギンナン・メテオというのがあったら地味にダメージが大きいと思う」
「なにそれ。。くっさーい。あははは。」
「聖なる鎧とかいっても銀杏の匂いがしていたらねぇ」

足元にお気をつけください♪

それでは!

P.S.
おねだりした本を撮ってみました。この写真いいなぁ。民家園猫チュウ吉添えです。


500匹と暮らした文豪 大佛次郎と猫」小学館から出ています。全ページカラーで隅々まで猫づくしです。ボロボロの障子から顔をだしている猫とか。。

記念館の「大佛次郎と501匹の猫」は11/12までですが、行けない方はこの本でもホッコリできるかと思います。お布団のなかでムニャムニャ読むとちょっと幸せな気持ちになりますニャ♪

それでは!
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サンシャワー 森美術館

2017-10-09 20:23:14 | デフォ
電球が映し出す海の向こうであった「もうひとつの物語」

晴れていました。太陽さんさん。

「おふとんほすよー」とワイフ。
「ふふ。今日は壮大なプランがあるんだ」と森のなかま。

魅惑の2度寝のためにお布団を干さずに温存していたのですが、なんだーかんだーで起きていてしまいました。お布団干せばよかったなぁ。。いかがお過ごしでしょうか。

国立新美術館で行なわれている「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」の後半となります。


16:51 現代アートでもなく売り物でもないようです。寒い季節にむけて準備中のようです。そろそろこういう服をきるんですねぇ。

森のなかま夫婦パーティーは中ボスが住んでいそうな六本木ヒルズというタワービルを目指して進みます。装備は。。レベルからするとヒノキの棒。そして森のなかまのポケットにいつも入っている松明(懐中電灯)。。が数本です(笑)

目的地はタワー52階にある森美術館です。


「はいドーゾ」と場所を空けてくれるワイフ。森のなかまがこういう光景が好きなのをよく知っていますが。。どいて待っていてくれる場所が一番撮りたいポジションだったりするのは内緒です(笑)


場所柄か高いビルがひしめき合っています。斜めに差し込む光はピカーッと照らしてみたり、エーンと影をつくってみたり。どこかの反射光でキラーリしてみたりと色々です。


六本木ヒルズの敷地内に入りました。東京タワーをみつけると嬉しくなるのは昭和世代だからだけではないかと思います。



なんだかDIY見本市みたいで展示会場を間違えてしまったかのようですが。。こちらはアディティア・ノヴァリさんの「NGACOプロジェクト 国家への提案」という作品。


ディスカウントと称して50% off, 75% off, 90% offなどの赤札がついていて、この刷毛のようになんでもかんでも削ったり、大きさを小さくしてしまいます。

「(帳面上の納品数は変わらないのであれば)原価が低いものを提案します」

なのでしょうか。皮肉に感じられれば良いのですがエクセルシートのプリントアウトだけでいろんな事を判断する人たちには割と日常的な話だったりするので笑えません。日本とかも。。


コラクリット・アルナーノンチャイさんの「おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵を描く3」映像作品でちょっと混み合っていたので天井に下がっていた龍のようなオブジェを人の隙間から撮らせてもらいました。


「瞑想としてのメディア」と名付けられた区画。この区画だけでも十分見ごたえがあるくらいの作品があったりします。


オウ・ソウイーさんの「クリス・プロジェクトⅠ:マリア、スズ鉱山、スパイス、マレー虎についての終わりのない物語」の一部。映像と実際に手でめくることができるインデックスカードで終わりのない物語をたどることができるようです。


リンゴ・ブノアンさんの「無題(チャベットに倣って #3)」

「彼の作品は水に入れたボール紙のように溶けて無くなるだろう」

と言われて実際に水を入れたバケツにボール紙を配置した作品。洒落たもの言いもさることながら、そういったストーリを知らなくても目の前でみるとステキな作品です。

バケツを覗いたらちゃんと水が入っていて普通のボール紙が入っていました。展示中第三者がメンテナンスできるように、ちゃんとマニュアルがあるのでしょうか。


ロスリシャム・イスマイル(イセ)さんの「もうひとつの物語」。
イギリスの植民地支配、日本の占領政策を経た生まれ故郷。当時を知る人にインタービューを行いこれまで知られていなかった物語に光をあて作品にしたものだそうです。


橋で日本軍を待ち受けるイギリス軍に対し水道管を抜けて背後に回り込んだ日本軍。という内容のキャプションが英語で書かれていました。透明なパイプの中に置かれた人形一つ一つが生きた人間であったことを示します。


懐中電灯もありました。キャプションはありませんでしたがどういうお話があるのでしょうか。気になります。


語られず記録に残らない話をこうした作品にする。そして海を渡って森のなかまの記憶にも残るのでありました。


フェリックス・バコロールさんの「荒れそうな空模様」。嵐ほどではありませんが扇風機で風をおくり絶え間なく音が聞こえ続けていました。風鈴も綺麗なのですが、やはりどうしても下にできる影が気になる森のなかまなのでした。

突然ここでお土産やさんが登場します。リアルお土産やさんです。そして廊下が続き、そのまま進むと出口になるので引き返してワイフを待ちます。

気づかなかったのですが、ここからは森美術館の所蔵品の展示になります。


カミーユ・アンロさんの「死にゆく生きた女」という映像作品が上映されていました。フィルムをスクラッチしたモジャモジャが激しく動きます。。しばらく見ていたのですが。。夢にでてきそう。。


宇治野宗輝さんの作品「ヴァーティカル・プライウッド・シティ」がありました。赤レンガ倉庫以来です
使われていたLPレコードはDaryl Hall and John OatesBilly Joelですが、アンプのハム音やブラシが回転したり全然違うサウンドを聴かせてくれます。


赤レンガ倉庫では暗くて写真では撮りにくかったのですが、このケーブリングがかなり好きだったりします。アパートの中でもやりたいところですが。。。いろいろ怒られちゃいますね(笑)


昼間まわった国立新美術館が見えます。ちょっとだけ夜景を見ることができました。


出口から見るアピチャッポン・ウィーラセタクンさん、チャイ・シリさん作品は今回の展示会の表題にもなっている「サンシャワー」。


サンシャワー象さんを照らす太陽の部分かと思いますが、チューブ内の回路と映り込みがステキで撮ってみました。普通こんな見方はしないと思いますが。。。


18:20 ヒノキの棒で乗り込んだ六本木ヒルズ。中ボスには出くわさなかったものの地上界に降りると勝手がよくわからず迷うところでした。

サンシャワーは10/23(月)までとなります。興味のある方は既にご覧になっているかと思いますが、「ふーん。。なんだろう?」お思う方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。

それでは!
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サンシャワー 国立新美術館

2017-10-08 21:52:22 | デフォ
たくさんのポスト。

オウ!ボーイ!いったいぜんたいどういう気温の変化でしょうか。寒くてプルプルしていた金曜日。かと思えば今日はセミが鳴いているような気温。でも。。森のなかまは明日はお休みです。なんてステキなんでしょう。。いかがお過ごしでしょうか。

土曜日の朝。なんとなくいつも通り目が覚めてしまいます。もう歳なんでしょうか。。お腹がすいています。でもワイフはまだ眠っています。このまま魅惑の2度寝を決め込もうかと思いますがワイフも目を覚まします。。

ご飯たべようか。

ということで、この日の大体のスケジュールが見えました(笑)


13:39 通勤中気になっていた双子の若葉。この時期にも葉っぱを増やしているんですね。


ワイフが見つけた妙な穴。食べたいだけ食べて満足したんでしょうか。。


ヤマイモのムカゴがコロンコロン。。


この数からすると。。役目を終えた雄花が落ちた花柄(かへい)なのかも。。これでコチョコチョするとエノコログサとはまた違った刺激で「あははは〜やめて〜」になりそうです。


前回名前がわかった黄色くて俯きのカワイコちゃんカラスノゴマ。さやになっていました。


13:45 頭がまだポワポワでちょっと幼いかんじ。森のなかま夫婦をしげしげと観察していました。この近辺は夕方になるとおびただしい数のカラスたちがやってきます。


かっぽかっぽかっぽ。。していると視界に違和感を感じました。頭のなかのデータベースがグルグル。。パタパタ。。チン。

この子だ〜れ?


ちょっと引き返してお姿拝見させてもらいます。殻のような蕾からはモシャモシャとちっちゃい花がグネングネン。食べたらやんわりしていそうな蕾に可愛らしい葉っぱを載せています。

雑草図鑑をみてもよくわからず。。シシウド属を眺めていたら。。見覚えのあるものを見つけました。アシタバのようです。生えているんですねぇ。。

朝早く食べて魅惑の2度寝をしたので再びおなかが空きました。規則正しい食事は健康の源。幸福の源泉。世界平和の礎。多摩川駅内の梅もとさんで昼ごはんを食べました。ここのソバとラーメンうまいんですよねぇ。立ち食いそばの鏡です。赤羽で働いていた時もよく食べていました。


15:06 六本木にある国立新美術館にやってきました。今回のトリエンナーレが面白かったこともあり現代美術が苦手だったワイフが行ってみたいということで「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」を見に来ました。


アウン・ミンさんの「五大陸-世界はこわれかかっているか?」「ぼろぼろになった五大陸」
悲鳴とともに苦悩する人で埋め尽くされる人々で埋め尽くされる大陸が描かれています。

歴史と世相には疎い森のなかまですが。。東南アジアの現代美術ということなのである程度は身構えてはいましたが前半のテーマは非常に重いです。

加害者の姿はなくこわされていく姿のみが描写されています。


ヘリ・ドノさんの「わんぱくな馬」。風刺的な表現になるのかと思いますが森のなかまはその意図を正確に汲み取ることができません。が現代の日本や西洋にはない独特な表現を見ることができるかと思います。


アーカイブコーナーにあったタペストリー。理屈抜きにステキだと思いませんか?


イー・イランさんの「バラ色の眼鏡を通して」。写真屋さんのスタジオで撮影された記念写真が並んでいるのですが。。。その見上げる高さに圧倒され寺院の中にいるような感覚になります。


スーザン・ビクターさんの「ヴェール 異端者のように見る」はフレネルレンズをボルトとナットで組み上げた巨大な作品。中に入って外界を見ることができます。


かなしいかな。。森のなかまの習性で。。つい。。影を見てしまいます。でも。。きれいでしょ?


チャルード・ニムサマーさんの『「カップル」についての探求の跡』。プリント柄になっていても違和感がないようなポップな作品です。
おそらく友達、恋人同士だったカップルのある時を書き留めているようです。家族が増えたり、半分が切り取られたりしています。

なんとなく気持ち的には感じていたのですが、「積み重ねる」という行為が森のなかまにとっての「アジア的」なものなのかなぁと。。この作品を前にして思うようになりました。
あえて写真には載せませんでしたが「死」とつながる墓標、ドクロが積み重ねられるのと同様に積み上げられる「生」。高々と積み重ねられても一つ一つをみていくと無機質にはならず生々しく唯一無二の存在を続けるような生々しさを感じるのでありました。


イスマイル・ハシムさんの「爆弾がさく裂しても、気づかずに眠ることができる」
もはや爆弾がさく裂したのかどうかもわかりませんがタイトル通りなんだと素直に見てみました。


同じ方の「理容室」という作品。モノクロ写真に彩色されています。森のなかまは何だかこの人の作品がとっても気に入りました。冒頭写真の「タイピン、ハガン、セライ通りの郵便箱」もイスマイルさんの作品です。

こういった展示会で自分が好意を寄せたくなるような作品を見つけるのは、ちょっとした冒険のようで楽しいものであります。


スラシー・クソンウォンさんの「黄金の亡霊(どうして私はあなたがいるところにいないのか)」
津島の毛織工業の協力で5トンの糸の海に亡霊のシンボルが施された金のネックレスが沈んでいるのを探すことができますが、みんなそのうち糸の上でゴロゴロしたりし始めます。

「どうして私はあなたがいるところにいないのか」というタイトルをみると何か越えようのない壁が二人を隔てるような悲しさを感じるのですが。。それはちょっと。。センチすぎて。。「どうして私はネックレスのある場所にいないのか」と考えると良いのかもしれません。ホント。。どうしてなんだろう。。


アングン・ブリアンボドさんの「必需品の店」という大きな作品。

shopping made us a complete human being
買い物は私たち人間を完璧にする


といった看板が出ていたりしますが。。見ての通りガラクタばかりが。。と思ったら。。


森のなかまには「必需品」かもしれません(笑)


クマさんの水筒のほか、ケロヨンの水筒もありました。欲しいなぁ。きっと完璧な人間に一歩近づけるはずなんだけどなぁ。。


16:21 国立新美術館の特徴てきなガラス窓。雨降りあとだったので雫がたまっていたりしましたが写真にはうまく撮れませんでした。残念でガス。

たくさんの作品があり多分1%も紹介していません。あくまでも森のなかまがピンときたもののうち数点のみの紹介になりました。足を運んだ人の数だけ色々なお気に入りがあるはずだと思います。


こちらは美術館の天井に差し込んだ光。建物の写真を撮っている方も多くいらっしゃいました。だって魅力的な建物ですもんね。


さて。。こちらの建物。。実はサンシャワーは二つの会場で開催されていてもう一つは六本木ヒルズという場所で行われています。

「あれが六本木ヒルズかな」森のなかま。
「なんだか中ボスいそうなところだもんね」とワイフ。
「六本木ヒルズってあれですか?って守衛さんに聞いてみようか」
「。。。」

多分たずねられた守衛さんも冗談か馬鹿にされたと思うにちがいないと思い尋ねるのをやめて案内図をさがしました(笑)


16:46 こんな風に日差しが斜めに差し込む時間になっていましたが中ボスの住むビルへと向かう森のなかま夫婦なのでした。

それでは!
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