奈良市の昨日朝の最低気温はー0.8℃、昼の最高気温は4.5℃、今朝の最低気温はー2.3℃、昼の最高気温は4.1℃、五條市の昨日朝の最低気温はー1.8℃、昼の最高気温は2.7℃、今朝の最低気温はー4.4℃、昼の最高気温は3.4℃でした。昨日はとある勉強会の後の懇親会で飲みに出かけ、帰宅したのが22時半頃、そこから入浴して歯を磨いて、としていたらたちまち23時が過ぎて日が変わりそうになり、ブログ更新は諦めてとっとと寝ることにしました。まあ遅いというのもありましたが、とにかく昨日は寒くて寒くて、とても起きていられる気がしませんでした。なにせやたらと季節風が強くて帽子が飛ばされそうになり、あまりの寒気に歩いていると耳が痛くなってきてマフラーをかき上げ耳も覆えないか試したりしました。帰りも自宅についてから鍵を開けるのに、手がかじかんで自由に動かないため随分と苦労しました。今日もまた一日やたら寒かったですが、昨日ほど風が強くない分わずかにマシでした。雪が積もるかと不安でしたがそれも無かったですし、じんわり冷える分にはなんとか耐える方法も無いでもないです。しかし明日はこの一大寒波のクライマックスを迎えるようで、今までこの冬の間奈良市の天気予報には出てこなかった雪マークがついに現れました。明日から明後日にかけては、こちらでも外出困難な状況に陥るやもしれません。
さて、昨夏の東京都知事選の立候補者の一人、前参院議員の蓮舫氏の選挙事務所に、「100万円を送れ」と金銭を要求する手紙を送った後に自首して逮捕された52歳の男性がいたそうですが、その男性の「動機」が見えてきたようです。なんでも、旧民主党政権のときの「事業仕分け」の影響で、転職を余儀なくされ、転職先でうまく行かず、事業仕分けで怪気炎を上げて目立っていた蓮舫氏に恨みを募らせていたというような供述をしていると警察が明かしたとのことでした。
なんだか、当時の民主党政権のデタラメさをまざまざと見せつけられた世代としては、コレについてはなんともお気の毒に、という感じが強く出てしまい、この男性を犯罪者として扱うのにためらってしまいます。通り一遍に言えばやってることは恐喝もどきのことですし悪事には違いないのですが、あの事業仕分けで人生を狂わせたヒトがどれだけいたかと思うと、切ない気持ちが拭えなくなってきます。「コンクリートから人へ」と安易にぶち上げて地方の建設会社を干上がらせ、さんざん主張していた「埋蔵金」も出てこず、単に憂さ晴らしのごとく官僚をいじめ、科学予算を削りまくった悪事の数々。それに対して手紙で金銭を、それもわずか100万円を要求したというあまりにいじましい内容には、涙で袖が濡れる思いです。自爆テロまがいに◯されなかっただけマシと思うべきという気すらしてきます。一方、事業仕分けで主役を演じたのは一人蓮舫氏だけではないですから、都知事選で小面憎い思いを募らせただけで標的にするのは流石に短絡的かという気もしないでもありません。
旧民主党勢は、自分たちがどれほどの人たちに恨みを買っているか、コレをきっかけに大いに自らを省みるべきでありましょう。その真摯なる反省無しに、次の政権など担えるはずがないと思うのです。