かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

火に油を注ぐ、の生きた見本を見た気がします。

2012-12-05 21:20:02 | Weblog
 昨日はやっぱりアルコールで脳が蕩けていたようですね。ブログ、書くだけ書いて下書きのママ保存してしまい、今、今日の分を編集するためにページを観るまで全く気づきませんでした。慌てて下書きから公開モードに切り替えましたが、何くわぬ顔でさも毎日更新しているかのようにすますのもなんとなくルール違反の気がいたしますので、記録だけはここに取っておきましょう。

 ところで、あれだけ飲んだというのに、今朝は頭痛一つなく目が覚めました。いいお酒は二日酔いもしないものなのでしょうか。まあ、二日酔い予防のために色々研究成果をもとにした手を打ってはおりましたが、半ば覚悟していただけにこの結果には若干拍子抜けです。一応、手立てが功を奏したと喜んでおこうと思います。
 
 さて、中央道トンネル事故、ネットではあの事業仕分けのせいではないか、という話がまことしやかに流れているのだそうな。中日本高速道路株式会社の2012年3月期決算概要に、道路資産完成高等が2010年度1,656億円が2011年度678億円に一千億円近くも減少している事が、その根拠なのだとか。経済に疎い私にはこれがどう事業仕分けと関係するの???、という状況なのですが、高速道路無料化とか「コンクリートから人へ」とか事業仕分けでさんざん公共事業を切りまくった経緯とかを思い出して観るに、影響が無い、と言う方がどこか間違っている気もします。その上、この話が流れた途端、仕分けの女王が、高速道路には国費は一切入ってないから事故は仕分けと関係ない! ひとえに中日本高速道路株式会社の責任、とツイッターで発言されたものだから、まさに火に油を注ぐ結果になっていて、先の事業仕分けが事故の一因説を否定するどころか補強しかねないような有様です。
 個人的には事業仕分けが事故に直接関係した、というのはさすがに牽強付会とは思いますが、何かにつけて自民党のしたことは全て悪、と切りまくった事はもっと反省してしかるべきでしょうし、何よりもヒトが死んでいる大事故の衝撃も冷めやらぬ中で、自らの責任を否定することばかりに汲々としている姿を晒すことがどれほど自分や党に傷をつけることになるのか少しは想像してみればいいのに、こうして実際に非難轟々となるまで気付けないものなのでしょうか? しかも選挙戦も始まっているというこの大事な時に。少しでも自分に不利そうな話はとにかく否定しないと、と後先考えられない視野狭窄に陥っているんじゃないかと疑われます。


 
コメント
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