かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

そういえば鳩山首相にも初め一応は期待したっけなぁ、と思いつつ、第2次安倍内閣発足を見てました。

2012-12-26 20:36:26 | Weblog
 今日も芯から冷える寒い一日でしたが、ロシアでは、寒いなんてメじゃないとんでもない寒波に襲われているらしいですね。あのロシア人でさえ123人も凍死するという、首都モスクワで氷点下25℃、シベリアでは氷点下50℃近く。遊園地のアトラクションのようにほんの2,3分だけ経験するのではなくて、そんな状態が朝から晩までずっと続いているのですから恐ろしい。本当によくそれで人が生きていられるものだと感心してしまいます。我が国でも北海道でモスクワ並みの冷え込みになっているそうですが、氷点下1度や2度でオタオタしている身としてはもう想像を絶する世界だと思います。

 さて、そんな厳寒の中、第96代総理大臣に安倍晋三氏が選ばれ、安倍内閣が発足しました。まあ色々期待や不安がこもごもあるのはどの新内閣でも同じではありますが、この度は民主党政権によってガタガタになった経済や外交を始めとする我が国の屋台骨の立て直しがかかっていますから、単なる期待では済まない、ある種悲壮感さえ覚えるような熱い期待が寄せられているように感じます。内閣の顔ぶれも一部首を傾げたくなる人も居ないでもないですが、民主党政権よりはまだしも安心して見てられそうな顔ぶれですし、内閣官房参与にも飯島勲氏初め随分重鎮を揃えて、安定感や信頼度をアピールしているようです。実際にはこれからの動き次第ですし過度の期待は慎むべきとも思いますが、しっかり仕事をしてくれれば、と祈るばかりです。
 一方民主党は馬淵氏を退けて海江田万里氏が新代表に就任とのことですが、仮にも小選挙区を勝ち抜いたヒトを差し置いて、比例で復活当選したようなヒトが代表に就任して、本当に大丈夫なのでしょうか? と他人事ながら気になります。2大政党の一翼を担うはずだった政党が大きく萎んでしまいましたが、果たして新執行部でその退勢を挽回できるのか、これで参院選大敗、なんてことになれば、第2党から消滅寸前の泡沫政党に落ちぶれた社民党の後を追うことにもなりかねませんが、その消滅ぶりを楽しむのも一興、という位が存在価値なのかもしれません。そう言えば、鳴り物入りで合併した未来の党も、年内に分裂か?、などと言うような報道を見ました。あの選挙直前の合併こそまさに野合の代名詞だったと思いますが、まさかこんなに早くその野合ぶりを露呈するとは、仮にも、おそらくは脱原発の希望を託して未来に投票した有権者を馬鹿にしているんじゃないでしょうか? 分裂含みというと維新はどうなるでしょうね。私の素人目では、橋下代表はちょっと落ち着いて、政党としての活動は石原氏にでも任せて、まず改めて大阪の内政に注力してみては? と思うのですが、参院選までにはもう少し統一した見解を落ち着いて語ることが出来るようになるんでしょうか?
 まあなにはともあれ、まずは景気が良くなってくれないことには、他にどれだけいいことをなさろうとあまり意味が無いように思います。与党も野党もその一点で協力し合い、我が国の行く末を安堵してもらいたいですね。

コメント
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