かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

選挙結果、違憲だとひっくり返されたりしたら大迷惑ですね。

2012-12-16 21:59:01 | Weblog
 今日は朝8時から近所の投票所へ衆院選の投票に行きました。低投票率と聞いていましたが、少なくともうちの選挙区は朝から結構住民が集まっていたように思います。まあうちの選挙区は奈良県の中では毎回投票率が少々低めなので、一時的な出足の良し悪しなどあまり意味は無いとは思いますが。それはともかく、ブログを書いている午後10時過ぎの時点で既に自民党大勝、与党民主党は惨敗、という結果が発表されています。民主党は閣僚級が軒並み落選、その他は維新が案外頑張っているようですが、民主党を抑えて第2党に進出するほどの勢いはなさそうですし、それ以外は全く振るわないようです。いずれにしても、今夜未明には結果が出るでしょうし、私は明日朝ゆっくり確認させてもらおうと思います。

 それにしても、このところの選挙はとにかく極端から極端へと議席数が振れますね。それが小選挙区制だ、と言えばその通りなのですが、300議席から100議席割り込む大敗とその逆の大勝が3回連続で入れ替わるなんて、昔の中選挙区制での選挙を知る身としては信じがたい光景です。その良し悪しはそれぞれにあるのでしょうが、あまりに極端過ぎる振れ方は、どうも切迫した何かが感じられて、ゆとりとか余裕とか言うような言葉からはほど遠い政治が行われそうな気がいたします。まあ中選挙区制や比例代表制で、居ても居なくても関係無さそうな絶対少数の政治家や政党が議席を得たり、今回の民主党みたいなのが惨敗まで行かずに生き残ったりするのを見るのはそれはそれでつまらないものがありますが、もう少し落ち着いた振れ方をするようなものであっても良いようにも感じます。色々議論はあるでしょうし、これから国会の定数削減の話とかも出てくるのでしょうから、またその中で選挙制度そのものに関する議論もあったりするのでしょう。その議論が出てきたところで、またじっくり追いかけてみたいと思いますが、さて、果たして今回の選挙はこれで決着がつくんでしょうか? 選挙区間の一票の格差で違憲状態なのは今回の選挙では改善されていませんし、それを理由にまたぞろ選挙無効の訴えをする弁護士さんの集団なども蠢きだすことでしょう。私としては、この何かと切迫した情勢の中でいじり倒すのは控えて、仮に違憲でも暫定的に今回だけは認めておいて次までに議論を詰めてもらったほうが良かろうと思うのですが、訴訟を起こすヒト達は、そんな情勢などどうでもよろしいのでしょう。何か国民の総意として、馬鹿な真似はおやめなさい、とたしなめるようなことが出来れば良いと思うのですが、今は裁判所の良識ある判断に任せるより無いのが歯がゆいですね。

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不祥事続きの警察ですが、これを奇貨として信頼を取り戻していって欲しいです。

2012-12-15 20:31:38 | Weblog
 少々手間取っていたSSDの利用は、今日色々といじくってほぼ完全に動くようになりました。起動も明らかに早くなり、SSDを導入した甲斐が実感できました。改めて考えてみたら実に簡単なところで引っかかっていたのですが、迷走する時は大体そんなものかもしれません。やはりこういう作業は時間のある時にじっくり取り組むのが吉のようです。

 さて、PC遠隔操作で誤認逮捕の事件、警視庁を初めとする各府県警で、咲昨日検証結果が公表されました。神奈川県警では不適切な取り調べを認め、警察庁は遠隔操作の可能性についての認識不足があったとした上で、捜査員の知識の底上げなどを全国の警察本部に指示した、とのことです。神奈川県警では、「否認をしたら検察官送致されて、『院(少年院)』に入ることになる」などと取り調べで言ったことを認め、「取調官の言動は、不安を助長させ、自供を強いられているように受け止められた可能性がある」と問題点を認めたのですが、ここで、「可能性がある」などと持って回った言い方をしていたりするのがいかにも責任を認めたがらない官僚的答弁だなあと思わざるを得ませんでした。何故、自供を強いたことを素直に認め、取り調べを担当した者やその上司を自ら処分しようとしないのか、不思議でなりません。冤罪の可能性についても、ネットでは事件当初から色々な可能性が上げられていましたし、捜査当局でも、IT関連の専門部署ではその可能性が指摘されていたのではないのでしょうか? 後から見なおしてみたら供述も結構無茶な話で、あのまま裁判になったら到底公判を維持できそうになかったでしょうに、それを強引に「自白」させて立件した事実には、猛省に猛省を重ねて実態の解明と責任の所在を明らかにして、今後の対策に真摯に取り組んでいただかないと安心できません。結局いまだ真犯人は捕まっていませんが、真犯人逮捕よりも、冤罪で人の人生をけつまづかせるような真似は二度と起こさないようにしていただく方が、国民の安寧な生活にははるかに重要であることを、改めて理解してもらいたいです。
 証拠品の紛失と隠蔽なども発覚しましたが、我が国の治安の維持に大いに役に立っている警察がこんな事やあんな事で信用失墜するのを見るのは残念でなりません。この公表で冤罪事件は幕引き、というようなことにならないように、取り調べの可視化を含めた根本的な再発防止策を講じていただくまでは、きっちりした取り組みを続けてもらいたいものです。
 証拠品の管理方法についても、いっそAmazonとかヤマト運輸にでも聞いてみたらいかがでしょう? 限られたスペースできっちり商品管理する術を、教えてもらえるんじゃないでしょうか?


 
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SSDへのデータ移行は実に簡単に終了。でも、細かなところで色々と課題も。

2012-12-14 22:38:29 | Weblog
 今日は急いで帰宅して、早速SSDの搭載とデータの移行を実行しました。既にネット上で先例を幾つか調査して、データの移行にはフリーウェアの『EaseUS Partition Master Home Edition』というソフトを使うことに決め、ダウンロードとインストールを実施すると共に、データの移行を速やかに終えるために、使用頻度が低いソフトウェアを削除するなど、出来るだけシステムのスリム化を進めた上で、実行しました。作業自体はソフトが勝手にやってくれますので、こちらはただ黙って時間が過ぎていくのを待つばかりです。作業時間は、SSDの搭載からデータ移行までざっと1時間弱といったところでしょうか。なんのトラブルもなく、あっさりと作業は終わりました。
 そこで、満を持して再起動、爆速のSSD環境を満喫しようと思いましたが、ここに来てトラブル発生。再起動中、妙にカリカリとハードディスクを読みに行くなぁ、それに起動までなんだか今までと時間が変わらないような? と思っておりましたら、BIOSで起動ドライブをSSD最優先にしておいたにも関わらず、何故かHD上のシステムから立ち上がってしまいました。何度かあちこち接続を確かめ直したりもしましたが、SSDはちゃんと認識はされています。そう言えば旧ドライブは外して、とどこかに書いてあったな、と思い出し、コピー元のシステムが載っているHDの電源ケーブルを引っこ抜いて改めて再起動してみたところ、今度は難なくSSDからシステムが立ち上がりました。
 そのSSDによる起動は、想像していたほど早くは感じませんでした。確かに早いのは早いのですが、もっと早くなるのでは? と期待していたこともあって、やや期待はずれな感は否めませんでした。ただ、ソフトの方は、これは異常だと感じたほどまさに爆速の起動でした。イラレとかフォトショとか、なかなか立ち上がるまでに時間のかかるソフトが、まさに瞬時と言っても過言ではない速度で使用可能な状態になってくれます。これには正直舌を巻きました。
 また、思ったより早く感じなかったシステムの起動も、DropBoxのデータの移行の過程でちょっとミスをしていたことが判って、どうやらそのせいで遅くなっている、ということも判りました。そのあたりの不具合の修正や、旧システムの入ったハードディスクを有効活用するための方策などを検討して、明日以降、使えるPC環境を復元していきたいです。

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SSDを購入したものの、セッティングは週末のお楽しみです。

2012-12-13 22:32:11 | Weblog
 この週末の日曜日は確か衆議院選挙の投票日のはずなのですが、なんだか実に静かで淡々とした選挙戦になっているように感じます。というか、選挙戦ホントにやってるんでしょうか? 街宣車もほとんど見かけないですし、投票・応援を乞う電話もかかってきません。今や、街角のポスター以外、選挙が始まっていると感じさせるものがほとんどない気がいたします。もちろん報道はされてはいるのでしょうが、それも印象に残るものはほとんどなく、このままだと気づかないうちに投票日が過ぎていた、なんてことになりかねない気がいたします。まあ静かで良いのは確かなのですが、総理が解散を宣した時の熱気を顧みるに、あの時のエネルギーはどこに消えたのだろうか、と首を傾げたくなります。とにかく、日曜日の投票だけは忘れないように意識して、久々の選挙を楽しめるように自分の中だけでも盛り上がるように心がけていきたいと思います。まあ投票先はもう決めてあるので、今更盛り上がりたくてもしょうがないのですがね。

 さて、個人的に今年最後の贅沢というか、ついに自宅のデスクトップPC用に、SSDを購入しました。intelの330シリーズの240GBのやつで、13,000円でお釣りがありました。今週末には、ハードディスクのシステムをコピーして環境移行に取り組もうと考えています。
 それにしてもSSDもずいぶん安くなったものです。ちょっと前までは1GBあたり200円くらいしたと思いますが、今やこの田舎町でも50円/GB位で買うことができるようになっています。多分来年にはさらに値下がりして大容量化も進むのでしょうが、そんなことを言っているといつまでも待つばかりでタイミングがつかめませんし、安い大容量が欲しくなったらそれはそのときまた考えれば良いということで、少し小金があるうちに購入に踏み切りました。
 最近、起動時間とか終了時の待ち時間とかがどうにも気になってしょうがなかったので、それがどう改善されるのか実に楽しみです。

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事実上ミサイルがロケットに進化したからには、我が国も負けじと色々考えるべきなのでは。

2012-12-12 19:53:28 | Weblog
 北朝鮮の自称ロケット、今度はどうやら本当にロケットだったようで、搭載した衛星もちゃんと軌道投入できたらしい、とのニュースをお昼休みに見ました。事実上のミサイル、という話がもっぱらだったので、ちょっと以外な気もいたします。一方、ロケットの調子が悪くて打ち上げ延期、修理に10日程かかる、との話を見た気がするのですが、こちらはガセネタだったのか北朝鮮の情報戦の一環だったのかはたまた私の勘違いなのか、何れにしても北朝鮮は小なりと言えども人工衛星を軌道投入出来るだけの技術水準に到達した、と言うことで間違いないのでしょう。もちろんその信頼性とか、搭載できる衛星のサイズとかはまだまだこれからなのでしょうが、宇宙への第1歩を示し得たことは確かですし、大陸間弾道弾として打ち出せるミサイルの飛距離が飛躍的に伸びたことを証明するものでもあります。南朝鮮のロケットは今のところなかなかうまく行きませんが、あきらめずに続けるうちにはいずれ成功するときも来ることでしょう。我が国ものんびりしていられませんね。とっとと選挙を終わり、安定した信頼出来る政府を誕生させて後進国の追随を振り切る力を見せつけませんと。

 でも、こうして他国の四苦八苦ぶりを見ていますと、日本というのは潜在的な軍事強国といってもいいんじゃないか、とも思えます。ロケットは数トンもの大重量の荷物を静止軌道まで打ち上げる能力がありますし、はやぶさやかぐや、国際宇宙ステーション補給機こうのとりで見せた絶妙なコントロール技術もあります。それに、全国に原子力発電所があって精製されたプルトニウムを大量に保有する、という、もういつでもその気になれば原子爆弾搭載の大陸間弾道弾を即製する能力があると言っても過言ではないわけです。今度の衆院選ではっきり核武装を論じているのは「幸福実現党」だけのようですが、核兵器保有の是非はともかく、自分たちが技術水準として核武装が可能である事実は、しっかり認識しておいたほうがよさそうに思えます。その上で、核兵器の是非についてしっかり議論していくべきで、議論することすら☓、などというのは、実に幼児的な反応に思えてなりません。実際に核兵器持つぞーと決まったとしても、核不拡散条約に縛られ、アメリカから睨まれて核兵器の開発など出来っこないでしょうが、その能力だけは維持して手持ちのカードとして持っておいてもらいたいですね。


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日本版ポンペイ、というにはかなり規模が小さいですが、歴史的価値としては十分興味深いものです。

2012-12-11 22:11:27 | Weblog
 今朝は寒さは相変わらずのところに持ってきて、どんよりと暗く重そうな雲が空を覆う、なんとも陰鬱な朝になりました。遠く仰ぎ見る葛城山や金剛山は中腹から上が白くなっていて雪が積もっている様子が遠望され、昼間は時折周囲が霞むほどに雪が舞って、いよいよ冬が本格的に始まったな、と思わせる天気に終始しました。いずれあの山上に輝く雪が下の方まで降りてきて、車で走るのが困難になるような日が訪れる事でしょう。今年はずいぶん早くから積雪を見ましたが、出来ればその分冬が明けるのが早くなってくれたら、と願うばかりです。

 さて、群馬県渋川市という町にある金井東裏遺跡というところで、火山灰が降り積もった6世紀の地層から、鎧を身にまとった人物の人骨が出土したのだそうです。鎧は、短冊状の鉄片を綴り合せたもの、と報道にはありましたから、多分挂甲(うちかけのよろい)と呼ばれる、埴輪の鎧でよく知られた内容のものなのでしょう。その人物は、両膝を付き、うつぶせに崩れ落ちたような格好で埋まっていたとのことで、調査をしている県の埋蔵文化財調査事業団によると、大和政権と関係する首長級の人物が、噴火した榛名山に向かい、山の怒りを鎮める儀式をしていた可能性もある、とコメントしているそうです。
 遺跡は榛名山の北東約8、5キロにあり、過去の発掘調査で、6世紀初めの噴火で火砕流が最大15キロ先まで届いた事がわかっているそうですから、その時に被災したのかもしれません。ポンペイとはまた規模も時代も全く異なりますが、日本にも火山の火砕流で埋められたヒトがやはりいたのですね。一体どんな儀式をしたのか、どんな祝詞を何という神様に捧げたのか、知り様のない話ではありますが、やたらと想像が膨らんで参ります。これからの調査で更に何が出てくるか、はたまた出てこないのか、実に気になるところです。

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中国茶残留農薬問題など珍しくもありませんが、色々考える契機にはなりそうです。

2012-12-10 21:27:03 | Weblog
 今日は朝からきつい冷え込みでしたが、昼間は日差しも結構あって、割合に過ごしやすい一日だったように感じました。もっとも、昼頃から雲が目立ち始め、日が陰ると、途端にそれまで隠れていた冷気があちこちからわき出してきて寒さがいや増しに増すのが知覚されて、今年の厳冬加減を知覚させてくれます。とりあえず、明後日くらいまでは厳しい寒さが続くようなので、少しでも暖かくして過ごさないと、身体に直に障りそうなので注意しなければなりません。

 さて、中国から輸入した茶葉に基準値を超える残留農薬が検出された、というニュースが出ていましたが、まあ中国茶葉に関してはあまり珍しい話ではありません。情報があまりに少なく、どんな農薬がどれくらい基準値を超えたか判らないのではありますが、葉そのものをそのまま大量に摂取しない限り身体に差し障りはない、という話ですから、多分日本の農薬取締法で認可されていない薬剤のために、残留基準値0.01ppmを課せられているようなものなんじゃないか、と勝手に想像しています。認可されていない、という内容についても、中国で使用されていることからして新薬とか日本では使われた経験のない薬など、馴染みのない薬品である可能性は乏しく、多分昔日本でも使っていて、我が国で登録を維持するのに必要な経費に見合わないなど、安全性とか効果とかとは全く関係ない、単なる経済的理由で登録抹消されたような薬なんじゃないかと想像されます。我が国の農薬取締法の困った点は、比較的安全で安価で効果もある使いやすい農薬が経済的理由で登録抹消されたら、それまで普通に使えていたものがもう販売も使用もできなくなる、という点にあります。あまりに厳格かつ事細くガチガチに内容を決めすぎたために、様々な不利益が生じているのが今の農薬取締法の問題だろうと思います。農薬にも、医薬でいうところのジェネリック薬的な扱いのものがあっても良いはずで、そのための制度設計も加味した、もっと受益者の立場にたった法律が作られるべき何じゃないかと思う次第です。
 まあ余談はともかく、中国茶の農薬問題は別段珍しい話でもなく、昔から時々検疫に引っかかって破棄されたりしています。中国によく調査に出かける知り合いの某大学教授の話などを聞くと、現地では茶を入れる時一煎目は必ず捨てるのだそうで、それはホコリの類とともに、残留農薬などを少しでも減らすためにしているのだろう、という推測をされていました。実際のところはそこまで意識しているのかどうかは判りませんが、ひょっとしたらそういうこともあるのかもしれないな、と位の印象は受けます。
 中国から輸入される食品は膨大なものがあり、外食産業など中国産なしにはやっていけない部分も多々あるように聞いておりますが、一方でこのような農薬リスクとか、中国側の需要増や資源の確保、保護などの理由で、漢方薬の原料など今後中国からの輸入が難しくなる可能性がある、とされるモノが幾つかあるようです。それに対して国産回帰の話があちこちから持ち上がりつつあり、経済の専門家には、1次産業こそが次世代の成長産業になる、と目しているヒトもいると聞いています。これまでの農業政策は、残念ながら我が国の農業を守る事に失敗し、農家の急激な高齢化と後継者難、農地の荒廃、農村の衰退を止められずにいますが、国産回帰の流れが本格化すれば、適切な施策を立案、実施することで、例えばフランスのような農業大国化を我が国も実現できるかもしれません。そんな時代がやってきたらいいな、と思いますが、そのためには今度こそ繁栄を目指す農業政策を企画し、真の意味で農業を守り育てることが出来るようにしていかねばならないでしょう。今度の選挙で食料問題、農業問題はTPP絡み以外は争点としてはあまり注目されていないように感じますが、そこに重点的な視点を据えて各候補、各党の公約を見てみるのも面白いんじゃないかと思います。

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環境が変わったせいか、久しぶりにしっかりした夢を観ました。

2012-12-09 22:20:50 | Weblog
 今日は一日朝から東京某所で会議三昧でした。昨日の昼から続いて1日半、ひたすら机に向かってエライ人のご高説を賜り、愚見を幾つか披露することを続けるという過酷な時間を過ごしました。今、ようやく帰路についた電車の中ですが、今回ばかりは本当に疲れました。今夜はただひたすら一晩ゆっくりと寝たいです。

 さて、今朝は久しぶりに夢を観ました。ホテルのベットという環境が変わったせいでしょうか。せっかくなので、記録しておきましょう。

 自宅? というよりどこか山の中の一軒家のようにも感じられます。その家の外、洗濯機が置かれた一角に私は立っています。傍らに一辺2m四方位の立方体があります。FRP製でしっかりした比較的軽そうな箱ですが、何に使うのか自分でもよくわかっていません。その下方に小さな穴があります。4、5cm四方のやや丸みを帯びた四角い穴で、深さは3cm位。その底の中心に、直径5、6mm程度のパイプ(チューブ?)が出ています。そんな穴が、箱の下から10cm間隔くらいで縦に3つ並んで開いています。私は、たまたま手にしていたゴムの栓がその管に合うだろうか、と考えながらはめ込んでみることにしました。よく見ると、一番上の穴には一匹のカニがいました。足を広げれば8cm位有りそうな、ちょっと大きめの沢ガニみたいな奴で、色は薄いピンク色をしています。私は、ここが父の実家のような海に近いところだろうか? と考えましたが、どうも山の中のようにも思えます。結局私はカニを無視して、穴の下の方から順番に栓を管に填めてみました。一番下の栓はぴたりとはまりました。二番目の栓は少しずれましたが、無理矢理に填めました。一番上はカニが邪魔になるのでどうしようかと思いましたが、栓で追い立ててやるとあっさりと後ろに下がりました。そこで栓をしようと思いましたら、更にそこには、体長3mm程の小さな蟻が無数に集まって蠢いていました。その様子がなんとなくざわざわして気色悪かったのですが、それも無視して、とにかく栓を突っ込みました。
 栓を終えて周りをぐるっと見回すと、家の隅に何匹もカニがわだかまっていました。さっきのピンク色の奴もいれば、妙に青っぽいのもいます。大きさは大体同じくらいで、重なりあっている一方で、離れたところには、甲羅が1cmも無い小さなカニも何匹か動いているのが見えます。
 私はサッシを開けて家に入ろうとしました。地面には、1cm位の公園などでよく見かける大きめの蟻が何匹か忙しそうにはい回っていました。私は、それを家に入れないよう意識しながら、早々に家の中に上がりました。

 なんとも不思議な余韻のある夢でした。夢占いによると、カニは防衛本能、たくさんいる場合は強過ぎる警戒心や自意識過剰、アリは物質的な繁栄を暗示するのだそうです。うーむ、カニとアリ、まるで違う暗示のようにも思えますが、さて、何か現実の生活に影響ある何か、なんでしょうか? あ、そういえば箱とか穴とか栓なんかも、何かを暗示
していそうですね。なんとなく起きてからも興味を惹かれる夢でした。

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中央道、年内に通れるようになるんですね(驚き!)。

2012-12-08 22:00:03 | Weblog
 今日は朝から東京出張です。今朝未明、もの凄い風と雨の音に叩き起こされ、出かける時にもまだ時雨れていたので天気は大丈夫か? と危惧していたのですが、京都まで出てみるとすっかり天気は回復し、新幹線からは実に見事な富士山の姿が見られました。東京もぽかぽか陽気で、実に過ごしやすい一日だったと思います。もっとも、明日はまた寒くなるそうですから、夕方までの仕事はしっかり防寒に努めて、夜には奈良に戻る予定です。

 さて、中央道のトンネル事故、とりあえず無事だった下り車線のトンネルについて、つり天井を除去して大型換気扇と導入路を設ける工事を行い、1車線ずつ上下対向にして、年内にも暫定的に開通させるというニュースを見ました。中央道が塞がって周辺道路が渋滞しているそうですし、年末年始の帰省ラッシュを控えて、1車線とはいえ通れるようになれば、少しは渋滞もマシになるんじゃないでしょうか。

 
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低所得ほど野菜食わず、とはなんとなく納得できますが、根拠薄弱っぽい点が気になります。

2012-12-07 21:17:40 | Weblog
 今日は夕方から気温が急降下している感じで、家に帰ってみると寒ぃいぃっ! と震い上がりました。火の気のない所の寒さたるや、まさに凍りつかないのが不思議に思えるほど。昼間暖かかった分、余計にこの寒さは堪えるようです。

 さて、厚生労働省が行った栄養調査で、所得が低いほど野菜を食べない傾向にある、という結果が得られた、という報道がありました。なんでも、3千世帯余りの有効回答を基に、所得600万円以上、200万円~600万円、200万円未満の3つに分け、それぞれが食べた野菜や肉などの1日当たりの摂取量を集計したところ、高収入層は男女とも283g野菜を食べていたのに対し、中間層は男性266g、女性271g、低層は男性259g、女性267gだったとのことです。この結果から、厚生労働省では、収入格差が日々の食生活に影響を与えている可能性がある、と見ているのだそうです。

 国民の健康と労働の両方を司る厚労省の調査ですので、それなりには信頼出来るデータなのだろうな、とは思いますが、どうもこの数字、ちゃんと意味のある差なのかどうか判断するには微妙な差に思えてならないのです。できればちゃんと統計結果を示して有意差の有無を表示して欲しかったと思います。マスコミも発表された数字を鵜呑みにしてないで、その平均値の差に意味があるのかどうかを質問すべきだと思うのですが、マスコミが行う調査自体内容の怪しい、信頼性の乏しいものが多いですし、そんなことを期待するだけ無駄なのかもしれません。
 あと、いつもこの手の栄養調査で疑問に思うのは、野菜摂取量とか肉摂取量とか一体どうやって量を決めているのか、という点です。別に各家庭に精密はかりを配っていちいち素材ごとに計量してもらったはずはありませんし、昔のように自炊が当たり前の時代と違って、今は惣菜などの中間食や外食も盛んに利用されますから、そこで調理された料理における材料の量などまず判らないとしか思えないのです。当然調査は各家庭に聞き取るか調査票を置いて記入してもらうかしたのでしょうが、それぞれの回答者の主観が大きく混じるのに、果たしてそれを客観的な指標として用いていいものだろうか? と思ってしまいます。そんなあやふやなことなら、もっと調査数を絞って、一軒一軒つきっきりで調査する位の事をした方が、少ないデータではるかにその信頼度や精度が高められるんじゃないかと思います。
 まあ所得が食生活に影響するのは当然といえば当然なので、この結果の内容自体に矛盾するような要素は多分無いものと思いますが、政策決定に活かす数字を取るのなら、ちょっと考えてもらえないものか、と思ってしまいます。

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いつでもどこでもささっと文章作成できるというのがこんなにも気持ち良いものとは。

2012-12-06 19:23:42 | Weblog
 今朝未明、雨の音で目が覚めました。今はまだ雨ですんでいますが、いずれ近いうちに雨ではなく雪に変わる時が来ることでしょう。そうなれば、朝は静かに目覚め前の微睡みの余韻にゆっくり浸っていられますが、仕事に出かけるのは大変面倒なことになるに違いありません。できればそのような日は無いにこしたことはないのですが、たぶんそうはいかずに何回かは面倒な目に遭遇することでしょうね。

 さて、今日は仕事で京都まで出かけました。午後にちょっとした会議があったのですが、そのついでに昼食はいつも通り北大路の手打ちそば・うどんの「綱道」に寄り、そろそろおいしさを実感できるようになってきた「鍋焼きうどん」を堪能、途中で身体が火照り暑さのあまり背広の上着を脱いで額の汗を拭きながら食しましたが、おかげで今日の
寒さも気にならなくなりました。
 帰りは少し寄り道して錦市場に久しぶりに立ち寄ったのですが、昔の面影を残す部分もある一方で、観光客向けに設えられた軽食店など以前にはなかった店もあちこちにあって、狭い商店街を歩いている客層も明らかに観光客然とした人達ばかりになっていたのが少し残念でした。まあ滅多に行かない私など一見の観光客同然の身ですし文句など言ってもしょうがない話なのではありますが、そんな変化を残念に思う気持ちばかりは如何ともしがたいものがあります。それに、昔よく買って帰ったモンゴイカの下足の串焼きのお店も見つけられませんでしたし。狭い小路にあふれる人波に飲まれ、探し方が悪かったのか、はたまた店そのものが無くなってしまったのか、錦市場の端から端まで一応見て回ったのですが、全く持って残念です。
 帰りは近鉄特急でゆっくりこのブログでもポメラで書きながら帰ろうかとも思ったのですが、時間もあるので特急代を節約して急行で帰宅することに。膝の上に鞄を置いてその上でポメラを広げ、打ち込みました。これまでにも何度か電車のベンチシートで入力していますが、初めの頃こそ周りの目が気になったり車酔いしそうになったりしましたが、今はほとんどそういうこともなく、すっかり慣れて車内でポメラを広げるのが当たり前になってきています。
 まあ今や携帯やスマホ、携帯ゲームやipadとかを車内でいじるのはごく普通の日常的光景ですし、若干広げたキーボードの分目立つかもしれないポメラですが、それ以外は至って地味で珍しくもないものなのかもしれません。車内で打ち込むのは実によい時間つぶしですし、意外な程集中もできてそれが移動時間の有効活用にもなるという、実にありがたい機械です。とにかくひたすら打ち込み続けておけば、後でPCで簡単に編集し直すだけで文章が完成しますし、電池の持ちはいいですし、これは本当によい買い物をしたと実感しています。

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火に油を注ぐ、の生きた見本を見た気がします。

2012-12-05 21:20:02 | Weblog
 昨日はやっぱりアルコールで脳が蕩けていたようですね。ブログ、書くだけ書いて下書きのママ保存してしまい、今、今日の分を編集するためにページを観るまで全く気づきませんでした。慌てて下書きから公開モードに切り替えましたが、何くわぬ顔でさも毎日更新しているかのようにすますのもなんとなくルール違反の気がいたしますので、記録だけはここに取っておきましょう。

 ところで、あれだけ飲んだというのに、今朝は頭痛一つなく目が覚めました。いいお酒は二日酔いもしないものなのでしょうか。まあ、二日酔い予防のために色々研究成果をもとにした手を打ってはおりましたが、半ば覚悟していただけにこの結果には若干拍子抜けです。一応、手立てが功を奏したと喜んでおこうと思います。
 
 さて、中央道トンネル事故、ネットではあの事業仕分けのせいではないか、という話がまことしやかに流れているのだそうな。中日本高速道路株式会社の2012年3月期決算概要に、道路資産完成高等が2010年度1,656億円が2011年度678億円に一千億円近くも減少している事が、その根拠なのだとか。経済に疎い私にはこれがどう事業仕分けと関係するの???、という状況なのですが、高速道路無料化とか「コンクリートから人へ」とか事業仕分けでさんざん公共事業を切りまくった経緯とかを思い出して観るに、影響が無い、と言う方がどこか間違っている気もします。その上、この話が流れた途端、仕分けの女王が、高速道路には国費は一切入ってないから事故は仕分けと関係ない! ひとえに中日本高速道路株式会社の責任、とツイッターで発言されたものだから、まさに火に油を注ぐ結果になっていて、先の事業仕分けが事故の一因説を否定するどころか補強しかねないような有様です。
 個人的には事業仕分けが事故に直接関係した、というのはさすがに牽強付会とは思いますが、何かにつけて自民党のしたことは全て悪、と切りまくった事はもっと反省してしかるべきでしょうし、何よりもヒトが死んでいる大事故の衝撃も冷めやらぬ中で、自らの責任を否定することばかりに汲々としている姿を晒すことがどれほど自分や党に傷をつけることになるのか少しは想像してみればいいのに、こうして実際に非難轟々となるまで気付けないものなのでしょうか? しかも選挙戦も始まっているというこの大事な時に。少しでも自分に不利そうな話はとにかく否定しないと、と後先考えられない視野狭窄に陥っているんじゃないかと疑われます。


 
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2012-12-04 23:23:52 | Weblog
 今日は午前中は比較的暖かい雨が降っておりましたが、雨が上がってから急激に冷えこみがきつくなり、夕方には凍り付くような寒さになりました。この分だと明日朝は寒さで目が覚めるような気温になるんじゃないか、と今から少々憂鬱になります。寒い朝はどうしても布団から出たくなくなるので、必然的にただでさえタイトな時間がギリギリになってしまうのです。

 とはいえ、今はアルコールで脳が大分御花畑状態になっているので、キーボードで叩いているほど明日朝のことを憂慮したりしているわけではありません。
 今日は長年共同で仕事している企業さん等も方々と忘年会で奈良に出かけ、おいしいお酒をいつになく大量に飲んでしまいました。このところ、酔う前に大抵気分が悪くなるので酒量は控えめにしていたのですが、上質な旨い酒は口当たりが良くて幾らでも入りそうになり、ふんわりした良い気分に酔わせてくれるので、ありがたいです。私は元来日本酒独特の匂いが苦手で普段の飲み会でも一切口を付けないのですが、奈良の地酒「春鹿」だけは別格です。「春鹿」は超辛口で濁りの一切ない、まるで一級の上流種のような鮮烈な口当たりで私が苦手な匂いが全くなく、口当たりが良い魔性の酒なのです。
 また、今日はメンバーに勧められてもう一つまるで果実酒のようにフルーティなお酒『白滴(はくてき)』も頂きましたが、これがまた杯を重ねても一向に飽きのこない、実においしいお酒でした。
 おかげを持ちまして、今夜の酒量はここ数年でも多分一番多かったのではないかと思います。その分明日朝のことが心配ではありますが、今は気持ちよい酔い加減に浸りながら、健やかな眠りに着きたいです。

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トンネルの安全調査、結局頼りになるのはベテランの金槌なのですね。

2012-12-03 20:57:48 | Weblog
 今日はいい天気で昼間はそれなりに暖かかったですが、朝はひどい霧で往生しました。うちの近辺が特にひどく、濃密に垂れ込めた白いヴェールに包み込まれ、対向車も歩行者も直前に迫るまでは全く感知できないような有様でした。もちろんそんな状態でアクセルを踏み込めるわけもなく、しばらくはのろのろと車列についていくよりありません。ここでこんな調子なら、はるかに山に近い職場の霧はいかばかりに深かろうか、と戦々恐々としながら車を進めたのですが、時とともに日が射し始めたこともあったのか、進むにつれて霧も薄く晴れてきて車の流れも格段によくなり、結局、いつもより5分ばかり遅れた程度で職場にたどり着きました。さすがに今日ばかりは完全に遅刻するだろう、と覚悟していたのですが、案外何とかなって助かりました。
 
 さて、中央自動車道のトンネル天井崩落事故、復旧には1週間くらいかかるそうですね。現場の状況をお昼休みにTVのニュースで見ましたが、周りの木々がうっすらと白くなっていて、既に雪が降り始めているのが印象的でした。また、当然と言えば当然ですが、国土交通省が近いうちに同じ構造のトンネルの緊急点検を指示するとのことで、全国に29カ所あるとされる吊り天井型トンネルで、打音で異常の有無を測るベテランによる調査が近々始まることでしょう。
 それにしても、そのような調査技術を有するベテラン技師というのは全国に何人くらい居らっしゃるのでしょうか? この手の技術は教えられたからすぐできると言うものではなし、そういった「腕」を持つベテランが定年やリストラで社会からリタイヤして行くのですから、今後ますます先細る一方なのではないか、と危惧いたします。それに、まだ人手で行っていることからしても、多分それを代替する機械的な検査手法もないのでしょう。あるいはあるけどやたらとお金がかかるとか時間がかかるとかメンテが大変とか数が少ないとかオペレーターが少ないとか、何らかの制約があるからこそ、人の手と金槌で調査が行われるのだろうと想像されます。
 我が国では技術者の地位が不当に低く、リストラでも真っ先に切られて、致し方無くオファーのあった中国などに行けば売国奴呼ばわりされたりして、その扱いはとにかくかわいそうの一言に尽きます。社会システムが円滑に維持運営できるのはそう言った技術者達の献身的な努力によると言っても過言ではないだろうに、もう少し何とかならないのか、と言う気がしてなりません。これから次々とインフラの経年劣化が表面化してくるんじゃないか、と疑われる昨今、この種のベテラン技師の「腕」を失わないように、やらなくちゃいけないことが多々あるような気がします。


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トンネル事故って怖いですが、それがインフラの老朽化とあっては怖さも倍増です。

2012-12-02 21:23:46 | Weblog
 今日は久しぶりにゆっくりと朝寝坊して、何に追われることもなく、ひたすらのんびりと一日過ごしました。仕事らしい仕事と言うと、洗濯物を干したのと、知り合いから入手した玄米(奈良県産ヒノヒカリ)30kgを無人精米機まで運んで精米した事、位です。あと、ついでに近所、と言っても車で20分くらいのところですが、そのブックオフで半額セールしていたのでちょっと足を伸ばして幾つか文庫本を購入したのが、今日の活動の全てとなります。このところ、このようにゆったり過ごす時間を持つことが出来ずにおりましたが、やっぱりたまにはこういう時間も作って生活に緩急を付けないと、急ばかりでは心身共に磨り減るばかりで持ちません。もっとも、多忙の時はひとつ片付く度に相応の達成感も得られますから、それはそれで心地良いですし、緩んでばかりいるとどうも弛緩し過ぎてすぐに無駄に時間を浪費するようになってしまいますし、平凡な話ではありますが、やはり適度にメリハリがつくようにするのが一番いいと実感いたしました。

 さて、高速の中央自動車道のトンネルで大規模な崩落事故が発生した、というニュースに衝撃を受けています。今日の朝8時頃、長さ4455mの笹子トンネル(山梨県大月市)というところで、コンクリートの天井板50~60m分が崩落、車3台が巻き込まれたのだそうです。中央道はたまに上京する時に昼間の高速バスに乗ることがあります。、事故はたまたま今日起こったというだけの話で、状況次第では私が乗車したバスが通過する時に起きていても不思議ではなかったのではないか、と思うと、ぞっとするものがあります。このトンネルは1977年に開通したもので、以来35年が経過しているわけですが、それくらいの、あるいはもっと年のいったトンネルとか橋とか高架とかビルとかは日本中いたるところにあるんじゃないのでしょうか? 立地条件やメンテナンスの頻度などで一概には言えないにしても、いずれも寿命を迎えつつあったりするのではないか、と思わずにはいられません。
 我が国は総じてハードウェアの建設にはお金が注ぎ込まれますが、その維持経費や管理にはあまりお金が回らないようになっているようです。ですが、校舎の耐震工事もままならないままになっている学校とかもまだたくさんあるらしいですし、今こそ、お金のつぎ込み方を新たに作る方から今まであるものを保つ方に重点を置き直す時なのではないか、と思います。コンクリートからヒトへ、ではなく、ヒトの分それぞれの地方に任せて、国はコンクリートからコンクリートへ、をやるべきじゃないかと私は思います。

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