
カミさんと二人で三菱一号館美術館に行きました。

現在開催されている企画展はこちら、『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 ―1780年パリに始るエスプリ― 』です。最上級の宝飾作品はこういった展覧会でもないと中々観るチャンスがないので、可能な限り足を運ぶようにしています。タイトル通り、ショーメの作品の中から歴史的な作品や傑作といわれる作品、デザイン画などを厳選して展示するという見応えのある内容になっていました。


今回は撮影可の展示室がありました。この壁にずらっと並んでいるのは何かと思ったら・・・・・・

・・・・・・ティアラのマイヨショール!(洋銀などで製作されたモデル)。

撮影可能な本物も展示さえていたものの、目が眩んで?全ての画像がピンぼけになってしまいました(笑)。現実には宝飾作品の大半は女性のための物であり、今回も女性の来場者が大多数を占めていました。しかし、工芸作品としての側面から観た場合、デザインや技巧など、男性でも楽しめる要素は色々あるんですよ。

私自身、宝飾関係の展覧会は『Story of... カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶』、『ヴァン クリーフ&アーペル ザ スピリット オブ ビューティー展』、『橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き』、『アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝』 等々、色々観てきましたが、今までに落胆したことは一度もなかったなぁ。
この企画展、会期は9月17日までなのでお見逃しなく。