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移動の途中、松濤美術館に寄りました。
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現在開催されている企画展はこちら、 『美ら島からの染と織 色と文様のマジック』 です。
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沖縄の染織文化、つい最近までまったく関心のなかったカテゴリーなのですが、昨年サントリー美術館で開催された 『琉球 美の宝庫』 を観て中々面白かったので、今回の企画展にも足を運ぶことにしました。
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私にとって最大の収獲は、芭蕉布の製作過程を紹介した動画が見られたこと。あのバショウからどうやって繊維をとりだし、布を織るのか、その概要を知ることができました。芭蕉布というと、ざっくりした風合いの布だと思っていましたが、最高級の物は絹と見間違えるほどの滑らかさを持っていたんですね。
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他にも国宝でもある生地の見本帳、 《御絵図帳》 などの展示もあり、大変中身の濃い展覧会になっていました。最初はさらっと観て次の目的地に移動する予定だったものの、気がついた予想外に長時間の滞在となってしまいましたよ。
この展覧会、会期は今月の23日までとなっていますのでお見逃しなく。