世間一般の評価が高いとはいえないことは十分承知していますが、私は410番の散弾銃が大好きです。皆さんもご存知の通り、今でも410番の村田式銃持ってますし、それ以前にも3挺所持したことがあります。
以前の3挺はいずれもライフル改造銃だったこともあり、「本物のライフル持ってるのに、何でわざわざライフル改造銃なんか買うの?」と不思議がられたりすることもあったけれど(笑)・・・・・・私としては、常々410番には410番の魅力があると思っています。簡単に説明するのは難しいのですが、 “当たらないと思われている銃で当てる快感” とでもいうのでしょうかね?。前装銃を撃つのも、突き詰めて行けばそれと似たような理由なのかもしれません。
先日、旧い写真を整理していたら、以前に所持していた銃の写真がいくつか出てきたので、今日はその中から410番の散弾銃をピックアップして紹介することにしましょう。まず最初はこれ。ウィンチェスターM70 XTRです。今は無き山梨のTOM銃砲部で作られた銃で、私は1994年に栃木の栄興産業さんで購入しました。
元の口径は30-06で、残念ながら精度、回転共にあまり良くなかった記憶があります。これは学生時代のライフル射撃仲間が欲しいというので、一度も更新せずに譲ってしまいました。
次はこれ。ヘイム・モーゼル。これも.30-06がベースで、1992年頃に浜田銃砲店さんにお願いして、銃身内径まで指定して作っていただきました。
これはM70とは別の友人(やはり大学のライフル射撃部出身)に譲ったのですが、その友人はこの銃を継続して10年以上所持し続けて、狩猟用ライフルの所持に繋げたそうです。
この他、1991~2008年までの17年間、1952年生産のマーリンM336A-DL(24インチ銃身)の.30-30をベースにした410番も所持していました。ウインチェスターのフォスター・スラッグとの相性が良くて、50mならスラッグ銃とは思えないようなグルーピングを出すことができましたし、回転不良もなくて中々良い銃だったけれど、村田式と入れ替えで手放してしまいました。
410番といえば、このような専門書が出ていることを知り、思わず入手してしまいました。『American & British 410 Shotguns』( Ronald S. Gabriel
著、Krause publications刊) です。
もしチャンスがあったら、この本の表紙に出ているような水平二連の410番を手に入れたいものです。
最後に本日のオマケ。
こんな写真も出てきました。私が今までに所持したことのある唯一の自動銃。ルガー・ミ二30ステンレス。1993年に金子銃砲店から新銃で買ったものの、一度も更新することなしに手放してしまいました。
恐らくもう二度と自動銃を買うことはないだろうなぁ・・・・・・
以前の3挺はいずれもライフル改造銃だったこともあり、「本物のライフル持ってるのに、何でわざわざライフル改造銃なんか買うの?」と不思議がられたりすることもあったけれど(笑)・・・・・・私としては、常々410番には410番の魅力があると思っています。簡単に説明するのは難しいのですが、 “当たらないと思われている銃で当てる快感” とでもいうのでしょうかね?。前装銃を撃つのも、突き詰めて行けばそれと似たような理由なのかもしれません。
先日、旧い写真を整理していたら、以前に所持していた銃の写真がいくつか出てきたので、今日はその中から410番の散弾銃をピックアップして紹介することにしましょう。まず最初はこれ。ウィンチェスターM70 XTRです。今は無き山梨のTOM銃砲部で作られた銃で、私は1994年に栃木の栄興産業さんで購入しました。
元の口径は30-06で、残念ながら精度、回転共にあまり良くなかった記憶があります。これは学生時代のライフル射撃仲間が欲しいというので、一度も更新せずに譲ってしまいました。
次はこれ。ヘイム・モーゼル。これも.30-06がベースで、1992年頃に浜田銃砲店さんにお願いして、銃身内径まで指定して作っていただきました。
これはM70とは別の友人(やはり大学のライフル射撃部出身)に譲ったのですが、その友人はこの銃を継続して10年以上所持し続けて、狩猟用ライフルの所持に繋げたそうです。
この他、1991~2008年までの17年間、1952年生産のマーリンM336A-DL(24インチ銃身)の.30-30をベースにした410番も所持していました。ウインチェスターのフォスター・スラッグとの相性が良くて、50mならスラッグ銃とは思えないようなグルーピングを出すことができましたし、回転不良もなくて中々良い銃だったけれど、村田式と入れ替えで手放してしまいました。
410番といえば、このような専門書が出ていることを知り、思わず入手してしまいました。『American & British 410 Shotguns』( Ronald S. Gabriel
著、Krause publications刊) です。
もしチャンスがあったら、この本の表紙に出ているような水平二連の410番を手に入れたいものです。
最後に本日のオマケ。
こんな写真も出てきました。私が今までに所持したことのある唯一の自動銃。ルガー・ミ二30ステンレス。1993年に金子銃砲店から新銃で買ったものの、一度も更新することなしに手放してしまいました。
恐らくもう二度と自動銃を買うことはないだろうなぁ・・・・・・
銃を購入する リストに410番が予定してありますが
今 色々探してます
ボルトが良いのですが?
難しいでしようか?
見せていただきましたが
ボルトが素晴らしいですね
410番は元々実用を考えて選ぶような銃でもないと思いますので、お好きな物で良いと思います。
私の場合は完全にお遊び銃と割り切って楽しんでいますが、人に相談されたときには、 「弾は高いし、射撃にも実猟にも向かないから、止めた方が良い」 と答えるようにしています (笑) 。
半谷
プラケースだと上手くリロードができません、手に入ればぜひリロードしてみたいです。
写真の薬莢はブラジル製のマグテックというメーカーの物です。
私は友人が個人消費分として経済産業省の輸入承認を取得して輸入した物を分けてもらいましたが、他にも使っている方がいらっしゃいますので、国内にも扱っている銃砲店があると思います。
さすがにオリジナルの村田の真鍮薬莢はもったいなくて使えません (笑) 。
半谷
#410用の真鍮薬莢としては、他にもRMC社製 (2.5インチと3インチ) 、303ブリティッシュ改造、444マーリン改造、9.3×74R改造 (3インチ) 等色々な種類があり、国内でも使用されている方がいらっしゃるようです。
私はRMCと9.3×74Rは試したことがないので、いずれそれらも交えてテストしてみたいと考えています。
半谷
私も色々な方に聞いて勉強中なのですが、皆さん違うことをいうので正解はないのかもしれません。
最近はスラッグのときは火薬⇒オーバーパウダーカード⇒フィラー(セモリナ粉)⇒パッチに包んだ丸弾という順番。
散弾のときは火薬⇒オーバーパウダーカード⇒ワッズ⇒フィラー(セモリナ粉)⇒散弾⇒ワックスペーパー?の順です。
半谷
私はLEE Lube & Sizing Kit .410-(90052) をリロード用のDIEだと思い取り寄せてしまいました、弾丸リサイズ用みたいですね!これからも失敗して経験を重ねたいと思います。
有難うございました。佐藤
私も全く同じで、使えないガラクタがどんどん増殖している状況です (笑) 。
真鍮薬莢用のリローダーに関しては下記のRMCでも販売されています。簡単な手順も紹介されておりますので、参考になるかもしれません。
http://www.rockymountaincartridge.com/
ご教授ありがとうございます。私なりに探した積りでしたが、自力でたどり着く事ができませんでした。
このロードキットを取り寄せます、本当に有難う御座いました。
先程.410真鍮薬莢が届いたのですが、MARLIN336CSの装填口にリムが引っかかり入りません。
排莢部からは装填できるのですが・・・相性があると聞いたことは在るのですが、若し何かご存知なら、ご教授頂けると幸いです。
マーリン336CSということは、元々の口径が30-30Win.のタイプでしょうか?
だとしたら、若干リムを加工しないと装填できないかもしれないですね。
30-30Winのリム径は.506インチですが、マグテックの#410のリム径は.522インチ位あるはずです。ミリに換算すると恐らく0.4ミリほど削ることになるでしょう。
303ブリテッシュ改や444マーリン改の#410真鍮薬莢はリムが厚すぎて閉鎖できない銃があるので、リムを薄く削ってありました。プライマーが正規の深さまでシート出来るように、プライマー。ポケットも加工されていました。
半谷
銃身には
「THE MARLIN FIREARMS CO. NORTH HAVEN . CT U.S.A
MOD. 336CS MICRO-GROOVE BARREL CAL 35 REM」
と刻印があります。
私が購入した薬莢は2.5インチの長さで、リム部の直径が
大きいのかと思い、少し削りましたが、はずれでした・・・
次に薬莢の長さを2インチに切り詰めたら、ギリギリ挿入出来たのですが、短い為かチェンバーに上手く装填出来ない事が多いです。
やはり単発で使うしかないようです、もう一丁のレミントンMODEL 870LWも真鍮薬莢を使うと動作が不安定です。
何とも難しいものですね!
35Rem.は元々リムレスなので、410番の真鍮薬莢との相性は良くないかもしれませんね。
私が以前に使っていた336A-DLはベースが30-30でしたが、エジェクション・ポートは拡大されていましたし、内部にも色々な所にモディファイの跡がありました。
半谷
連続装填は諦めて、単発で使います。
沢山ご教授いただき、本当に有難う御座いました。
佐藤
実際には410番の真鍮薬莢を連射できる銃は少ないかもしれませんね。今持っている村田銃は単発なので、最初から連射はできませんが(笑)。
半谷
初めて投稿させて頂きます。
暫く時間が経っているのですが、質問させて頂きます。
私も、410番ファンです、そこで金蔵薬莢を入手しようと考えていました、金属薬莢の入手先は見つけたのですが、プライマーがピストル用のラージプライマーとの事で日本で入手出来るかどうか心配しております。
303 British の薬莢を入手しましたが、やはりプライマーはピストルのラージプライマーでした。
ただ、出来ればMagTech ならば ファイヤーフォーミングせずに使用出来るので、そちらを購入しようと考えております。
お手数お掛け致しますが、ご指導の程、宜しくお願い致します。
ラージ・ライフル用とラージ・ピストル用のプライマーでは、径こそ0.210インチ(5.33ミリ)と同じですが、ピストル用の方が火薬量が少なく、カップの素材も薄く、ソフトになっています。
またハイトもライフル用の方が約0.008インチ(約0.2ミリ)程高く、基本的には互換性はありません。
他の皆さんがどうされているのかは知りませんが、私の場合は使用する銃や雷管に合わせてケースやプライマー・ポケットを加工しています。
マグテックのケースは飽くまで素材用のケースですので、使用する銃に合わせてリムの厚さや径、ケースの全長などを加工/調整する必要があり、残念ながら入手したままの状態で使用することはできません。
半谷