投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2009年 2月22日(日)23時59分6秒
水野福子は満州で生きてゆくための経済的後ろ盾を探していた。
そこで、水野福子は自分を援助してくれる候補者の一人として石光真清を熱心に観察した。
水野福子にとって「支那人の密偵」につけまわされている石光真清は得体の知れない人間ではあったが、もしかしたらすごい大物かもしれないと好奇心を抱き、石光真清に対して最も効果的と思われる方法で接近し、また同じく最も効果的と思われる自己の来歴を語った。
その来歴がどこまで真実を反映しているかは、よく分からない。
しかし、結局のところ水野福子は石光真清のあまりの朴念仁ぶりにあきれて、距離を置いた。
水野福子にとって、石光真清と「安東県という片田舎の土木業者」は同じカテゴリー、同じレベルの人間であった。
一応のまとめは、こんなところですかね。
それと、水野福子は「帝国日本」の満州進出を肯定し、「帝国日本」の支配下で自己の「いのち」を充実させようとした人ですね。
とすると、小松裕氏の言われる「いのち」の観点からは、ずいぶん微妙な人物になりますね。
>Akiさん
>あの女傑
『「いのち」と帝国日本』には全く出てきませんね。
あまりに生命力に溢れる人は、小松裕氏の「いのち」の観点からは排除されてしまうようです。
水野福子は満州で生きてゆくための経済的後ろ盾を探していた。
そこで、水野福子は自分を援助してくれる候補者の一人として石光真清を熱心に観察した。
水野福子にとって「支那人の密偵」につけまわされている石光真清は得体の知れない人間ではあったが、もしかしたらすごい大物かもしれないと好奇心を抱き、石光真清に対して最も効果的と思われる方法で接近し、また同じく最も効果的と思われる自己の来歴を語った。
その来歴がどこまで真実を反映しているかは、よく分からない。
しかし、結局のところ水野福子は石光真清のあまりの朴念仁ぶりにあきれて、距離を置いた。
水野福子にとって、石光真清と「安東県という片田舎の土木業者」は同じカテゴリー、同じレベルの人間であった。
一応のまとめは、こんなところですかね。
それと、水野福子は「帝国日本」の満州進出を肯定し、「帝国日本」の支配下で自己の「いのち」を充実させようとした人ですね。
とすると、小松裕氏の言われる「いのち」の観点からは、ずいぶん微妙な人物になりますね。
>Akiさん
>あの女傑
『「いのち」と帝国日本』には全く出てきませんね。
あまりに生命力に溢れる人は、小松裕氏の「いのち」の観点からは排除されてしまうようです。