投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2018年11月12日(月)09時27分4秒
>筆綾丸さん
小柳敦史氏が2013年の『日本の神学』52号で疑問を呈して以降、五年間はぐらかし続けているそうですから、限りなく真っ黒に近い灰色ですね。
また、『週刊新潮』によれば、深井氏にはもうひとつの疑惑があるそうです。
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「深井先生が雑誌『図書』の2015年8月号に寄稿した『エルンスト・トレルチの家計簿』という論考で、彼が依拠した資料が存在しているか疑わしいこと。その論考を読むと、深井先生はあたかもドイツにあるトレルチ資料室の管理責任者から資料を入手したように書いていますが、私が確認したところ、そうした事実はなかったのです」
奇怪な事件ですが、学院長解任は当然としても、それで済むのか。
小柳敦史氏には、
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『トレルチにおける歴史と共同体』(知泉書館、2015年9月)
「共同体形成としての学問」(『21世紀の信と知のために キリスト教大学の学問論』茂牧人・西谷幸介編、新教出版社、2015年2月、132-165頁)
「京都帝国大学文学部基督教学講座の成立」(『近代日本の大学と宗教(シリーズ 大学と宗教I)』江島尚俊・三浦周・松野智章編、法藏館、2014年2月、105-135頁)
「キリスト教と「運命」-プロテスタント神学における『西洋の没落』の残響-」(『宗教研究』第390号(日本宗教学会)、2017年12月、1-24頁)
「ドイツ・プロテスタンティズムにおける前衛と後衛」(『基督教学研究』第33号(京都大学基督教学会)、2013年12月、213-231頁)
といった著作があるそうで、「京都帝国大学文学部基督教学講座の成立」は読んでみたいですね。
キリスト教神学そのものにはあまり興味を持てないのですが、このタイトルには何となく思想のドラマが観られそうな予感がします。
※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
「フリッツ・レーフラーの墓」 2018/11/11(日) 23:24:13
小太郎さん
背景がわかりませんが、狐につままれたような感じですね。
https://de.wikipedia.org/wiki/Fritz_L%C3%B6ffler
ドレスデンの名士のようですが、Das Grab von Fritz Löffler (フリッツ・レーフラーの墓)とは、Das Grab von Carl Fritz Löffler (カール・フリッツ・レーフラーの墓)のことですかね。
背景がわかりませんが、狐につままれたような感じですね。
https://de.wikipedia.org/wiki/Fritz_L%C3%B6ffler
ドレスデンの名士のようですが、Das Grab von Fritz Löffler (フリッツ・レーフラーの墓)とは、Das Grab von Carl Fritz Löffler (カール・フリッツ・レーフラーの墓)のことですかね。