夏物ポリエステルジョーゼットのプリントが とても気に入って買ったのですが、
あまりにも薄くて、ボトムに使うには裏をつけなければどうしようもないほど。
そこで、ここのところ 続いて縫っているタンクトップのパターンをアレンジして、
膝上ぐらいの丈の服を作ることにしました。
一枚では とても透けて下着が丸見えなので(たぶん)
前身頃、後見頃 どちらも2枚ずつ裁断して、リバーシブル風の仕立てに。
裾丈だけを 若干内側を短めにし、内側の後見頃は わざと中央ではぎをいれ、
衿ぐりから25㎝ぐらいは背縫いをして、残りはスリットに。
裾もちょっと広めで 着ていると 服と体の間を風が通り抜けて 気持ちのいい服が出来上がりました。
衿ぐり、袖ぐりは袋縫いのような見返しの始末ですが、
そのままでは大きなプリント柄に負けているので、
ロックミシンの歯(カッター)をロックして細巻きで飾り縫い。
ちょっと目には コードが縫いつけてあるように見えます。
裾は外と中を別々に巻きロックで始末。
前見頃2枚をめくって 内側から 後見頃を見た画像です。
一枚のままだと、透け透けなのに 二枚重ねると、ほとんど中が透けていないのが一番うれしい仕上がりです。
裾のラインはメンズのワイシャツの裾のようにサイドが短くしてあるので、足さばきも抜群にいいものに。
裏地をつけるより、面白い仕上がりになり、
見た感じも 着心地もずーっと涼しいのがうれしい一枚になりました。
クロップドパンツに合わせると 大人の雰囲気たっぷりの外出着になったとは プーサンのコメント。