一年ほど前に気がついて、放っておいた二部式長襦袢の下衣
無双の袖は洗って綺麗な状態なので、まだまだお世話になりたい
頑張ってお直しした
新反からしたてる方が、はるかに楽だし早いんだが
たて衿を途中まで外し、ぐし縫いを取り、裾を解き、居敷当ても外した。糸の弱っている部分の背縫いや脇縫いを縫い直し、居敷当てをつける
背縫いに綴じつけ、脇縫いに綴じつけ、脇の縫い代に居敷当ての耳を二つ折りにして、かけた
最初の仕立ては、見頃の縫い代を居敷当ての縫い代でくるんでくけていた・・・手抜き
しかし、このやり方だと、表地を傷めるとわかって、断念
頻繁に着る場合の仕立てはやはり手を抜いてはダメだ!
身をもって知った
解いたフキを2分程深く縫って、裾の直し
最初に習ったように、今回もぐし縫いもした
腰布は晒しを半分に切ってつけて、紐を縫い付けていた
これも紐なしの仕立てにかなり前に変更していて、着やすいので、今回も仕立て直した
上前の腰布を1尺8寸ほど余分にカットして、着る時腰布を抑えるようにして着ている
外した腰布と新しい晒しを並べると、随分汚れているのがわかる
裾の傷みや糸力が無くなって、ほつれたりしたのは、たくさん着たからだ
今回かなり丁寧に繕ったり直したり交換したりしたので、もう少し頑張ってもらおう
そして再び裾が切れたら、お役御免かな