昨日、今日と二日続けての茶道の研究会
コロナ禍でも一年数ヶ月ぶりの開催でした
今回から会場が変わり、お点前はしつらえた舞台の上で
参加者は、ソーシャルディスタンスを取られた椅子に座っての形式
もちろんマスク着用、検温あり、会場内での飲食禁止
川崎に住んでいた頃は、研究会は飛び飛びに年6回でした
これが地方都市となると、お家元名代の業躰(ぎょうてい)のご都合?で、二日連続開催となることを、引越して初めて知りました
いえいえ、業躰(ぎょうてい)のご都合というより、淡交会支部の合理的経費の使い方なのかもしれませんが
初日の昨日は午後1時からでしたが、家を出たのは11時
研究会の後、総会もあり終わったのは5時
家に帰り着いたのは、高速飛ばしても6時でした
あー、何が残念かと言ったら、ベス🐕🦺と散歩が出来なかった事
昨夜は簡単な夕食を作り(キビナゴを天ぷらにし、生協で取ったカニ焼売をレンチンし、サラダを作り、鍋ごと冷蔵庫にしまっておいた味噌汁を温めて)
疲れて疲れて(長時間堅い椅子に座りっぱなしは、苦行でした)、寝落ち
化粧を落として、歯を磨くのが精一杯
今朝は5時起きで朝風呂
軽く朝食を食べたら、また準備です
昨日の着物を衣紋掛けから外してたたみ、今日の着物を出して、着付け
10時からの開催ですが、いい席を取りたくて早めの到着を目指して8時に家を出ました
一般道を走っても50分しか要せず、9時前に到着出来ました
座席を確保して、同じ社中の方と会場を出て、珈琲タイム
今日は1時過ぎに終わり、街中で遊ぶこともランチすることもせず、直帰のつもりでした
でも途中で食材と仏花を購入して2時半には帰りつけました
やれやれ、今日はベス🐕🦺との散歩はセーフ
たっぷり2時間近く散歩出来ました
今夜はトトさんのリクエストで瓦そば
錦糸卵を作って、牛肉を甘辛く炒め煮するだけ
鯛の柵ですお刺身も作りましたが(切るだけ😅)
瓦そばは、ホットプレートです焼かずに、銘々ロッジのスキレットで
こちらの方が、私は好みです
肝心の研究会の内容は、若輩の身で偉そうな事は言えませんが
研究会の内容よりも、デモンストレーション(茶道の科目の実演)をされる方々の着物の裾の乱れが気になりました
実は私も先週のお稽古中、いつものお点前より裾が乱れました
先週見ていただいたお点前は、炉の最後という事もあり、最後に習う大円真というものでした
台子正面と点前座と客付きと体の正面がお点前の間中何回も移動します
着物の下前がはだけて、長襦袢が見えそうでハラハラ
最近はこういうことがあまりなかったので、何が悪かったんだろうとずっと考えていたのです
そして昨日 今日と、これまでの研究会とは違った舞台というしつらえだったので、参加者の椅子に座っている目線は、舞台上でデモする方々の着物の裾あたりでした
裾が乱れている方々の着付けは、どうも上前の裾が下前と同じように着付けているのです
重なった着物の裾が同じ高さになっているので、着座の時に裾が開くのではないだろうかと気がつきました
帯下のお端折りから裾までの長さ(つま下)が長すぎて、着座する時に裾が体から余計に離れているのではないかなぁと(下前も同じ?)
というのも、先週の稽古の時、私の着物は大島紬でした
垂れもの(縮緬などの柔らかい織物)の時は、着物のつま下をかなり上げて腰紐を結びます
一方紬の時は、あまり上げないのがよろしいのは、素材的に(紬はシャリ感があり、垂れものよりもかたいので)無理して上げると斜め皺が大きくなるからだと思うのです
これは、垂れものや紬の着物などを着なれた人や、多分着付け教室に通って着付けを習った人なら、着付けのいろはぐらいの事だと思います
でもお茶の稽古をしていて、そのためにしか着物を着る機会のない人や身内に着付けてもらう人は、着付けの細かな工夫までは気が回らないのでしょう
という事で、次回からお茶の稽古の時は、見た目より実用本位で少し上前のつま下を多めに上げてみようかなぁと思った事でした
もちろん裾が乱れる理由は他にも考えられるのですが、一つずつ当たってみるしか無さそうです