庭の片隅の草取りをしていた数日前、エビネランを見つけました
その時は蕾で周りの草を抜いただけでしたが、今日見にいくと咲いていました
手入れの行き届かない我が家の庭ですが、このような山野草に近いものを見つけると嬉しくなります
他にも池の向こうにもエビネ(だと思います)
そして、イヌマキに巻きつけたセッコクも満開
亡くなった父は日本庭園の趣が好きでした
だから花を庭に植えるのは嫌い
もう40年ほど昔の事ですが、母が物凄い剣幕で父に抗議したことがあります
こんなに広い庭なのに、草花一本好きに植えられない😡 って
それでも母も梅の花が好きだったので、梅の鉢が何十とありましたし、梅の木もあちこちに植えてあります
梅の鉢は父が亡くなる2年ほど前に、残った者が手入れに苦労すると言って、形見分けだと言いながらあちこちに配り、殆ど残っていません
父が好きだった花はかのこ百合ぐらいで、今でもあちこちで咲いてくれます
これも母との思い出の百合のようです
セッコクが咲き出したり、かのこ百合がどんどん丈が伸びてきて花芽がわかるこの季節は、父母の事をよく思い出します
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昨日は茶道の研究会2日目でした
二つのお点前と講演があり1時前に終了
二日間の研究会で、業躰先生の一番言われたかったことは、
このコロナ禍で一期一会の重みがより増している
茶人は亭主になって客人をもてなす時は、客の立場を思い遣るのが当然であるが、招かれた客の方も、亭主の立場を思って席に臨んでいなければならい
このような事でした
前日は、研究会の内容で少し思うところをつらつら書いてしまいましたが
初心にかえり日々精進していこうと気持ちも新たになった研究会でした
研究会が終わると、直帰
ベス🐕🦺との散歩や夕食の買い出しなどして、夕食が終わると疲れ果て、ウトウト
今日は終日雨で、ベス🐕🦺の散歩も行けず終い
ベス🐕🦺は可哀想でしたが、私はたっぷりゆっくり過ごせた一日です
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○ 昨日の夕食は、焼売
私の焼売は、豚ひき肉と海の物を合わせたしゅうまいです
昨日は冷凍のズワイガニの身とネギを良くすり混ぜた餡に、小さな賽の目に切った筍を後から混ぜ込んで
セイロは、15cmのミニセイロで40年近く前に二段セイロを二組買いました
ガスの火力で下のセイロが焦げて二つダメになり、ここ数年は残った一組を使っていたのですが
昨日はついにその一つの底が取れてしまいました
次の上京時には横浜中華街で台湾産の新しいセイロを調達しよう❗️と思っているのです
これもなかなか実現しません
国産だととてもお高くて、私の残りの人生に見合わないお値段のようです
○ 今宵の夕食は、久々に私好みで皿数のある献立😊
カボチャの牛ひき肉のそぼろ煮、筍と豚肉の炒め煮(味噌と豆板醤)、きゅうりとちくわの酢の物、筍ご飯、筍入り味噌汁、鯖の開きを半分ずつ
地元のAコープで買った甘塩の鯖の開きで小ぶり
脂が良くのっていてとても美味しい鯖でした
食後はお抹茶と和菓子で
トトさんは山吹、私はきんとん(花くれない)
お抹茶碗は、藤の花が描いてあります
この抹茶碗は、妹の学生時代の友人の窯元で焼かれたもの
学生時代に鹿児島に遊びに来て、ここに滞在して両親がもてなしたのだそうです
その時の事が嬉しくて忘れられなくて、抹茶碗を作ったので、私に使って欲しいと、届きました
外側は漆が使ってあります
薄紫の藤の花が描いてあるので、今の季節にぴったり
お茶一服でまたまた父や母のことを思い出しています