
昨日月曜日は、友人と品川で合流して、上野へ
目指すは、旧岩崎庭邸と庭園
これまで美術館巡りをしてきたけど、月曜日は休館が多い
5つぐらい提案して、彼女が選んだのが岩崎邸庭園でした
三菱の創業者岩崎彌太郎の長男久彌が明治29年に作らせた岩崎邸の本宅で、当時は15,000坪の敷地に20棟ほどの建物があったそうです
第二次世界大戦の東京空襲などの戦禍も免れてよくぞ残ったものです
日本政府がイギリスの建築家ジョサイア・コンドルを招いて、日本の西洋建築の礎を作った人の建築物が岩崎邸の洋館
見所万歳の洋館で、目を奪われる重厚さと西洋とイスラムと日本の美意識が融合した建物です
天井のモザイク

床のモザイク


天井の刺繍(何と刺繍なんです‼️)


二階客室の壁紙
金唐革紙というもので、土台は和紙

下の壁紙の模様をレリーフした丸太で紙に凹凸の模様を付け、ベースの色を塗り、金箔で模様のペインティングを施すというとても凝った壁紙


テラスのタイルはもイギリスへ特注したもの

ミントンのタイルで裏に刻印付き

暖炉の意匠の凝らし方も色々
建築した時のままの色で保存されているヒーター

温風の吹き出し口のカバーもおしゃれ

暖炉はガスが配管されていました
久彌の家族の写真

一階に学習室があり、津田梅子さんの写真
津田女子大学を作った梅子さんは、学校経営で資金不足に悩まされて、自身の生活のために、家庭教師をしていたんだそう
岩崎家の子供の英語の家庭教師もやっていたと説明がありました
地下室はボイラーや調理室や使用人が使ったりする部屋があったそうですが、未公開
地下室への階段

地下室からは地下廊下で隣のビリヤード館へ繋がっているのだとか
和館への通路

庭石の大きいこと

手水鉢の左手はお手洗い

和館ではお抹茶と和菓子で一服のコーナーも

目福のひとときでした
この後、小腹を近くの小さなホテルのロビーで満たし、ショッピングや散策

おしゃべり‼️ おしゃべり‼️
品川で別れたのは5時半をまわっていました
息子宅に帰宅すると、Mちゃんの作った夕食が並んでいて、すぐに4人で夕食
豆狸で買ってきたお稲荷さんも並べて、どれを食べようと選ぶのに忙しい孫ちゃんやMちゃん
少し遅く帰ってきた息子も夕食をとりながら、遅くまでおしゃべりが続きました