昨日の夜7時半頃
大きな月が昇ってきました
夕食後、3回家の外に出て、今年の満月を愛でました
昨日の夕方は、トトさんが作った作物や菜園にある栗の実などをお供え
毎年沢山実をつける柿の木は、台風で落ちたり、鳥に食べられたり
今年は初めて10個ほど収穫
早生の甘柿でした
月見団子は、3段に飾り付けてもすぐに滑り落ち、諦めて自然体で
我が家は、日が暮れるとトトさんがカーテンをきっちりと閉じます
だからお供えはいつも戸外、勝手口の横に置いてある台の上
ススキは先日苔玉教室で作ったものに屋久島ススキが使ってあるので、苔玉で代用
脚付きの銘銘盆は祖父母の頃に盆正月法事などに使っていたもの
今の住まいをリノベーションする時に、色んなものを捨てました
そんな中で取っておいた物に3種類の銘銘盆があります
一つは高膳と言っていたお盆、もう一つは直置きするのに平たい盆
どの盆も祖父母や父は膳(ゼン)と言っていました
昭和の頃まではしっかり使われていたのに、出番がなくなったお盆
たまには出して使うのもいいものです
私の母は、節分 七夕 十五夜は必ず準備して迎えていました
朝家を出る時には、全くその気配もなかったのに、夕方家に帰ると縁代を出したりして、ラベルを剥がして洗った一升瓶にススキを入れて飾りつけてあり
栗やら里芋やら果物数種類もお盆に並べてありました
あー今日はお月見なんだと、その飾りを見て思い出して
一緒に作った月見団子をお供えするのです
暑かった夏もいよいよ終わり、朝晩凌ぎやすくなったこの季節に、月を愛でながら食事をしたりおしゃべりしたり
楽しい記憶があります
家族は変わりましたが、トトさんも十五夜だけは一緒に楽しむようになりました
昨夜は穏やかな時間が流れて素敵な夜でした
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