4月1日はお茶の稽古でした
お稽古は 台目棚を使った薄茶の点前と 知足棚を使って唐物の点前 台目棚があるときの初炭の炭所望 後炭手前
茶通箱のお点前で正客 と 盛りだくさんでした
お稽古の始まる前に 道具やお茶の歴史などの軽い勉強があるのですが、検定問題をよく利用します
1級の昨年の問題から 問題の一部抜粋というか この部分しか覚えてないのですが
有間皇子が歌った万葉集の歌
「家にあれば ( )に盛る飯(いひ)を草枕 旅にしあれば 椎(しい)の葉に盛る」
( )に入る言葉の選択
答えは
笥
過去問を持ってきてくださるTさんは 昨年度受験して合格したものの 消去法で選んだので 正しい読み方はわからないとのこと
お昼のご飯時にスマホで検索したら 出てきました
読みは
け
たけかんむりの漢字だから竹をつかった入れ物でしょうが、今の感覚だと家で使う容器というより外で使うお弁当箱を想像してしまいます

読まれている
笥 はこういう物ではないはずですよね
けという音を入れて読んでみれば 昔むかし 覚えたというか 歴史が古典で出てきた歌だと思い出しました
茶道検定も2級以上になると オタクな人が対象かしらと思ってしまう問題がたくさんあって 私にはとてもとても難しい
スマホでなんでも検索出来るのはとても便利ですが さらに私は漢字の読み書きアプリ
Kanji Reconizerを探し出して ダウンロードしてしまいました
手書きで検索できるので とても便利です
限定利用だと アプリはフリー
4月1日は一週間前と同じ着物で帯はその時結ぶのに悪戦苦闘して柄を合わせられなかった帯にもう一度トライしました
どうにか柄合わせ出来たのですが、手こずる理由は タレの内側に織り込む量が私には長すぎるということもあります
もうひとつは 手とタレをひねってからたいこの山を決めたい部分までが短すぎるのです
ここを長くしようとすると てを短めにしなければならず 困った織り柄です
さらに小さめのお太鼓が好きなので小さめのお太鼓を作ろうとすると帯枕の位置よりも高い位置まで折り込んだタレがあるのです
鳥が長い尾の部分で柄があうようになっています
手織りで滑りの悪い帯なので 締めにくい帯です
先週はもう諦めて フリマに出すか 袋ものをつくろうかなんて思っていたのですが、どうにか柄をあわせて締めることが出来たので もう何回か締めてみたいと思ってしまう好きな柄です
一週間前は袷の道中着を羽織ってショールも持って行ったのですが 暑がりの私は単衣のはおりもので十分な気がして 単衣の対丈コートで出かけました
母か祖母の大島紬の洗い張りを見つけて 対丈のコートに仕立て直した物です
このコートの紐は下前の衿に縫いつけてあるながーい紐を後ろにまわして 右脇のあきから出して上前のひもと結ぶようにしてあるのですが、結構面倒
そのうち あの「ひさえ紐」の形に直そうと思っています