朝食に入れた庭の片隅で採れた木苺をヨーグルトに入れました
こんなことが出来ると、田舎暮らしの幸せがジワーッと染み入ってきます
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天気予報が大当たりして、朝から強い雨
こんな日は家にお籠もりしていたいのに、裏千家茶道の研究会でした
研究会も回数を重ねると、(残念なことに)自分の中でマンネリ化していきます
そんな自分に、参加して良かったなと思ったことがいつくか
その中の一つに、お茶席では正客が一番大事だから 次客以下の心遣いが大事であるという話がありました
それは、お茶をいただいたり、道具を拝見したりする時のことです
正客の作法がちょっと違っていたとしても、次客はその作法と同じやり方をするのが、相手を思いやる心です
もし違った作法を次客以下がしたら、正客は間違ったのかな?と不安になるでしょう
そういう不安を持たせないことが、大事なのです
と、そのような意味合いのお話でした
加えて、イギリスのかつての女王が来客と食事をしていた時のエピソードも話題にされました
これは有名な話なので、ご存知な方も多いことでしょうが
女王に招かれたある貴族が、手で食べる料理の後に出されたフィンガーボールの水を(汚れた手を洗う水だと知らずに)飲んでしまった
それを見た女王はご自分もフィンガーボールの水を飲んだという話です
客人は間違った作法だったと恥をかかずに済んだのは、女王の相手を思いやる心があったから
それは茶道でも同じだということです
川崎に住んでいた頃は、色々な流派のお茶会のお席に入る機会もありました
大寄せの茶会の席では、ひそひそ声で作法が違っているという人がいたり、正客と違う作法で、お茶をいただいたり道具拝見をする人はいるものです
あまりにもよく見られる事でしたから、そういうものだろうと私の中では解釈していました
でも、やはりこれはおかしいってことです
利休七則の最後に、相客に心せよという言葉があります
相手をたてたり 思いやることが、一番の作法だと改めて思うことでした
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家を11時前に出て、帰宅は5時過ぎ
夕食はグリーンコープ生協の宅配で届いたシーフードミックスを使って皿うどん
今日もそら豆の茹でたものと、ズッキーニのサラダ
夕食後、プーさんからビデオトークが入りました
今日は何したの?と聞くので、茶道の研究会だったと話すと
何が出たの? 美味しかった?
と、まるでトンチンカンなことを言います
お茶の一服も出ません!って、言うと
あら、研修というと、こちらはモーニングやランチやティータイム付きよ! ですって
今回の研修はフォションのケータリングで、とても美味しかった!って写真まで送ってきました
モーニングはマフィンにフルーツにヨーグルトやシリアル、紅茶はフォションのケータリングなのに、マリアージュのようです
ランチはローストビーフがトッピングされたビーンズにじゃがいものメダリオン? パンにチーズ、ピンクの箱の中はエクレアだったそう
さすが美食の国の研修(研修内容は食とは全く関係ないのですが)
こんな画像を送ってきて説明するので、私も冒頭のヨーグルトの写真を送ったら
ママ、こんな自分の家で摘んだ木苺使えるって誰でも出来ない贅沢だよ!って、本気なのか慰めなのか(笑)
ウトウトしていた頃に入ったビデオ通話で、目が覚めました