Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

富士山 登らなきゃ 宝永火口を行くⅡ

2010-08-21 12:38:00 | 山歩き

Whiteout 何処まで登るのかさっぱりわからない。 これもいわゆる砂走りだろうか? 登りに25分の表示があるのに 下りは5分だって。。。 何度も目をこすって確認してしまった。

若いときならともかく この道を下りに使うのは怖い。膝に力が入らなくなっている今大けがをしそう。

Kiri それにしてもこの登りはきつかった。 足下は石ころ?がいっぱいの急斜面 ゆっくりゆっくり登るしか方法が無い。

体力に任せて急ぐ人は上で疲れて座り込んでいる。 結局は一緒になる。こういう歩き方は特別に疲れる。

おまけに霧が雨粒に変わり 流れていく。 雨具を付けても防げないぐらいのひどい流れ方。私はカメラだけを気にしていた。

Bunki やっと上り詰めた所は宝永山への分岐  しかし何も見えやしない。 本当は今立っているところも第2火口の左側のはずだけれど 

片道1時間の宝永山もちょっと行く気がしない。せめて第一火口まで・・・と少し歩き出したけれど

Daiitikakou これだもん

引きかえそう

自然が相手では何とも成らないけれど 雨はますますひどくなってきた。

Ontade2 昔富士山の登ったことがある山友つねさんが 富士山はオンタデばっかりだった・・・って言っていた 確かに多い。 オンタデって御岳の名前がついているタデ  よく見ると小さな花の集合体 風に負けないようにがんばっている。

Tozandou2

Aka 赤いのもあるよ・・・って思ったけれど これって別物? 花の様子が少し違うね。

斜面を少しだけアップダウンを繰り返しながら 巻いていくと新六合目 雲海荘につく。

Unkaisou 宝永山に行けなかったから時間たっぷりある。ここらでちょっと一休み。

Fijinomiyayakisoba_2 富士宮焼きそば

話題になっている割には食べたことが無い。サービスエリアで食べたものはあんまり。。。場所が悪かったか・・・作り置きだもの

って山小屋も最高の条件では無いね。 ぱさぱさしていつものジューシーな焼きそばが懐かしい。しぞーかおでんと同じ魚粉もちょっとぼそぼそ   でも下山中に口にずっと焼きそばの味が広がっていたから 良いだしだったのかもしれない。 まぁ 好みと言うことで。。。。

Burumiti うわっ なんやこのあとは? 紛れもなくブルドーザーの通った道。 富士山をブルで登っていくのだと聞いたことがあるので知ってはいたけれど

私があえぎあえぎ登っていた道をブルで頂上まで登って行ってしまう。 実際に見ると驚きです。

Gezandou1 富士山を極めたたくさんの強者に少々肩身の狭い思いをしながら下山。 まずは滑りやすい火山灰の道です。

Gezandou2 やがて下の方に富士山の総合指導 センターが見え始め階段を下りていくと周回完了

Singogoume 富士山新五合目 2400メートルかぁ

ここから頂上まで単純に計算しても7倍の高度 時間にして4-5時間はあるかないと行けない。

やっぱり強者の山だな。

それでも今日の山歩きで もっとがんばれると思った。今度は8合目ぐらいまで挑戦してみようかな? のんびり のんびりと

Hansyouzuru Nazonohana

ずっと気になっていた花

オケラのようにも見える。去年Bさんにつれられていった三河の山にひっそり咲いていた花  違うかなぁ?

コメント (4)
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富士山 登らなきゃ  宝永火口を行くⅠ

2010-08-21 11:34:55 | 山歩き

日本人で富士山を嫌いな人はそういないのでは・・・

学生時代 東京で過ごした私は帰省の度に新幹線の窓に張り付いて富士山の姿が見えなくなるまで目で追っていた。 飛行機に乗っても まず探すのは富士山。 富士山が見えないと 損あをしたような気になる。 富士山は三河の山からでも時々見える。 そんなときは有頂天になって その山登りがとてもすてきだったと思ってしまう。 そんな不思議な力を持った富士山。

Fujisantozandou

それでも私は富士山に登ろうと思ったことが無い。どうしてか? あんまり深く考えたことは無いけれど 高山病が出てしまうわたしには無理な山という思いがインプットされていることは間違いない。

宝永山に登ろうと言う企画があった。 いえ 正確に言うと宝永山には登らない。宝永山大火口の覗こうと言うものだった。

宝永山大火口というのは静岡県側から見ると山腹にちょっと飛び出した出っ張り。 宝永年間に噴火した跡かな?

でも遠いね 富士川インターを降りてからでも小一時間 新五合目までくねくねくねくね登っていくバス。 あんなに好きな富士山なのに富士山に登っている気がしない。

駐車場について やっと富士山に来ていることを実感。 びっくりするくらいの人。

Sirobana この日実はあんまりお天気良いとは言えなかった。それでも観光バスは列をなし 大きなリュックを背負った人の列は登山口でたむろしている。

観光客も多い。 ショルダーを斜めにかけた外国からのお客と思われる人々 登山口で記念撮影。 富士山てわからないよね。

富士登山で無いので少々居心地が悪く 早々に右の方の巻き道へ移動。 ここから樹林帯を通って宝永山の火口の方へ向かう。

黄色い花はキオンだそうで キリンソウの仲間と思っていた私は大失敗。 何でも黄色い花見てキリンソウって言うんじゃないっ!  はいっ!

オンタデとイタドリの区別はつきにくいと 書いてあったけれど 花の様子は確かに違う。赤いのはイタドリで特にベニイタドリ(メイゲツソウ)というそうです。

Kirinsou Ontade Tozandou この道に一歩足を踏み出して すっかり虜になってしまった。映像で岩場を黙々歩いている いかにも楽しくなさそうな道を見ていた私にとって五合目付近の樹林帯はとても魅力的な緑の中だった。 考えてみたら森林限界までは緑がいっぱいは当たり前だけれど・・・・いったいどんな植物があるのかしら?

Mi

Hanamurasaki 何の花だろう?

Tubomi これが開いたらこうなる・・・と言う気がする。

初めて見る花。猩猩袴のような花だけれど葉っぱはもちろん違う。これも山小屋さんのおかげでわかりました。クロトウヒレンと言うそうです。アザミの仲間だそうですが ちょっと控えめなこの花好きです。

Midori 登山口での騒々しさは鷽のような静かなや丸木である。 時々エコツアー成る観察会のグループとすれ違って 富士山にいることを思い出す。

Midori2 この頃山の上でもクサフジをよく見る。 伊吹山でもいっぱいあった。元々高地でも咲くものなのだろうか?それとも車や人について行って種が落ちた? これはクサフジに似ているけれど白い。クララのようで花の付き方が違う。 富士山には似ているようで違う私の頭の図鑑には載っていないものがいっぱい。

Sirofuji Hotarubukuro

ゆっくりとした登りは歩きやすくて楽しいけれど 後ろの方で早くもリタイアー こういう高地ではゆっくりが一番

Itiyakusou イチヤクソウ

乗鞍方面では紅花のイチヤクソウが多い気がする。野麦峠では 白花を見つけたと言っては大騒ぎした。

さて あろう事か霧が濃くなってきて ぽつんぽつん来始めた。これじゃぁ 雲海も 下の景色も何も期待できないなぁ 

御殿場からやってきた道と合わせるところでは 完全に真っ白。

Gouryuu 緑の中とても良い気持ちで歩いていたのに ホワイトアウトに近い合流点に唖然。 戻った方が良いかしら?

コメント (2)
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