何処まで登るのかさっぱりわからない。 これもいわゆる砂走りだろうか? 登りに25分の表示があるのに 下りは5分だって。。。 何度も目をこすって確認してしまった。
若いときならともかく この道を下りに使うのは怖い。膝に力が入らなくなっている今大けがをしそう。
それにしてもこの登りはきつかった。 足下は石ころ?がいっぱいの急斜面 ゆっくりゆっくり登るしか方法が無い。
体力に任せて急ぐ人は上で疲れて座り込んでいる。 結局は一緒になる。こういう歩き方は特別に疲れる。
おまけに霧が雨粒に変わり 流れていく。 雨具を付けても防げないぐらいのひどい流れ方。私はカメラだけを気にしていた。
やっと上り詰めた所は宝永山への分岐 しかし何も見えやしない。 本当は今立っているところも第2火口の左側のはずだけれど
片道1時間の宝永山もちょっと行く気がしない。せめて第一火口まで・・・と少し歩き出したけれど
引きかえそう
自然が相手では何とも成らないけれど 雨はますますひどくなってきた。
昔富士山の登ったことがある山友つねさんが 富士山はオンタデばっかりだった・・・って言っていた 確かに多い。 オンタデって御岳の名前がついているタデ よく見ると小さな花の集合体 風に負けないようにがんばっている。
赤いのもあるよ・・・って思ったけれど これって別物? 花の様子が少し違うね。
斜面を少しだけアップダウンを繰り返しながら 巻いていくと新六合目 雲海荘につく。
宝永山に行けなかったから時間たっぷりある。ここらでちょっと一休み。
話題になっている割には食べたことが無い。サービスエリアで食べたものはあんまり。。。場所が悪かったか・・・作り置きだもの
って山小屋も最高の条件では無いね。 ぱさぱさしていつものジューシーな焼きそばが懐かしい。しぞーかおでんと同じ魚粉もちょっとぼそぼそ でも下山中に口にずっと焼きそばの味が広がっていたから 良いだしだったのかもしれない。 まぁ 好みと言うことで。。。。
うわっ なんやこのあとは? 紛れもなくブルドーザーの通った道。 富士山をブルで登っていくのだと聞いたことがあるので知ってはいたけれど
私があえぎあえぎ登っていた道をブルで頂上まで登って行ってしまう。 実際に見ると驚きです。
富士山を極めたたくさんの強者に少々肩身の狭い思いをしながら下山。 まずは滑りやすい火山灰の道です。
やがて下の方に富士山の総合指導 センターが見え始め階段を下りていくと周回完了
ここから頂上まで単純に計算しても7倍の高度 時間にして4-5時間はあるかないと行けない。
やっぱり強者の山だな。
それでも今日の山歩きで もっとがんばれると思った。今度は8合目ぐらいまで挑戦してみようかな? のんびり のんびりと
ずっと気になっていた花
オケラのようにも見える。去年Bさんにつれられていった三河の山にひっそり咲いていた花 違うかなぁ?