ドライブウェーから比較的近いのに いきなり原生林の趣です。空気が緑色に見えます。
教会と言ってもお寺のようです。檀家さんはあるのかしら? どうやって食べていくの?
と下世話な気持ちが起きるのだけれど 冬になって道路が閉鎖されてもここに住んでいらっしゃるそうです。
ずっと大台の自然とともにいらっしゃるわけです。
すぐ脇が 西大台への入り口になっています。 一度レクチャーを受けると一年間有効な通行許可証がもらえるのでそれを見せます。
いくらか紅葉もしています。 綺麗です。 それにしてもガイドさん早い。下りだからきつい訳ではないけれど もう少しゆっくり味わって歩きたいし 写真も撮りたい。
これが一歩きと違うところやな はぁ
西大台は こけやキノコの宝庫 次々と現れるキノコはなんだかおいしそうなんだけれど
原生林を降りてまずついたところはナゴヤ谷 どんな意味だろう? 愛知県人としては名古屋谷?と思ってしまうけれど
向こうの茶色い群生はテンニンソウらしい。 はぁ こんなに咲いているのか
トリカブトも咲くらしいのだけれど この時期だからか気配なし。
マユミの実がはじけていたので気がせいて河渡の時足がドボン ありゃ やってしまった 冷たっ!
どこかで鹿の鳴き声が ケーンと警戒の声を発している。 「おお~い 人が来たぞ~ 気をつけろ~」 東大台では 鹿は登山道を平気で横切る。 何度も見ている。しかし西大台では鹿は野生に戻るのか 遠くで白いおしりを見せて跳ね回っているもののよってくることは無い。 鹿の害は深刻で 木々は手当をしないと枯れてしまい 彫っておくと森林の崩壊に繋がる勢い。 今大台には250匹ぐらいいるそうで 冬人が入らなくなるといくつか駆除をするらしいのだけれど みんな西大台に逃げてきて難しいのだそうな。 人との共生共存の難しさを感じる。