気持ちよいけれど よく似た景色が続く。 これが道を間違う原因になるのだろうか? 特にこの季節は落ち葉の絨毯が足跡を消す。
これはな~んだ?
マイタケだよ 天然のマイタケ
びっくりするぐらいのおおきな塊。一抱えもあるだろうか?ちょっと盛りを過ぎているらしいんだけれど(ここでは保護が第一の目的だから取って食べる事しないからね)もったいな~い キロ8000円もするらしい。
経ヶ峰 小処温泉へとある。 展望所ともある。 展望所からは東大台の大蛇嵓が目の前に見えるらしい。 行きたい いきた~い でも30分もかかるのと ガスが少し出始めてきたのとで諦めざるを得ない。 あ 今日は団体でした。
ここはあまりに気持ちが良い場所なのでまたまたしばしの休憩です。
サルノコシカケの仲間がいっぱいついています。 何年もかけて育つのでしょうか? 年輪のように縞模様になっています。
赤い吊り橋を二つ渡ったらいよいよ登りに入ります。
ごろごろ岩は登りにくいし 今まであまりにゆったりと気持ちの良い道だったのでちょっとはぁはぁします。
すぐに緩やかなみちに戻りますが ガイドさんの早さはちょっと堪えます。
ほい 不思議な格好の根っこがあります。 さて問題です。 どうやってこの根っこができたのでしょうか?
私は 大きな岩の上に根っこが伸びてやがて岩が豪雨などで流されて 木だけが残ったと考えました。
ぶぶ~ 岩ではなくて倒木のようです。 倒木が朽ちて元気な木だけが残りました。 当たらずといえども遠からずと考えるべきか? どうも私の考えることはちょっとずれているようです。
実は大台ヶ原にはトロッコ道がまいているのです。
昔四日市製紙が ここで森林伐採に着手 ヒノキを中心に200ヘクタールもの伐採をしたそうで そのときの名残です。
所々にレールの端切れも落ちていました。 そういう時代ですから今その是非を言う気はありません。 しかし もしそのまま木を伐採し続けたら 今この山はどうなっているでしょうか?
みんなの英知で守っていこうと決めた山だからこれからも残していったら良いです。 大台サンショウウオ たくさんのキノコ ブナの原生林 花の宝庫
降り始めた雨に 大急ぎで残りの道を歩きながらそんなことを考えていました。
入山許可証は一年有効とはいえ今年行くことは無いでしょう。また来年 がんばって取ってみましょう。 芽吹きの山にも入って見たいです。