Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

80歳の山デビュー 伊吹山 8合目から歩く

2009-04-24 22:13:27 | 山歩き

ヒトリシズカを見に行ったために 予定のコースを歩けなかったけれど 戻って続きをまわるほどでも無いだろう・・・と退散

時刻もお昼まわっている。 本当なら やまごはんを何か作ってあげたかったけれど おにぎりやお寿司 スープで小腹を満たす事にする。 母は 小食なので たいして食べられない。問題は亭主 量で我慢してもらおう。

駐車場に座り込んで ぱくぱく 今日は何て暖かいのだろう。 

関ヶ原インター方面まで戻って ドライブウェーに乗る。 ここの全コースは一体何キロあるのだろうか? 長くて飽き飽きするぐらい走らないと8合目には付けない。 そのせいか 料金3000円。 今時考えられない値段だ。(高いってことだよっ!)

それでも 極上の天気は たくさんのドライバーを呼んでいた。日曜日って事もあるだろうけど こんなにたくさんの車をみた事無い。 北尾根付近へ来ると カメラの列。 洗面器ほどもありそうなでかいレンズを付けたカメラは谷を 空を狙っている。 サシバ? 鷹?

さて 駐車場へ来たからって 何も無い。 ここでみられるのは 岐阜方面の展望 北側の山並み 琵琶湖や 長浜方面の景色・・・ ふーん どうしたものか?

三合目で 伊吹山の頂上を見つめて母がのたまう。「意外と近いんやね?」 はいはい

したから見上げると何だか登れてしまえそうに思えるのがこの山 無理 無理 無理 でも疑似体験は出来るかも

ゆっくり登れば行けるだろう と 山頂へ行く三つのコースのうち難易度中くらいの西コースを選ぶ。 このコースはさっきまでいた三合目が見える。山頂まで40分

Nisikosu 前に来たときは もっと足下にごろごろした岩が転がって歩きにくかった気がしたけれど 小さなバラスがいっぱい入っていて かなり歩きやすくなっていた。

母の息づかいが少々乱れている。 あれ? やっぱりきついか 母は この砂利道がお気に召さなかったらしく「歩きにくいねぇ」としきりに嫌がっている。

本当は多分 少しきつかったんだと思うよ。

花の季節にはかなり早く 夏の伊吹山がいかに美しいか この山には貴重な固有種がいっぱいあるのだとか 夏には 頂上で蛍が乱舞する事とかを話す。

Syoujyoubakama あ ショウジョウバカマ

この花だけは あちこちに咲いている。 つぼみもたくさんあるので もう少ししたら この辺りショウジョウバカマでピンク色になるらしい。

「可愛い」まん丸についた花をみて喜んでいる。

Cyoujyou 登山口方面が見える場所に来て小休止。

滅多に水分を取らない母に 無理矢理お茶を飲ませる。 

頂上方面の山小屋が(お店でもある)遠いのをみる。下を覗く。さっきまでいた三合目が くっきり見える。

Sangoume ずっとみていると 高い事も カールで吸い込まれそうな登山道も平気になってしまうのだろうか?

「私 したから行ける気がする。あのジグザグの道は ゆったりして見える。」

「はぁ そのうち付き合ってやるから 体鍛えておくれ。」とかわしたものの 本当にいけるかもしれない。恐るべし

下で あんまりみられなかったアマナが ここではあちこちにある。アマナ前線 上昇中。

Amana2 Toucyou やったね

1377メートル 伊吹山山頂に到着

誇らしげに でも恥ずかしそうに 記念撮影

元気そうなので ここで冒険をしてみる。

一番長いコースを帰ろう

案内では「経験の無い人は避けるように」と行った趣旨の事が書いている。しかし前行ったときに さほどでは無い事確認済み。 ただ長い

Higasikosu

ずっと ずっと尾根道を北尾根の方まで回り込んで下っていく。 振り返ると三角点あたりの観測所?が見える。

回り込んで左の方へ降りてくと 道が見えなくなる。 岩の続く道になるからだ。その後は笹原で 行く手を遮られる。

「怖くないの?」と聞くと「あんたをしんじているからね 全然怖くないよ。」と有り難いような有り難くないような・・・

山では一歩一歩は自己責任だよ

少し歩きにくいところもあったけれど おおむねゆっくり行けば大丈夫。 やがて最後の階段になり その先に先ほどの駐車場が現れる。 下り1時間強の散歩。

三合目散歩 と 8合目からの周回。ずいぶん歩いた事。 母が思ったより足腰が強い事が嬉しかった。 小さな事も子どものように喜んでくれるから 嬉しい。

Sirobana Odorikosou

今月終わりに 山開きの終わった上高地に連れて行く。 

父との思いでもある場所で どうしても母に見せたい景色がある。

楽しみ 楽しみ。

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80歳の山でびゅー 伊吹山 三合目散策

2009-04-22 01:09:04 | 山歩き

三合目駐車場は すでに車いっぱい 日曜日に出かける事が無いので こんなにたくさんの車みた事無いよ。 困ったな と思っていたら 一台帰る様子。 ラッキー

三合目辺りは 良い。 昔薬草園があったらしく コンパクトにいろんな山野草がみる事が出来る。 標高差も無いので 母を連れて散策するにはちょうど良い。

ホテル前の斜面には 当然 もう節分草は無い。 その前辺りに アマナがあったはずなのに なかなか見つからない。 おかしい。 去年の今ごろは あちこちからアマナとヤマエンゴサクが ニリンソウが顔を出していて それだけで楽しかったのに。。。

Enbou 少しがっかりしたけれど 何しろ この極上の天気 私が思っているよりは母は 喜んでいる様子。

「見える? 琵琶湖だよ。」

眼下にとても大きく広がっているのに 母には見えないと言う。 そうか やっぱり駄目か。 それならせめて花を・・・

ひだりての小高い丘に分け入る。

Kusaboke あら クサボケだよ

へ~ これがボケなの? 父がよく描いていたボケは 観賞用の梅のようなボケだったので 納得行かない様子。 それでも可愛らしい姿に お気に入り。

ここからは次々と花が現れる。

Kiransou2 ニシキゴロモか キランソウかよく分からないけれど 青い花は 母にも可愛く移ったらしい。 ヤマエンゴサクも喜んでいた。

Kiiro キジムシロ?

むしろになるほど咲いてはいなかったけれど

ゲンノショウコみたい と知っている花を口にする。 きっと同じ仲間だよ。

Suhamasou葉っぱの形おもしろいでしょう? ミスミソウか スハマソウ 時期的に言ってスハマソウだと思うんだけれど 私には区別がつかないの。

その可愛らしい姿に 足を踏み出し 身を乗り出してみている。

Enreisou_2 そう言えば ここではエンレイソウもあるんだ。

みておもしろい葉っぱでしょ? 真ん中にひょろんと咲いているのが 花なんだよ。

何時しか立場は逆転しているけれど 中学の時 母と花の観察をし 今で言うボタニカルフラワーの様な絵を描いて楽しんだ事を 思い出す。

Amana あぁ 見せたかったアマナがあるよ。

ほら足下

百合のような でもとても小さくて可憐で 上品な花

みれば あっちにも こっちにも 知らずに踏まれた花もあり。 うすい赤い筋が何とも言えず可愛い。

さて この間は駄目だったけれど 今日はカタクリあるらしい。 一週間前に最盛期だったらしいけれど 

Katakuri ほら カタクリ あっちのロープの向こう。 母は 蕎麦でみたくて仕方ない様子。 斜面に近いせまいところでみないといけないので はらはら

私の気持ちはお構いなしに どんどんカタクリの方に近づく。

「こんなにたくさんの カタクリ みた事無い。」

よそと比べて びっくりするほどでは無いのだけれど この箱庭の様な丘に カタクリの小群落は 満足のいくものだったらしい。

Katakuri2  しばし 葉っぱを裏返したり 場所を変えたりしてみていたけれど 花はこれで終わりではない。

ん? カンアオイ? ひょっとしたら ウスバサイシンかもしれない。いずれにしても あのおもしろい花が咲いているだろう。

と地面を掘ると 初めてみるようなかくて綺麗な花が顔を出す。

Kanaoi 

母も 初めてみる 花に興味津々。

あ イカリソウ

他の花の下に隠れるように咲いていたので 写真大ぼけ

Ikarisou ヤブレガサまでもが そのユーモラスな姿を見せてくれた。 去年もあったのだろうか?

Yaburegasa ユーモラスな姿も 団体さんだと ちょっと・・・

Yaburegasa2 これね 天ぷらに出来るんだって

へ~~ぇ

戻り初めて フッキソウがある事を思い出した。その群落は 一ヶ月前に来たときには 気配さえなかったけれどね

Fukkisou 誰かが これをヒトリシズカと思ったらしい。

ずっとつかず離れず歩いていたボランティアらしきおじさんが 「ヒトリシズカは 別の所に咲いているよ。」と

そう言えば 何年か前に H先生がヒトリシズカを三合目でいっぱいみたと言われた割には 去年ここでみる事は出来なかった。

そのおじさんを捕まえて聞いてみる。

「ちょっと待っててね」と山の斜面を歩いていって しばらくしてから 戻っていらっしゃる。

人一人がやっと通れる様なせまい道が続きますから気を付けていってください。 このまま進めば さっきの琵琶湖が見える所に出ます。

こんな道があったか・・・ 小高い丘をトラバースするように付けられた道は 本当にせまく右側は 谷に向かっているので 母が歩けるか心配だったけれど 私の心配をうるさそうに{大丈夫。 馬鹿にしないで。」と 笑ってぷりぷりした振りをしてみせる。

左斜面に 大好きなヒトリシズカを見た時は嬉しかった。 毎年みていても この花のたたずまいには 何とも言えない気品と 静けさと 幼さを感じる。

Hitorisizuka  Hitorikyoudai 団体さんでも 何か奥ゆかしい。

無理に追い越そうとして 足を斜面に滑らせたカメラマン一人

ほらね だから心配したのよ

私が先頭 母 そして亭主に 後を歩いてもらって 万全を期す。

母は おとなしく たおやかに見えるのに なかなか 言い出したら聞かないし 強い。

Nirinsou

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80歳の山でびゅー 伊吹山

2009-04-21 22:38:09 | 山歩き

父の法事もいっつかすぎて 辺りは春を通り越して初夏の装い。

父の残した絵を見ながら母とお喋りしていたとき「金華山登ってみたかった。」と母。「おやすいご用だよ。一番楽なコースで登って 帰りはロープウェーで帰ってこよう。」

そんな約束をした。 しかし母は もう80に近い。 毎日歩く生活なので 軟弱車生活の私たちより歩く事への持久力はあるかもしれない。 だけど 山歩けるのか? 加えて 母には病気がある 黄班なんたらと言う眼の病気で 気付いたときには手遅れで 片目ほとんど見えない。それでも普段 もう一つの眼で(0.1しかない)針仕事もやるから 忘れていた。

足下のごろごろの岩は見えるのだろうか? 

折角行くなら 金華山も せめて水の手コースで行きたい。 ここなら展望も良いし 退屈しない。それでも 母に行けるのかどうか 心配になってきた。

「山登りした事あるの?」

と聞くとおかしそうに話してくれた事。子どもの頃 乗鞍の麓の山奥に住んでいた母。 ちょうど陸軍の基地を乗鞍に作ろうと道路を作ったときだと思うけれど・・・と話し始める。

「遠足で乗鞍に連れて行ってやると言われてね。 嬉しくて嬉しくて買ってもらったばかりの革靴で行ったの。」 あやや そりゃ大変 どんな事になったか

「おばあちゃん 止めなかったの?」「あの人は 子どもがそうしたいと言ったら 好きにしたら良いよ。」って言う人だったから。」 そう言えば 私は祖母にしろ 祖父にしろ 笑った顔しか見た事がない気がする。

それにしても 乗鞍登山を 高山にでも連れて行ってもらうように勘違いして革靴で参加したとは  恥ずかしそうに笑って話すはずだね。 そんなだから 山育ちでも 山登り経験ないんだぁ。

「手初めに 伊吹山の三合目散策にしよう。」 会社の棚卸し作業に伴って変則で日曜日に休みが移った昨日 決行日。 亭主も誘って(と言うより 手伝ってもらうことにして)母を迎えに行く。

岐阜から 伊吹山三合目まで40分ぐらいだったかな? せまい道をくるくる登っていくのをみて 母は目が点。 やがてゆとりが出てくると 芽吹きの美しい山をため息をついてみている。柔らな緑に 桜のピンク 山吹の黄色 様々な色がパステルカラーに染まっていて美しい。

Ibuki

「私 新緑の頃に 飛騨に里帰りするの好きだった。 山の色がとても綺麗で 家に近づくに連れて どんどん色が変っていくんだよ。嬉しくて 興奮したぁ」

思ったより喜んでいてくれる様子に 一安心。

さぁ 今日はどんな花が見られるかしら?

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橫倉から谷汲へⅤ 転げ落ちるように降りる

2009-04-21 21:37:32 | インポート

ここからは そう長くない行程だけれど 大下りに足が痛かった事を思い出す。 時間は15時半

門前町のお店が5時には閉まるとのこと それに駐車場も。。。 出られなくなったら大変と 下山開始。 どっちにしろ長居したい頂上では無いしね。

One 少し尾根道を歩くも すぐに急降下 この山は華厳寺のすぐ裏の山になっている。

Kudarikaidan

途中に奥の院があるのだけれど 其処まで谷底に落ちていくような急な下り道を 行く。

階段もあるのだけれど 一歩一歩が長くて 膝の悪いときには悪夢のよう。

Kanaoi 何だか この葉っぱ・・・・

ぶつぶつ言っているピーちゃん またしても発見

カンアオイだ。土を払ってみると 確かにある。あの変った花。

尾根道にもいっぱいあったはずなのに 今回は見つけられなかった。 おちばの下に埋もれていたのかもしれない。

Sumireスミレ ここではたくさんの種類のスミレが咲いているが どうしても詳しい区別がつかないので スミレ

スミレはスミレ

Cyarumerusou あ またチャルメルソウ

今度は団体さんや もう一度挑戦

あ~~ やっぱ駄目かぁ ピントあわすの本当に難しい。

Kiransou 

キランソウも地面を這っている。 奥の院に人がやっと住めそうな小さな庵。住んでいるかどうかは分からない。 ここからは 下のお寺に向かって お手軽巡礼が出来るようにか 33の観音様が お寺の名前を書いたほこらに安置されている。 足下悪いし 疲れてきているので33から逆に数えていっても全然減らない感じ・・・ふぅ

Okunoinそれでも 足を引きずりながら 忠実にほこらをたどって降りていくと 本堂の上に出る。

やった~ 目標の5時前にはなんとかついた。 ここから駐車場までどのくらいあるのか。。。。

Sandanuki 誰もがとりあえず撮影してくる 三狸

いわだぬき みだぬき

きかだぬきって言うかどうか知らないけれど にゃンともいいがたいものを誇らしげに

あんまり好きくないぜ

由緒あるお寺らしく こんな時間になっても巡礼姿の人がひっきりなしに上がってくる。

Hondou  Jyunrei

Amacha この日正確には花祭りでは無かったけれど 甘茶の用意がしてあった。 天をさしてすっくと立っていらっしゃるお釈迦様に 甘茶をかける。

湯飲みにいただいた。「あまーい」とピーちゃん。私幼稚園がお寺だったので この行事は知っている。 紅茶に砂糖をいっぱい溶かしたものなのだと 子どもの頃思っていたけれど 大分違っている。 甘茶ずるを煎じたものだろうか?

Sanmon 山門を抜けたら門前通り

何だか さかうちをしている気分だね

Monzen 閉め始めたお店

今となってはさほど欲しいものも無いことに気付き 桜吹雪の中たらたらと歩いていく。

振り返ると 妙法岳 あの稜線を 登ったり降りたりしたんだ。それも隣の村の隣の山から

Yamanami

Hanamomo  思ったよりたくさん歩くことにはなったけれど 花いっぱいで楽しかった妙法が岳

心配したけれど イワウチワ処か カタクリも ギフチョウもみられた。

ここからしばらく行くと 薄墨桜をみることが出来たのだけれど 今日の収穫に満足しながら帰途につく。

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横倉から谷汲へⅣ 尾根道を 登ったり降りたり

2009-04-17 00:24:24 | 山歩き

前に歩いたときは 林道を大分歩いて 斜面をよじ登って 尾根に出た。そのときの様子である。そんなに高くはない。 

Shamen そのとき どうしてこんな斜面を登るのかしら?と思った。下にシハイスミレがあったので 見せてくれようとしたのかな? そんなふうに思っていたけれど 今回謎が解けた。

私たちはベンチのはんたいがわにある東海自然歩道の入口から登っていった。 今回は手抜きをしないで 正式な道を歩きたいと思ったから。

ところが これが結構きつかった。りょうがわが切り立った尾根を(怖いほどではないけれど)ひたすら登る。

あれれ? あの時途中からの登りはこんなに無かったぞ。遙か下の方に さっきの林道が見える。道理で・・・あれはこの道のショートカットだったんだ。

Kaidan いくつも上り下りを繰り返して行く。今更引き返すのも嫌だし 二つ目の目標 カタクリ まだみていないし

お? 蝶蝶? アゲハのようなちょっと黄色っぽい縞の蝶蝶 

「ギフチョウ?」

「まさかね。ギフチョウなら おしりが派手に赤いよ。」

ん~~ 確認出来ないうちにひらひら行ってしまった。まさかだよ ちょっと早すぎるもの きっと違うよ。

「ぎゃー~っ」 またしてもピーちゃんの声。

「あれ あれ あれ」

陽がさんさんとさしている斜面に あらら カタクリ  暑くないの?ってくらい陽を浴びてしっかりイナバウアー

Katakuri2おやおや こんにちは  この辺り枯れ葉がいっぱい積もっていて葉っぱが足下にいっぱいあるのだけれど 気付かないでいたのね。知らずに踏んじゃったのもあるよ。

しかし良かった。カタクリ少々早いのでは・・・と言われていたからね ラッキー

その後さらにたくさんのカタクリに出会い 感激のご対面。

Tubomi Katakuri 

「イワウチワだけでも満足なのに カタクリまでみられちゃったし 良かったね。」

しかし 何かギフチョウが気になっていた。

願うと叶う。

一つぐらい 早とちりで出てきてくれても良いよね。

Miyamasikimi

Onemiti しかし 遠い

行っても行っても頂上に着かない。 一体全体の どのくらいまで来たのだろうか?

不安になって地図を広げてみる。ありゃりゃ まだあの鉄塔まで行かないと 頂上はその先だよ。

何度偽ピークに騙された事やら。

Tamusiba 青空にタムシバの白が綺麗。

この山は桜と言うよりはタムシバで 山全体が 華やいで見えた。

何度か倒木に行く手を遮られ 登ったりくぐったり。。。

しかし これはどうよ? 登ることもくぐることも叶わない。「行っては 駄目の合図では?」って 今頃そう言われても困るけれど。

右手に回り込み 登山道を外れて進もうとしたとき 「ぎゃー」とまたもやピーちゃんの声。

「ね 赤いよ 赤いよ。」「ん? 何が?」

「これが ギフチョウ?」

Gifucyou

おやおや 本当にかなちゃったよ。

まだ羽化したばかりなのか ひくひく震えていたけれど あの目印の赤い線を見せて 飛び立とうとしていた。

カタクリの花 まだたくさん無いけれど 大丈夫? ん~~ 難儀やねぇ

Kobusiともあれ ギフチョウには会えた。

みたことが無いというピーちゃんに ギフチョウを見せることが出来た。 あの通せんぼがあったから 

Tettou やっと鉄塔に辿り着いた。 長かったけれど 頂上はもう近い。

それにしてもこんなに遠かったっけ?

Cyoujyou 苦労して 歩いてきた割には あっけなくて 素っ気ない頂上。

ケルンが積んである。 展望無し。

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