世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

苦しいときは、試されている

2012年06月07日 | 苦境
いろんなことが


上手くいかないときがある。




仕事も、


恋も、



家庭も、



その他の人間関係も、



健康状態も。





上手くいかないときって


何をやっても思うようにいかないんだよね。






考えれば考えるほど


行き(息)詰る感覚を覚える。




意気も詰まって消沈してしまう。





夜も眠れない。



目をつぶり


考えれば考えるほど


絶望が襲う。





不安は膨張する一方だ。






こんなときどうする?




ヤケになっても仕方ないし。


泣き叫んだってどうしようもない。






ボクの対処方を紹介しよう。




まず


瞑想する。


とにかく心を落ち着かせる。




静かに座り、


ユックリ、深く呼吸を繰り返す。




長ければ長いほどいい。






少し心が落ち着いたところで


紙とペンを用意し、




現在の問題点を書き出す。




この時

綺麗にまとめる必要はない。


書き殴るほどでちょうどいい。






その問題をどうしたいのか。


どうなれば解決するのかを書く。




だが


今そうなっていないのだからどうしようもない。





そして

ドンドンドンドン悪い方に考えが及ぶ。





ならば


最悪の状態を書き出してみる。






仕事を失う。

収入がなくなる。



家族もいなくなる。


体を壊す。



住むところもなくなる。




何もかにも失ってしまう。





ホームレスになってしまうのか。


もう



自殺するしか道はないのか。






こんな恐怖を


すべて紙に書きだす。





そこから何か見えてこないか。



拘っていたものが


スーッと消えて




むしろ気が楽になりはしないか。






こだわりが恐怖を生み、


失うことへの不安が絶望を呼ぶ。




その中で


残されたものはないのかあるのか。





命、


志、




希望。




そのすべてを閉ざしてしまうのか。




もう一度


初心に返ってみる。






生まれた時は裸一貫。



どうせ死んでも



灰になるだけ。





そんなこんなが


グチャグチャになった頭をよぎる。






もう一度

瞑想する。




心を落ち着かせ


書いた紙に目をやる。






自分は

何を守ろうとし、


何を捨てようとしているのか。





繰り返すうちに


人生のはかなさが見えてくる。




はかなさこそ


人生なのだ。




それは



人の夢と書く。



儚さ







すべてを失うなら


失えばいい。





形あるものは

所詮、



消え去る運命にある。





この世から消え去る時


残るものはあるのか。




あるとすれば


それは何か。





も一度


瞑想をし、



紙に書いてみる。





答えは見つからない。




敢えて答えを出さなくてもいいではないか。





答えを出そうとするから


苦しむのだ。





答えなんか


何処にもありゃしない。





何か

感じる、か?




何を感じたか。





感じたことを


素直に受け止めればいい。





それが

人生さ。





所詮


儚い人生なのさ。