世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

戦士の休息

2012年06月25日 | 人生
久しぶりに何を書こうか迷ってしまった。


ネタはいろいろあるが

いざ書くとなるとまとまらない。


毎度のこととはいえ、支離滅裂感が漂う。



2週間ぶりのOFFなので気が抜けてしまったせいもあるだろう。

それにこの雨だ。




戦士に休息はないといった舌の根も乾かないうちに

このざまだ。



一人時間を嗜(たしな)むことの喜びを知ったら

それ以上の至福は見当たらない。




しかも

ここは自然の真っただ中。



雨に濡れた草木を愛でながら

思索と弛緩を繰り返す。


こうした時間を持てる幸せを噛みしめる。




余りにめまぐるしい身の回りに

少々辟易気味だからなおさらだ。




それにしても

なぜこんなに慌ただしい世の中になってしまったのだろうか。



便利さと引き換えに

心のゆとりを失ったのか。



知識への欲望に駆られ、

情報の渦の中に巻き込まれてしまったのか。



あらゆる欲求を満たそうとして

追及してきた人間の驕りへのツケが至る所で噴出している。




個人的には

理想的な生き方を渇望しつつ、

分裂した心に苦悩する。





それでも

戦火のもとにあるシリアの人々、

搾取におびえる北朝鮮の人々、


貧困に喘ぐアフリカの難民を想えば



なんと贅沢日々かと自嘲すらしてしまう。




庭のアジサイは

激しい雨に打たれながらも凛とした姿を見せている。




やはり

戦士に休息は似合わないのだろうか。