世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

タフに生きる

2012年06月14日 | 人間関係
金銭問題、

人間関係問題、


健康問題




生きていくうえでの3大難題


すべて同時に押し寄せている。


ものすごい逆風の中にある。




こういうことは過去に何度かあった。



誰しも


一生の内何度かこういう時期に直面するはずだ。





そして


それは


人生のターニングポイントとなる。





どんな順風満帆な生活の中に居ても


必ず逆風が訪れる。






いろんな問題がいっぺんに襲うことは


一般的に良くあることだ。




そんな時


どうして自分だけがこんなに不幸なんだろうと

考えてしまう。




これも普通のことだ。





人生の違いはここからが分かれ道となる。





要するに


人生の危機に対する対処の仕方だ。




まず心構え。


そして行動。






これは夢を叶える時とまったく同じだ。





「絶対に夢を叶えてやる」という

信念と覚悟を持つことが必要なように



必ずこの問題を乗り越えてやるという


信念と覚悟を持つことが必要だ。




そして


それに向かって具体的行動を起こすことだ。




ウジウジと部屋にこもって頭を抱えていても



何も問題は解決はしない。




ますます気が滅入り、


鬱状態になり、


自暴自棄になって




自殺まで考えるようになる。




それすらできないやつは



大阪で起きたような

無差別殺人事件へと発展してしまうのだ。







多重債務ならぬ


多重問題が起きた時




冷静に対処しろといっても


なかなかできないのも事実だ。





ヤケ酒もいいだろう、


思いっきり泣くのもいいだろう、




話せる友がいるのなら


思いの丈を思いっきりぶちまけてみるのがいい。





一回、吐き出すのだ。



人を殺したり、傷つけたりしなければ


少々他人に迷惑をかけたっていいではないか。





誰だってそんな苦しい時はあるはずだ。




周りにそんな人がいたら聞いてあげよう。


寄り添ってあげよう。





そして

一言だけ声をかけよう。





「大丈夫だよ」 と。




もし

誰にも打ち明けられず


誰からも声をかけてもらえなかったら、




涙が涸れるまで思いっきり泣いた後、

自分で自分に言おう。



「大丈夫」って。




「必ず解決してみせる」


「必ず乗り越えてやる」
 って。 






他人(家族)からボロクソ言われることだってある。



非難され、

悪口を言われ

時に罵られる。




誰だって落ち込む。





気にするなっていうけど、

やはり気になる。





まずは自分の気持ちに正直になろう。





本当に自分は間違っているのか。


非難されるようなどうしようもない人間なのか。




そうではないはずだ。


完璧な人間なんていない。





君が君でいいように

自分は自分でいいはずだ。





もちろん

悪いところは素直に認めて悔い改めよう。




他人の非難や悪口雑言は


自分で気づかなかったものを知らせてくれる

貴重な意見なのだ。




逆恨みをしてはいけない。


むしろ感謝をしよう。



非難した相手に

「ありがとう」って言ってみよう。




そうしてなにより

打たれ強くなろう



打たれ強いのは


ある意味、鈍感でなければならない。




何もかにも気にし過ぎて

身を滅ぼす人が多い。




まあ、気にするなっていっても

気にしちゃうのが普通だけど。




どんな小さな苦しみや悩みといったものも


脳裏ではドンドン膨張していくものだ。







だからこそ

所詮この世は

逆境に強くなければ生きていけない。




いつも逃げてばかりじゃ生きていけない。




逆風にも向かって進んで行かなきゃならない。



悩みや苦しみと

正面から向き合わなければならない。




目を逸らしたり、

目をつむるから



妄想的に膨らんでいくのだ。






自分で自分を叱咤しよう。



そして誓おう。



山に向かって叫ぼう。

海に向かって叫ぼう。





山も海もない人は

ビルの屋上から



夜空に向かって叫ぼう!





絶対に乗り越えてみせると。





※ 具体的対処法は

6月7日付のブログ 「苦しいときは、試されている」 で書いている。 

http://blog.goo.ne.jp/dreamincountry/e/0008eef837e7649ed17885c798747c05






【余談】



横浜に住んでいたころ


毎週のように湘南に出かけていた。




葉山で小さなヨットを操ったことがある。




風を読み

セール(帆)の張り方、角度を変える。



程よい追い風の時ばかりではない。



ヨットは逆風に向かってもジグザグに進むことができる。





冬場は毎週末スキー場に出かけた。



スキーの滑降も

急な斜面を直滑降で降りるには


高度な技術と勇気が必要とされる。




一般にはギャップ(コブ)を上手に避けながら


ターンを繰り返して回り込む。



これもジグザグ降方だ。






人生の壁も

まともに正面から乗り越えることも必要だが




時には

回り込んでみることで突破口が見つかる時がある。





諦めないことだ。


ジグザグでもいいから前に向かって進むことだ。





諦めてはいけない。



ましてや



死んではいけない。





必ず道は開ける。


人生、必ずなんとかなる。