【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】

2022-12-07 17:22:29 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】
MBSラジオ 西靖、谷口キヨコのもっと聞きたい火曜日(2022/12/6) 山田惠資 時事通信のスクープの、自民党と国民民主党の連立の可能性を語る、岸田政権の支持率低下、岸田総理が維新と遠く、政権維持のために何でもあり、しかしこの話を潰すためのリークの可能性もあり、えげつない自民党政権の断末魔を解説する!



 永岡です、MBSラジオの、西靖、谷口キヨコのもっと聞きたい火曜日、時事通信解説委員の山田惠資さんが出られました。

 軍拡競争を風刺した、ウルトラセブンの第26話「超兵器R1号」、これ動画配信もありますし、DVDもあり皆さん見てください。脚本は関西出身の若槻文三さん、監督は鈴木俊継さんです。この話では、超兵器は持っているだけで、侵略者は地球を攻撃しないという意味で、超兵器R1号を開発、毒蝮三太夫さん演じるフルハシ隊員は、武器を所有する多勢家で「平和」になると語るものの、主人公ダンは、そんなことをしたら侵略者はもっと強い兵器を作ると言い、フルハシはなら、もっと強力な兵器を作ればいいというと、ダンは、それは、血を吐きながら続ける悲しいマラソンだというのです。

 この超兵器R1号は、生物のいないギエロン星に向けて発射されてそこを破壊、しかしギエロン星には生物がいて、超兵器の影響でギエロン星獣として地球に復讐に来るのです(これは初代のゴジラが核実験により生まれたことの地続き)。ギエロン星獣は、ウルトラセブンに倒されて、セブンの世界の人類はこれで反省して、超兵器開発をやめるのです。ラストシーンは、ダンが、医務室で、リスが回転する車を際限なく走りまわすものを見て、人類の末路を危惧、そしてダンは、セブンの世界では超兵器開発は中止、平和になったとなるのですが、この、リスが無限に走り続けるさまを見て暗くなる、つまり、現実の世界は軍拡競争でいずれ滅ぶぞと警告しているのです。それから50年以上、ダンを演じた森次晃嗣さんは、この話のメッセージから今のウクライナとロシアを想起されています、https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%A3%AE%E6%AC%A1%E6%99%83%E5%97%A3-%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3-%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E5%8D%B0%E8%B1%A1%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E5%9B%9E%E3%81%AF-%E8%B6%85%E5%85%B5%E5%99%A8r1%E5%8F%B7/ar-AA14KWlw 岸田総理ら政権の人間は私と同世代ですが、ウルトラセブンを見たことないのかと言いたいです。もちろん維新や立憲の連中も同様です。



この番組、ミャンマー国軍に拘束された映像作家の久保田徹さん出られて、日本は公文書改竄や低投票率などあるものの、ミャンマーのような独裁国家から見たらまだ希望ではあり、市民はアホな政権にNOを言うべきと語られました。



 山田さんの、もっと言いたい、言いたいの、山田さんマフラー撒いての、頭寒足熱、西さんは山田さんに解説以来、時事通信の特ダネ、自民が国民民主党と連立というもの、民主党が立憲民主党と国民民主党になり、しかし野党の国民民主党、自民は公明党と連立、しかし玉木氏を入閣というもの、エライことだと西さん説かれて、山田さん、先週金曜に特ダネ、ネットに配信、新聞社に流して、新聞には土曜の朝刊に流して、月曜日のリアクションを見たら、インパクト大で各社慎重、しかし時事通信の取材で、玉木氏、香川のもの、年明けに入閣、しかし公明党は反発。自民、公明、国民の連立になるが、実現するか未定だが、話は進んでいる。

 西さん、岸田総理や麻生氏も了解と記事にあったと説かれて、山田さん、岸田氏は知らんぷり、もちろん水面下なので否定、しかし岸田氏がこれをやってくれより、自民から国民民主党にアプローチ、茂木氏が動いている憶測。水面下協議が茂木氏か、政治部が取材、中心は幹事長。西さん絶句、山田さんは政治部局外でも、独自ネタにどういうものが動くか入らないのか問われて、山田さんはこのネタ、読者の立場、しかし山田さんは違和感なく、自民は政権維持大変、支持率低下。秋葉氏の問題も底流にあり、今のままでは政権低迷。補強に、支持率上昇は統一協会問題で困難。政権の建付けをしっかりするもの、自民、公明のみでは困難で、野党を巻き込む。

 西さん、それなら相手は維新ではないのかと問われて、山田さん、菅氏の政権だと維新は松井氏らと親密、しかし維新は岸田政権になり疎くなり、国民民主党は維新より議員は少ないがうまみ。谷口さん、それで支持率は上がるかと問われて、山田さん、これで野党牽制、支持率は下がるのでリスクは大きい+公明党は抵抗、存在感はなくなり。、国政選挙はいつか未定だが、その際に自公はとどうなるか未定。しかし年明けに内閣改造の可能性があり、玉木氏を入れる可能性はある。玉木氏は入りたくて仕方ない!これは前からずっとであり、予算は成立して、国民民主党は野党なのに賛成、補正予算も同様、岸田氏と玉木氏はルンルン。その際に山田さんは玉木氏に打診、しかし昨年の衆院選で自民は勝ち、国民は出番なし→支持率は下がり、なら玉木氏色気!

 西さん、こういう現在進行形のネタを書くとつぶれる場合もあり、茂木氏は怒っていないかと問われて、山田さん、茂木氏は怒っている模様、玉木氏も同様、現場の記者の反応、これは本音を言われて怒り、しかし表に出てしまい、それで遠のく可能性があり、他方メディアにリークして、自民の中でこのネタを潰したい連中もいる!=潰すためのリーク、そのリスクもあるが、話は水面下で進み、しかしそれは政治報道のスリル。谷口さん、出てどうなるかと怒られて、山田さん、年明けの内閣改造は、支持率低下で何ともあり、谷口さん、玉木氏、にやにやだと説かれて、山田さん、なかなかややこしいことになった。西さん、この記事は要注目だと締めくくられました。まさに魑魅魍魎の世界…と書くと、本物の魑魅魍魎は戦争しないと怒るかな?(笑)、いや、自民党には早く消えてもらいましょう(ツイッターでは仁藤夢乃さんのコラボに対して常軌を逸したバッシング、妖怪も真っ青のムチャクチャです)以上、山田惠資さんのお話でした。






【永岡浩一さんからの通信】

2022-12-07 01:39:12 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】


ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/12/6) 青木理&杉田弘毅 プーチン大統領のウクライナ侵攻と日本の報道を語る、日本の国際報道は米英のものの丸写し、勝ち組は何をやってもいいという空気がプーチン大統領やトランプ氏を台頭させて、ベトナム戦争では光っていた日本のジャーナリズムは沈没、ジャーナリストと市民のコラボが未来を拓ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/12/6) 青木理く+軍拡競争したら日本破綻+武田砂鉄さんの杉田水脈氏批判



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/6c28f7a3-efcc-44b1-a917-9f678b7b82d0/jam-the-world---up-close-2022-12-06-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%EF%BC%92%E9%80%B1%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%80%8C%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E4%BE%B5%E6%94%BB%E3%80%8D%E7%89%B9%E9%9B%86%EF%BC%88%E7%AC%AC%EF%BC%92%E5%9B%9E%EF%BC%89%E3%80%8D )。

 今日もテレビは朝からサッカーしかないようなアホぶり、報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、ブログでこれを批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12777993209.html もうテレビはサッカー報道やめろ、そして神戸のスーパーか百貨店でサッカー応援感謝セールしろ(笑)。負けていちいちギャーギャー言わないといけないなら阪神ファンは務まらないぞ(笑)。また、文春オンラインでプチ鹿島さん、差別怪人杉田水脈氏は安倍氏の引き立てでデタラメをやっていることの指摘がありました、https://bunshun.jp/articles/-/59201?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=onlinePublished 

 大竹まことゴールデンラジオ、武田砂鉄さんが13時台に登場、小島慶子さんと武田さん、感動は押し付けるなと指摘されて、武田さん、軍事費43兆円なのに中身なし、財源決定せず、そして鎌田慧さんが東京新聞で、軍事費倍増の有識者に読売の社長などいて、太平洋戦争はマスコミも責任があり、そして今回軍事費倍増をマスコミも後押し、そして物価高で苦境の家庭をどうするかと怒られました。そして、武田さん、岸田総理はなぜ差別怪人の杉田水脈氏をかばうのかに言及されて、杉田氏、パーティー券水増し松本氏に押されて撤回、アイヌ・韓国差別+新潮45デタラメ記事について謝罪の原稿を読むだけ=松本氏に言われたので謝罪、しかし政治家の失言は問題であるが、杉田氏は確信犯の差別発言を無数して、しかし政務官で国会に出ないとならず、表面だけ撤回。しかし福島みずほさんが具体的にどこを謝罪かと追及したら、松本氏に言われてのもの、さらに女性は命にかかる差別なしとデタラメ。杉田氏、2018年の新潮45のムチャクチャについて差別を否定=被差別者の気持ち無視、そして杉田氏のブログには言及なし、しかし不屈の政治家安倍晋三展に行き、杉田氏は安倍晋三氏に重用されて、小選挙区ではなく比例トップ。武田さんは問題が岸田氏にあり、もちろん首を切るべきをかばい、杉田氏に能力があっても、差別主義者は許されず、しかし岸田氏、国際女性会議に参加して、女性の視点、ジェンダー主流化と、言っていることとやっていることが正反対、ジェンダー差別の張本人杉田氏を温存して、杉田氏を政務官から罷免させるべき。総務省のSNS誹謗中傷禁止キャンペーンを杉田氏知らず!杉田氏は無数の差別発言をして一部しか撤回せず、問題の新潮45は差別の塊、男と女だけでなぜアカンか、朝日はLGBT批判しろとムチャクチャ、岸田氏は即杉田氏を罷免させるべきが、逆にかばう始末。大竹さん、差別怪人は切った方が岸田氏のためだと説かれて、武田さん、辞任ドミノになるのを岸田氏恐れて、岸田氏も差別主義者。杉田氏は安倍氏に寵愛されたのを利用するのは岸田氏の都合、即辞任させるべきと説かれました



 青木さんのテーマはプーチン大統領のウクライナ侵攻特集第2弾、ゲストは共同通信特別編集委員・論説委員の杉田弘毅さん、青木さんはこの枠のレギュラー、宮台さんへの襲撃に言及されて(宮台さんは神保さんにLINE送られたそうです)。このニュースを日本のメディアはちゃんと伝えているのか、国際報道のことを今回は考察、杉田さん、国際報道を問い直す(https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480074942/ )を夏に出されたもの、青木さんとは旧知の仲、杉田さん、テヘランなどに赴任、国際報道には89年、冷戦時代から配属されて、中東のテヘランが最初、バブル期、日本のメディアにも余裕があり、ソ連がつぶれ始めて、移動特派員をソ連圏でされて、中東、東欧と30年以上国際報道を担当、青木さん、本にもあるが、国際ニュース最大はプーチン大統領のウクライナ侵攻であり、日本の国際報道の課題があるというものを指摘、杉田さんもウクライナ侵攻は予想できず、どうしてか、戦争は起きてほしくない希望の先行、戦争で犠牲者の出てほしくないもの、ジャーナリストはしかしそれだとダメ、起きるかもしれないとして取材は必要、杉田さん、90~91年の湾岸戦争を取材、サダム・フセイン氏の戦争があり、しかしイラクがクウェートに戦争してメリットはあるのか、話し合いで解決と思ったら外れて戦争。その後のイラク戦争などアメリカの戦争は、起きないと思い取材してビックリの連続。

 青木さん、戦争否定は人類の理想だが、それにとらわれてファクトを見られないのは問題も、特にメディア、国際報道の問題と説かれて、杉田さん、理想は大事だが、ファクトベースで見ないとダメ。杉田さんはジャーナリストになり40年、アクティビストとの違い、ジャーナリストは自問自答、アクティビストは活動のために、他のことを軽視、しかしジャーナリストは距離感が大事、冷徹な視座も必要、広い読者、国民に提供すべきものを失い、しかし肉薄しないとファクトは取れず、一体化とみられるが、ジャーナリストとして一線は必須。

 青木さん、それで政治取材は批判されて、ジャーナリストの意見、社説だと戦争反対は書いてOK、アクティビストよりオピニオン、しかしファクトを伝える報道の意味を説かれて、杉田さん、アメリカだと社説とファクトを追う人は別で線引き、しかし紙面だと色はあり、今回の戦争、杉田さんの視点は、プーチン氏の行動の予測、冷たい合理主義者で戦争したらアホだという理解はあり、しかし他方、ロマン主義、ウクライナを配下にしたい、ロシア帝国復活のプーチン氏個人の歪んだロマンがあり、この二つで、合理主義のプーチン氏をメディアは取り、戦争を予測できず、戦争は絶対にダメというジャーナリストの意見は正しく、戦争はアカンというもの、そして日本だとロシアとの貿易でエライことになり、戦争は起きてほしくない視座があった。青木さん、皮肉かも知れないが、合理主義者だから戦争しないと見ていたら、歪んだ国家主義の再認識をして、これは日本だけでなく、ファクトを後から見つけたと説かれて、杉田さんはプーチン氏と何回か会い、2014年のクリミア併合でG8からロシア追放、侵略者追放に、プーチン氏はG8とはアメリカの視点、ロシアは二の次、そんなものはこちらから拒否、2泊3日のお茶会に出る暇なしというほど、これは日本から見たら、プーチン氏の気持ちはわかるものもあるが、日本はアメリカとの関係、ヨーロッパとの関係で屈辱感はあり、プーチン氏のアメリカ、ヨーロッパへの情念は日本に理解できる余地もあり、今はプーチン氏悪、それは間違いなく、ウクライナは被害者だが、プーチン氏にとって欧米の好き放題にされてロシア阻害に立ち上がる大義名分は、ある意味普遍性があり、アフリカ、中東、そして中国もそう、さらに日本もアメリカに支配されて視座は共有できる。

 青木さん、クリミア併合でプーチン氏排除のもので、ファクトを見ると今の状態は予測できたかと説かれて、杉田さん、ロシアの恨みが戦争になり、その点はファクトとして確認すべき。アメリカが勝ち組の世界、しかしその下に支配されたものの恨みがあり、もちろんそれは正当化できないが、その思いがあることを理解して、アメリカの視座での民主主義のみで世界は評価できない。青木さん、アメリカの民主主義もあるが、日本のメディア、国際報道の問題点の原因は、アメリカ、イギリスのヨーロッパの報道丸写し、CNN、AP、ロイターを丸写し、横縦のものがあると説かれて、杉田さん、本にも書いて、戦後の日本の国際報道は横縦、横文字を日本語にしたもの、戦前は帝国主義の縦縦で破綻、それでアメリカの視座を受け入れて、戦後すぐの記者は、戦前ひどい目にあい、弾圧もあり、解放してくれたアメリカへの感謝があり、アメリカのAPやニューヨークタイムズは理想だととらえてしまい、思想的には疑問、GHQの検閲で広島の被害も報じられず、しかし根本は横縦。しかしベトナム戦争報道で、アメリカ=正義ではない、日本のジャーナリストがはじめてアメリカの正義から離れて報道。ベトナムは日本に近く、ベトナムは南がアメリカの支配、そしてアメリカの視座に疑問を呈しても、結局横縦。個々の記者は頑張り、光るものはあるが、基本はアメリカケツナメ。

 青木さん、横縦は、ジャーナリズムが、アメリカだと日本より定着、しかしベトナム戦争はアメリカによる侵略で、アメリカを批判する視座にあり、日本に近い、日本は高度経済成長期で、ジャーナリストがたくさん、小説家もたくさん入り、ベトナム戦争は国際報道のエポック、本でもこれは大きく取り上げらたれと説かれて、杉田さん、開高健さんたち、ベトナム戦争で活躍したのは1930年代生まれ、多感な時期に敗戦、軍国主義→民主主義の天地逆転で、世界への疑問、日本はどういう国であるべきか、日本を占領したアメリカは何か、問うものがあり、それをベトナム戦争で彼らは才能を見せて、開高健さんは、先進国の作家は書くことがなく、戦争の国は書くことばかり、しかし書く余裕なしと語り、生身の人間の悲哀を知り書いて、そこに自分の志向を入れて、圧倒的に横縦否定のジャーナリズムになる。青木さん、日本のカメラ検査がピューリッツァー賞をとり、写真に横縦は通じず、が、ウクライナ侵攻では、フリーランスがウクライナに入ったが、ベトナム戦争より弱く、他方アメリカ、BBCのを横縦になったと説かれて、杉田さん、前提として、ロシアの戦争に正義はなく、ウクライナにつくことになり、ウクライナが情報を出して、欧米メディアはウクライナの情報から書いて、それを日本で横縦。ウクライナ、欧米に立つのは仕方ないとしても、日本の記者は、フリーランスもマスメディアの記者も頑張り、何としてもいいものを書く、写真を撮るはあり、しかし自由と民主主義は日本にとって根幹、アメリカはそれを名目でも維持、ロシアの主張もあるが、物足りないのは、戦争についての考え方、G8でプーチン氏追放、プーチン氏の思想は否定されるべきだが、その恨みを生み出した、旧東側の敗北感などを伝えるのに問題。ベトナム戦争で日本のジャーナリズムは活躍したが、冷戦後、対立はアメリカが片方で、相手はイラク、ロシア、DPRKと、相手の視点に立脚しにくく、深く入り取材は難しいものもある。しかし、ウクライナ戦争は、報道にサプライズはなく、ウクライナの人は大変で、それを報じても、へえ、そうなのか、にならない。

 青木さん、ベトナム戦争でのミクロな目でファクトを発信していたが、国際情勢を俯瞰するものも必要で、ロシアは悪だが、悪には悪の立場もあるという国際報道の必要性もあると説かれて、杉田さん、国連総会でロシア批判の決議、賛成はG7、反対はロシアやDPRK、しかしたくさんの国が棄権、ロシアからエネルギーや兵器を買っているだけでなく、反米感情があり、アメリカはもちろん絶対の正義ではないのに、メディアはその視座に欠けている。青木さん、ロシア、プーチン大統領は悪人でも、冷戦終結から、西側の一人勝ち、NATO拡大もその点でロシアに配慮がなかった(プーチン大統領は悪だが)と説かれて、杉田さん、アメリカでプーチン大統領支援者=トランプ氏支持者であり、反LGBTだけでなく、自分たちが負け組とのもの、アメリカに押しつぶされているという感情がロシア、そしてITに押されているラストベルトの人が負け組、南部の保守的な人は進歩的エリートに抑圧されたものがいて、負け組は自分の努力不足だけでなく、忘れられた人を無視して、情念で何も解決しない。青木さん、メディア、ジャーナリズムが勝ち組、エリートのみ見ていたらダメだと説かれて、杉田さん、負け組の怒りを予測せず、そういう怨念が世界にある。しかし、ロシアが早く敗北を認めるべき、それは希望の話だが、なぜ負け組ができて、戦争や差別に走るのか、社会の歪の被害者を救うのはジャーナリストの使命、勝ち組、エリートだけの味方ではあってはならないと結論づけられました。青木さんは杉田さんと付き合いは長く、ジャーナリストは取材対象に密着、そして一線を引いて、イデオロギーなど俯瞰すべきと説かれました。

 青木さん、文化放送の西川文野さんのラジオにも出られて、統一協会の被害者救済法案、これは必須、岸田政権は後ろ向きであったが、支持率低下により尻に火、解散命令、質問権も、まだ不十分だが、統一協会問題、憲法と信仰の自由の観点から進めるべき。しかし肝心な点に政権は消極的、統一協会という反社会組織がどうして台頭か、政権の意向で警察の捜査ストップ、統一協会が与党に100%一致ではないが、統一協会は自民党に大変な力を及ぼし、政治との関係を追及、総括はせず、他人=統一協会のことは追及、しかし自分、自民のことは置き去り、自民の重鎮が統一協会ズブズブ、共同通信の取材で地方にも統一協会の関係者は多く、深く関係のあったものは淘汰されるべきと説かれました。

 そして、青木さん、軍事費倍増について言及されて、今日の新聞各紙で統一協会の被害者救済法案と岸田総理の軍事費倍増を報じて、軍事費倍増、5年で43兆円、GDP2%、敵基地攻撃能力を持つ、トマホークミサイル、射程1000km以上=DPRKや中国を標的、自民を支持するか否か以前に、軍事費は抑えられて、専守防衛で他国を先制攻撃はアカンは戦後の矜持、論議はもっとしないとダメ。メインテーマで軍事費をGDP2%にして、有識者は増税でやれ、自民は国債でやり、世論調査では軍事費増加には賛否拮抗、ロシア、DPRK、中国のためだが、財源を借金は、日本だと戦前、軍事費を借金だとアカンという視点があり、読売では世論調査でも財源は借金でいい、これはあまりにまずい、軍事費、敵基地攻撃能力以前に借金で軍事費倍増はアカン+この国は1000兆円借金で社会、福祉崩壊→子供作れない、しかし教育、子育て予算はヨーロッパの半分、こんな状態で福祉無視で軍事費倍増は国民の生活破壊、教育、社会保障に使うべき、今でも社会保障は借金でやり、国民の生活無視で軍事費倍増はダメ、国会でもっと論議しろと怒られて、借金→将来にツケ、軍事費を借金で戦前破綻、敵基地攻撃能力は日本の周辺の脅威、不安定になり、軍拡の罠、血を吐きながら続けるアホなマラソン。年末の安全保障文書でこれを安易に決定したら戦争で国民を二重に苦しめると説かれました。血を吐きながら続ける悲しいマラソン、ウルトラセブン、ダンが1968年に警告したものを、54年たってもっとえげつないことにしている日本、このままでは崩壊です、これも拡散してください、以上、青木さん、杉田さんのお話でした。