【永岡浩一さんからの通信】
路上のラジオ(2022/12/23) 内田聖子&西谷文和 一見勝ち目のない杉並区長選に岸本聡子さんを擁立して、区民のための区政として薄氷を踏む思いで勝った経過、行き過ぎた新自由主義=弱肉強食に毒されて弱いものは置き去りの腐ったグローバリゼーションにアンチテーゼを発信する意味を語る
永岡です、路上のラジオ第115回、NPO法人アジア太平洋資料センター(http://parc-jp.org/ )共同代表の内田聖子さんがゲスト、奇跡の結果となった杉並区長選のことがテーマです(https://www.radiostreet.net/radio/1377/ )。
なお、本日16時ごろDPRKがロケット発射ですが、Jアラートは出ず、アホか、です。リスナーより、稼いだお金が戦争のために使われるのは嫌、戦争で倫理観や正義はなくなるのは太平洋戦争とウクライナ侵攻ではっきり、永田町では政治家たちクズ、反戦の佐高信さんを呼んでほしいとあり、西谷さん、軍事費倍増は5年で43兆円でなく、こんなことをされたら日本破滅、中古武器、トマホークミサイルをアメリカの在庫一掃のために買わされたら破滅だと指摘されました。
内田さんは、杉並区長選で選挙対策本部の指揮を取り、市民が行き過ぎた新自由主義にNOであり、この点、リモートでお話されました。
杉並に続け、地方が、市民が変える、岸本さんが彗星のように現れて勝ったこと、内田さん、6月の区長選、住民は住民思いの杉並区長を作る会を結成、それまで杉並は市民不在、東京の中心、富裕層もある個性ある地域、緑も、小さい商店、カフェ、文化もあり、住民運動の歴史は原水禁がノーモア被爆者の発祥の地、福島原発事故の官邸前デモの発祥の地、しかし区政は20年ほど暗黒時代、99年に今自民の山田氏、排外主義、統一協会系の人間が区長、安倍氏にシンパシーの山田氏、歴史教科書問題、つくる会という極右組織のものの採択をしようとして、行革で職員減らし、公共サービス民営化で切り捨てを山田氏して、山田氏の対抗に、2010年の前区長の田中氏、当時民主党政権のもので、リベラル候補者で民主党と社民党など推薦、しかしよさそうではなく、今回岸本さんを応援した人も田中氏応援して期待、最初の1,2年はマシ、しかし自民の安倍政権が続いて建設業などと癒着、住民無視、行革、規制緩和、そして政治姿勢も問題、区議会で議員を恫喝、公用車で業者と接待ゴルフ、西谷さんと大阪でコラボしたら、大阪の松井氏の方がひどい、公用車悪用ではそうでも、それはコロナ禍の緊急事態宣言時、田中氏を支援した、市民、商店街は田中氏3期はアカンとなり、区民思いの杉並区長を作る会を作った。
しかし、相手は現職、前原氏細野氏ら裏切り者と同じ、相手には自公がついて、そして区長候補選定は大変、圧倒的に負けそうではあり、候補者選定に、住民運動をした底力があり、2021年の衆院選で吉田さん、野党共闘で石原伸晃氏を撃破、それで勝てないと思った選挙に、区長にも野党共闘で、そして石原伸晃氏は地域で悪評、国会でも遊んでいるようなもの、伸晃氏は人気落ちて、吉田さん勝ち、その勝利の方程式、日本がスペインにサッカーで勝ったようなものは奇跡。衆院選は政党の力で勝ったが、住民には成功体験になり、1月から候補者の選定わ、1~3月にビラ配りでみんな頑張った。
やさして熱狂、楽しい運動で区長選をやり、このフレーズは支援者の一人がツイッターで発信したもので最適。それまでの決まった選挙には市民は違和感、今回は女性が頑張り、うるさくない、楽しいを重視。その中で岸本さん、ベルギー在住の落下傘候補と見られて、3月に内田さんとズームでコンタクト、4月の頭に決定,選挙まで2か月、杉並に定住なし、選挙の常識を覆す無謀だと今は内田さん思うが、国際NGOで活躍、こういう政策が必要、新自由主義反対など、政策はあるが、選挙の常識はなく、しかしそれでこんな桁外れのことをした。西谷さん岸本さんは水道再民営化の本も書いて、従来型の選挙否定と説かれて、内田さん、岸本さんは20代以降はヨーロッパで、名前連呼の選挙は知らず、ヨーロッパの選挙は討論、西谷さん、うらやましいと説かれて、内田さん、朝立ち、名前連呼を雨でも風でもやるのと異なり、岸本さんはそんなことではなく、そんなことでは心が折れる。西谷さん、有権者も選挙スタイルのマンネリに飽きていたと説かれて、内田さん、2か月しかなく、朝立ちはエネルギーを奪われて、それより政策を作る、住民と対話の方が優先。選挙スタッフで従来のものをやるか激論になり、選挙戦では街頭のものはやったが、岸本さんは聴衆の声を聞いたもの、西谷さんはそれが斬新と説かれて、内田さん、遊説ばかりだとエネルギー浪費になり、内田さんたちのキャンペーンはみんなの選挙、ポジティブなものと、落下傘候補で区民は知らず、岸本さんを周知には、みんな一人一人岸本聡子さんになり活動。岸本さんは内田さんのNGOで働き、フラット、従来の選挙を超えて、住民が課題を語り、岸本さんはそれを聞いて、しかし候補者はそれでいいか、西谷さん、オッサン政治、世襲、大物応援のものにとって有権者には新鮮だと説かれて、内田さん、従来の選挙スタイルはマンネリ、新しいものを模索。
西谷さん、市民のための政治で、政治屋だとダメだと説かれて、内田さん、自治体のトップで住民に親密な存在が必要、住民目線が必要。西谷さん、大阪も東京も行き過ぎた民営化であり、それにストップだと説かれて、内田さん、地域の児童館が廃止されて、子育て施設は不十分、人口減少と官僚は理屈でも、住民にとって便利な施設がなくなり、さらに子供だけでなく、高齢者の居場所もなくなり、これは住民から見直してほしいとして、岸本さんはそれを政策として、住民目線のもの。西谷さん、その手の新自由主義はゼネコンを喜ばせるだけ、市民無視と説かれて、内田さん、区長が業界のためにやっていた。
そして、岸本さんは僅差で勝ち、区長になりどう支えるか、内田さん、市民派の勝利は希少、西谷さん、勝つことを考えていなかった、内田さん、僅差で勝利、驚いたのは現職の田中氏、余裕で勝てると見ていたが、187票という、杉並50万人の地域で薄氷を踏む思いで勝ち、こちらが負けてもおかしくなく、岸本さんは就任から、自分に投票しなかった市民の声も聞くといい、投票率は40%にと戸瀬和、自治体選挙は4割行かない=6割は棄権、勝利でも、50万人全員の支持ではなく、反対のこえも岸本さんは聞く。そして、住民は住民思いの杉並区長を作り、自分たちに近い信頼できる区長、もちろん全部岸本さんにお任せではダメ、議会は嫌な質問もして、岸本さんを支える必要があり、議会の傍聴と、これまでにないもの、傍聴席は一杯で呼び席=役所にも新鮮、これが民主主義ではあり、互いに新しいものを模索。道路拡幅は止めないとならず、他方気候市民会議、自転車の通りやすい街、岸本さんは公用車ではなく自転車通勤、いい政策のために、市民の提案が必要で、旧来の行政との対立でなく、あまりに長期間、独裁型の区政ではあり、それを変えたので、住民もアップデートが必要。西谷さんは、市民を励ました区長選であったと前半締めくくられました。
後半は、杉並から全国へ、国際的な話、TPP、軍事費急増、博打場否定のこと、内田さんのNPOは来年50周年の歴史、ベトナム戦争反対のべ兵連から、海外とのつながりを考える人がスピンアウト、経済のグローバリゼーションは今だとマイナス、気候危機、貧困、利権のため市民無視、これらは全部同根、それを市民の目線から是正。西谷さん、グローバリゼーション=弱肉強食だと説かれて、内田さん、世界、日本は弱肉強食肯定でムチャクチャになった。西谷さん、レーガン氏、サッチャー氏の弱肉強食否定かと説かれて、内田さん、それを個別のテーマにして具体化、岸本さんは公共の民営化の弊害を研究、内田さんはTPPのスペシャリスト、TPPは零細商店を潰す+日本の農業破壊、安倍政権でゴリ押し、しかしアメリカはトランプ氏でTPP離脱で打撃はマシになっても、トランプ氏と安倍氏で、アメリカのケツナメで農産物を買え、軍事費でアメリカの使えないF35とトマホークミサイル、時代の遺物を浪費、血税の浪費、そういう構造は是正しないとダメ。
西谷さんは、フェアネスの意味を問われて、内田さん、、カタカナだと高齢者はわからないが、自治体主義、グローバル企業はアマゾン、グーグル、スタバなど社会を蹂躙、市民もそれに依存して、しかし利潤は地域ではなく、アメリカのGAFAに流れて、町の本屋さんはそれで消えて、しかしヨーロッパは日本よりえげつない民営化で地域経済は大変、しかしその中で志のある自治体もあり、住民を守り、国、企業に抵抗、スペインのバルセロナは車社会否定、観光都市で民泊は行き過ぎると町の中心から住民は排除になるので、それらを規制、新自由主義、資本主義では嫌われる。西谷さん、パリだと水道の再公営化して成功、しかし資本家にはウザいと見られたと説かれて、内田さん、それをフェアレス=恐れず闘う自治体は少しずつ増えて連帯して、ネットワークを作っている。日本だと学校給食の有機化で地元の野菜を積極的に使用、住宅をたくさん作り、日本と逆。西谷さん、住まいは権利で安くあるべきと説かれて、内田さん、東京は慎太郎氏のデタラメで公営住宅作らず、大阪も同様=住民生きられず、それへの反撃。
市民の行動は大事、ヨーロッパでは賃金低下にストライキして、日本はどうしてやらないか、内田さん、理由は詳しく把握できず、現場は各々頑張り、しかし若い人は希望どころか怒りも持てない、結婚もできないもの。内田さんは大学生と話してGAFAの危険性を語ると、GAFAに頼るという、考えなくても選べる生活になってしまい、政治も変わらないから維新、自民でいいになり、これを変化させるのは大変。国政を変えるのは大変で、だから自治体で住民のための政治。女性たちがカギ、グローバリゼーション、新自由主義でケアワークは軽視されて、ここは女性がやっていて、非正規雇用は女性。杉並は6000人の職員の半分が非正規、3000人の8割が女性、官製ワーキングプア。
これからは左右の対立ではなく、富める者と貧しいものの闘いになり、階級闘争ではない、しかし虐げられたものは立ち上がる力もなく、日本だと市民運動は若者に定着していない。西谷さん、岸本さんたち、自治体トップがコラボで地方選を闘う動きを説かれて、内田さん、近くが世田谷区、保坂さんのところ、中野区の区長も市民と対話のもの、東京はリベラルな首長もいて、他方国政は軍拡、増税ではあり、まずは足元の自治体から、である。
来年4月の統一地方選は全国的に重要、地域の身近な政治を1ミリでもよくすべき。西谷さん、エネルギー、農産物、地産地消と、身の丈にあった地場産業の立て直しが必要だと説かれて、内田さん、岸本さんを手伝い、財務省を筆頭に支出を嫌がる病的なもの、財政出動は無限には無理でも、未来のために財務省など緊縮が行政の隅々まで浸透、しかし農家に、当たり前に食べられる状態は必須。日本は食料自給率は4割、大都会は1割、食料自給率、エネルギーと、人間の生きられるもののために投資は未来を作るもの。そういうクリエイティブな政策を自治体はやるべき。西谷さん、都市で農業をしてもらい、売れると税収になると説かれて、内田さん、地域の中でお金が回るべき。西谷さん、保育園民営化でも、母親が仕事辞めたらマイナスだと説かれて、内田さん、グローバルな気候危機から、住民の課題まで、今の日本は人間無視、どころか昭和の、50年前のイケイケ都市計画道路をごり押し。前例踏襲の思考停止はダメ、環境は激変して、それに従うものはなく、それでオリンピックなどやってしまい、しかし困窮する市民のために本当の政治が必要だとして時間になりました。
西谷さんのラジオ、他のネットラジオ番組の先駆けで、マスメディアにないものをうまくやっています、これも拡散してください、以上、路上のラジオ第115回でした。
路上のラジオ(2022/12/23) 内田聖子&西谷文和 一見勝ち目のない杉並区長選に岸本聡子さんを擁立して、区民のための区政として薄氷を踏む思いで勝った経過、行き過ぎた新自由主義=弱肉強食に毒されて弱いものは置き去りの腐ったグローバリゼーションにアンチテーゼを発信する意味を語る
永岡です、路上のラジオ第115回、NPO法人アジア太平洋資料センター(http://parc-jp.org/ )共同代表の内田聖子さんがゲスト、奇跡の結果となった杉並区長選のことがテーマです(https://www.radiostreet.net/radio/1377/ )。
なお、本日16時ごろDPRKがロケット発射ですが、Jアラートは出ず、アホか、です。リスナーより、稼いだお金が戦争のために使われるのは嫌、戦争で倫理観や正義はなくなるのは太平洋戦争とウクライナ侵攻ではっきり、永田町では政治家たちクズ、反戦の佐高信さんを呼んでほしいとあり、西谷さん、軍事費倍増は5年で43兆円でなく、こんなことをされたら日本破滅、中古武器、トマホークミサイルをアメリカの在庫一掃のために買わされたら破滅だと指摘されました。
内田さんは、杉並区長選で選挙対策本部の指揮を取り、市民が行き過ぎた新自由主義にNOであり、この点、リモートでお話されました。
杉並に続け、地方が、市民が変える、岸本さんが彗星のように現れて勝ったこと、内田さん、6月の区長選、住民は住民思いの杉並区長を作る会を結成、それまで杉並は市民不在、東京の中心、富裕層もある個性ある地域、緑も、小さい商店、カフェ、文化もあり、住民運動の歴史は原水禁がノーモア被爆者の発祥の地、福島原発事故の官邸前デモの発祥の地、しかし区政は20年ほど暗黒時代、99年に今自民の山田氏、排外主義、統一協会系の人間が区長、安倍氏にシンパシーの山田氏、歴史教科書問題、つくる会という極右組織のものの採択をしようとして、行革で職員減らし、公共サービス民営化で切り捨てを山田氏して、山田氏の対抗に、2010年の前区長の田中氏、当時民主党政権のもので、リベラル候補者で民主党と社民党など推薦、しかしよさそうではなく、今回岸本さんを応援した人も田中氏応援して期待、最初の1,2年はマシ、しかし自民の安倍政権が続いて建設業などと癒着、住民無視、行革、規制緩和、そして政治姿勢も問題、区議会で議員を恫喝、公用車で業者と接待ゴルフ、西谷さんと大阪でコラボしたら、大阪の松井氏の方がひどい、公用車悪用ではそうでも、それはコロナ禍の緊急事態宣言時、田中氏を支援した、市民、商店街は田中氏3期はアカンとなり、区民思いの杉並区長を作る会を作った。
しかし、相手は現職、前原氏細野氏ら裏切り者と同じ、相手には自公がついて、そして区長候補選定は大変、圧倒的に負けそうではあり、候補者選定に、住民運動をした底力があり、2021年の衆院選で吉田さん、野党共闘で石原伸晃氏を撃破、それで勝てないと思った選挙に、区長にも野党共闘で、そして石原伸晃氏は地域で悪評、国会でも遊んでいるようなもの、伸晃氏は人気落ちて、吉田さん勝ち、その勝利の方程式、日本がスペインにサッカーで勝ったようなものは奇跡。衆院選は政党の力で勝ったが、住民には成功体験になり、1月から候補者の選定わ、1~3月にビラ配りでみんな頑張った。
やさして熱狂、楽しい運動で区長選をやり、このフレーズは支援者の一人がツイッターで発信したもので最適。それまでの決まった選挙には市民は違和感、今回は女性が頑張り、うるさくない、楽しいを重視。その中で岸本さん、ベルギー在住の落下傘候補と見られて、3月に内田さんとズームでコンタクト、4月の頭に決定,選挙まで2か月、杉並に定住なし、選挙の常識を覆す無謀だと今は内田さん思うが、国際NGOで活躍、こういう政策が必要、新自由主義反対など、政策はあるが、選挙の常識はなく、しかしそれでこんな桁外れのことをした。西谷さん岸本さんは水道再民営化の本も書いて、従来型の選挙否定と説かれて、内田さん、岸本さんは20代以降はヨーロッパで、名前連呼の選挙は知らず、ヨーロッパの選挙は討論、西谷さん、うらやましいと説かれて、内田さん、朝立ち、名前連呼を雨でも風でもやるのと異なり、岸本さんはそんなことではなく、そんなことでは心が折れる。西谷さん、有権者も選挙スタイルのマンネリに飽きていたと説かれて、内田さん、2か月しかなく、朝立ちはエネルギーを奪われて、それより政策を作る、住民と対話の方が優先。選挙スタッフで従来のものをやるか激論になり、選挙戦では街頭のものはやったが、岸本さんは聴衆の声を聞いたもの、西谷さんはそれが斬新と説かれて、内田さん、遊説ばかりだとエネルギー浪費になり、内田さんたちのキャンペーンはみんなの選挙、ポジティブなものと、落下傘候補で区民は知らず、岸本さんを周知には、みんな一人一人岸本聡子さんになり活動。岸本さんは内田さんのNGOで働き、フラット、従来の選挙を超えて、住民が課題を語り、岸本さんはそれを聞いて、しかし候補者はそれでいいか、西谷さん、オッサン政治、世襲、大物応援のものにとって有権者には新鮮だと説かれて、内田さん、従来の選挙スタイルはマンネリ、新しいものを模索。
西谷さん、市民のための政治で、政治屋だとダメだと説かれて、内田さん、自治体のトップで住民に親密な存在が必要、住民目線が必要。西谷さん、大阪も東京も行き過ぎた民営化であり、それにストップだと説かれて、内田さん、地域の児童館が廃止されて、子育て施設は不十分、人口減少と官僚は理屈でも、住民にとって便利な施設がなくなり、さらに子供だけでなく、高齢者の居場所もなくなり、これは住民から見直してほしいとして、岸本さんはそれを政策として、住民目線のもの。西谷さん、その手の新自由主義はゼネコンを喜ばせるだけ、市民無視と説かれて、内田さん、区長が業界のためにやっていた。
そして、岸本さんは僅差で勝ち、区長になりどう支えるか、内田さん、市民派の勝利は希少、西谷さん、勝つことを考えていなかった、内田さん、僅差で勝利、驚いたのは現職の田中氏、余裕で勝てると見ていたが、187票という、杉並50万人の地域で薄氷を踏む思いで勝ち、こちらが負けてもおかしくなく、岸本さんは就任から、自分に投票しなかった市民の声も聞くといい、投票率は40%にと戸瀬和、自治体選挙は4割行かない=6割は棄権、勝利でも、50万人全員の支持ではなく、反対のこえも岸本さんは聞く。そして、住民は住民思いの杉並区長を作り、自分たちに近い信頼できる区長、もちろん全部岸本さんにお任せではダメ、議会は嫌な質問もして、岸本さんを支える必要があり、議会の傍聴と、これまでにないもの、傍聴席は一杯で呼び席=役所にも新鮮、これが民主主義ではあり、互いに新しいものを模索。道路拡幅は止めないとならず、他方気候市民会議、自転車の通りやすい街、岸本さんは公用車ではなく自転車通勤、いい政策のために、市民の提案が必要で、旧来の行政との対立でなく、あまりに長期間、独裁型の区政ではあり、それを変えたので、住民もアップデートが必要。西谷さんは、市民を励ました区長選であったと前半締めくくられました。
後半は、杉並から全国へ、国際的な話、TPP、軍事費急増、博打場否定のこと、内田さんのNPOは来年50周年の歴史、ベトナム戦争反対のべ兵連から、海外とのつながりを考える人がスピンアウト、経済のグローバリゼーションは今だとマイナス、気候危機、貧困、利権のため市民無視、これらは全部同根、それを市民の目線から是正。西谷さん、グローバリゼーション=弱肉強食だと説かれて、内田さん、世界、日本は弱肉強食肯定でムチャクチャになった。西谷さん、レーガン氏、サッチャー氏の弱肉強食否定かと説かれて、内田さん、それを個別のテーマにして具体化、岸本さんは公共の民営化の弊害を研究、内田さんはTPPのスペシャリスト、TPPは零細商店を潰す+日本の農業破壊、安倍政権でゴリ押し、しかしアメリカはトランプ氏でTPP離脱で打撃はマシになっても、トランプ氏と安倍氏で、アメリカのケツナメで農産物を買え、軍事費でアメリカの使えないF35とトマホークミサイル、時代の遺物を浪費、血税の浪費、そういう構造は是正しないとダメ。
西谷さんは、フェアネスの意味を問われて、内田さん、、カタカナだと高齢者はわからないが、自治体主義、グローバル企業はアマゾン、グーグル、スタバなど社会を蹂躙、市民もそれに依存して、しかし利潤は地域ではなく、アメリカのGAFAに流れて、町の本屋さんはそれで消えて、しかしヨーロッパは日本よりえげつない民営化で地域経済は大変、しかしその中で志のある自治体もあり、住民を守り、国、企業に抵抗、スペインのバルセロナは車社会否定、観光都市で民泊は行き過ぎると町の中心から住民は排除になるので、それらを規制、新自由主義、資本主義では嫌われる。西谷さん、パリだと水道の再公営化して成功、しかし資本家にはウザいと見られたと説かれて、内田さん、それをフェアレス=恐れず闘う自治体は少しずつ増えて連帯して、ネットワークを作っている。日本だと学校給食の有機化で地元の野菜を積極的に使用、住宅をたくさん作り、日本と逆。西谷さん、住まいは権利で安くあるべきと説かれて、内田さん、東京は慎太郎氏のデタラメで公営住宅作らず、大阪も同様=住民生きられず、それへの反撃。
市民の行動は大事、ヨーロッパでは賃金低下にストライキして、日本はどうしてやらないか、内田さん、理由は詳しく把握できず、現場は各々頑張り、しかし若い人は希望どころか怒りも持てない、結婚もできないもの。内田さんは大学生と話してGAFAの危険性を語ると、GAFAに頼るという、考えなくても選べる生活になってしまい、政治も変わらないから維新、自民でいいになり、これを変化させるのは大変。国政を変えるのは大変で、だから自治体で住民のための政治。女性たちがカギ、グローバリゼーション、新自由主義でケアワークは軽視されて、ここは女性がやっていて、非正規雇用は女性。杉並は6000人の職員の半分が非正規、3000人の8割が女性、官製ワーキングプア。
これからは左右の対立ではなく、富める者と貧しいものの闘いになり、階級闘争ではない、しかし虐げられたものは立ち上がる力もなく、日本だと市民運動は若者に定着していない。西谷さん、岸本さんたち、自治体トップがコラボで地方選を闘う動きを説かれて、内田さん、近くが世田谷区、保坂さんのところ、中野区の区長も市民と対話のもの、東京はリベラルな首長もいて、他方国政は軍拡、増税ではあり、まずは足元の自治体から、である。
来年4月の統一地方選は全国的に重要、地域の身近な政治を1ミリでもよくすべき。西谷さん、エネルギー、農産物、地産地消と、身の丈にあった地場産業の立て直しが必要だと説かれて、内田さん、岸本さんを手伝い、財務省を筆頭に支出を嫌がる病的なもの、財政出動は無限には無理でも、未来のために財務省など緊縮が行政の隅々まで浸透、しかし農家に、当たり前に食べられる状態は必須。日本は食料自給率は4割、大都会は1割、食料自給率、エネルギーと、人間の生きられるもののために投資は未来を作るもの。そういうクリエイティブな政策を自治体はやるべき。西谷さん、都市で農業をしてもらい、売れると税収になると説かれて、内田さん、地域の中でお金が回るべき。西谷さん、保育園民営化でも、母親が仕事辞めたらマイナスだと説かれて、内田さん、グローバルな気候危機から、住民の課題まで、今の日本は人間無視、どころか昭和の、50年前のイケイケ都市計画道路をごり押し。前例踏襲の思考停止はダメ、環境は激変して、それに従うものはなく、それでオリンピックなどやってしまい、しかし困窮する市民のために本当の政治が必要だとして時間になりました。
西谷さんのラジオ、他のネットラジオ番組の先駆けで、マスメディアにないものをうまくやっています、これも拡散してください、以上、路上のラジオ第115回でした。