【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一氏からの通信】

2022-12-15 23:56:50 | 転載
【永岡浩一氏からの通信】


MBSラジオ 厳選!月イチジャーナル(202/12/12) 与良正男 2022年のニュースを語る、プーチン大統領のウクライナ侵攻と、安倍氏銃殺と統一協会問題爆発、日本のタガが安倍政権の10年で破綻、岸田総理は中身なしのアホ、安倍晋三氏なしで何もできず、そして統一協会問題など若いジャーナリストへの継承は課題であるとことを指摘する!



 永岡です、MBSラジオの、厳選!月イチジャーナル、第9回、西靖さんの司会で放送されました。前田春香さんは海外取材です。

 その前に、本日夕方、MBSテレビのよんちゃんTVで、赤旗スクープの夢洲博打場用地の不当な安値問題が10分ほど取り上げられました。ニュースなラヂオにも出られた柳瀬良太さんの取材、赤旗の報道の通り、夢洲博打場の土地、鑑定を4社にさせてうち3社は全く同じ数字、残りの1社もほぼ同額、そして不当な安値(1平米12万円はUSJの数分の1)、大阪市港湾局は、博打場の前例が日本になくそれでこのような結果というものの、鑑定士はそれなら試算したらダメというコメント、そして鑑定した業者はノーコメント=第2森友事件、大阪市=松井市長からの指示と報じて、赤旗スクープがテレビで後追いは異例、しかも在阪マスコミは維新命の中でこれは驚き、どうやら岸田政権グラグラが維新にも波及の模様です。報道されたMBSに敬意を表します(いずれ動画配信あると思います)。また、明日出る週刊朝日に、安田浩一さんによる沖縄ヘイト問題がのります。



 ゲストは毎日新聞論説室編集委員の与良正男さん、2022年の重大ニュースをふりかえるものです。グチャグチャの2022年振り返り、西さんはセンター長になり管理職、しかし社会は大変、日本の政治風景を考えるもの、与良さん毎日予想外で大変、百戦錬磨の新聞記者にも想像しないものばかり、30年以上、取材、想定して慌てないはずが信じられないことばかりの1年で、この機会に感謝。西さん、大きな出来事は、今年の漢字も戦、プーチン大統領のウクライナ侵攻(2月)、与良さんこれは悲しい。西さん、今年はニュースのラッシュ、オミクロンに西さん感染、2月の北京五輪ははるか昔、円安&物価高、沖縄復帰50年、7月の安倍氏銃殺&統一協会問題爆発、国葬、与良さんはこれが一番のニュース、与良さんは安倍批判の急先鋒と月刊文春に書かれたもの、そして安倍氏とは30年知り合い、また香港問題で、ロシアだけでなく中国も国際問題の主役、東京五輪汚職と談合捜査、着地点は全く見えず、東京地検特捜部の乗り出したことは大きい。エリザベス女王死去、与良さんは彼女の作ったものは大きかった、国民の前でダイアナ妃の際のメッセージは意味があったと指摘。山際氏更迭は遅かった。ソウルの雑踏事故、イーロン・マスク氏のツイッター買収、世界に衝撃、トランプ氏を復活、ツイッターは世界の言論のステージかと西さん再認識、葉梨氏、寺田氏更迭も与良さん遅かった。軍事費倍増、数時ありき、岸田氏の発言は嘘、ウクライナ侵攻は止まらない。

 2022年は、プーチン大統領のウクライナ侵攻と日本の政治への影響、そして安倍氏銃殺と統一協会問題、岸田政権でまとめて、プーチン大統領のウクライナ侵攻、北方領土問題があり、日本はロシアに強硬一辺倒ではなく、交渉を重ねて、しかしロシアの専門家、黒井文太郎さんの本だとロシアは返す気ゼロ、安倍氏はウラジミール、一緒に行こうではないと言われて、ロシアと日本のこと、西さん、もてあそばれたと指摘、冷戦時のソ連も与良さんチェック、北方領土問題は戦後77年の課題、2島ののみ返還か、4島か、安倍氏はプーチン大統領の発言力のあるうちに決断を狙い、プーチン氏を山口に招いて大歓迎、しかしプーチン氏遅刻、外交は妥協、歩み寄りが大事、2島も否定しないが、昔から2島返還論はあっても、それを言うと日本国内で売国奴と言われるほど、ソ連に魂を売ったかと言われるほど、建前で4島と言わざるを得ず、あえて安倍氏なら、右の人に人気のものだから2島と言えて、安倍氏以外なら大変なことになる。西さん、リベラルは相手の立場も共生のもの、それがかじ取りだと弱腰とされて、与良さん、右に人気の安倍氏のことで、韓国との慰安婦合意も安倍氏で妥協、妥協の方が力は要り、しかしロシアのことは、プーチン氏と親密なのに、安倍氏は譲歩で、戦後日本は敗戦直前に突然北方領土占拠、日本は国際法違反と指摘、ソ連はヤルタ会談のもの。そして安倍氏で譲歩して、それで不法占拠と外務省の文書にもなくなり、元島民も不法占拠と言わず、プーチン氏の機嫌取り、返してくれるかも、の忖度は罪、そして北方領土問題は逆戻り。

 西さん、日ロ関係の延長線上に、台湾有事、それは日本有事として、軍事費倍増、しかし国際社会の成熟の中で、隣国をロシアは攻撃、なら中国はと問われて、与良さん、プーチン氏は権力者の暴走、そして台湾有事は、与良さん、台湾問題は核心問題であり、しかし与良さんの知り合いの中国ウォッチャーは、それをしてアメリカと対決して軍事力で中国は勝てずやれないと指摘、中国はプーチン氏よりは信用できて、しかし準備は必要としても、それに悪乗りしても軍事費倍増、数字ありきでダメ、自衛隊なしまでは言わないが、軍事費倍増は問題。

 安倍氏銃殺、与良さんは命を取り留めてほしいと思ったが、事件直後にアカンと直感、アッキーの来た時にショックではあったが、動機不明、それで冷静に見ていた。西さん、当初はテロ、言論の自由の問題とされて、しかし動機で統一協会問題ブレイク、そして統一協会=自民党となり、西さん、聞ける人にはみんな聞いているが、統一協会は安全か、それを確認せずズブズブの関係か、見て見ぬふりか、自民の認識はと問われて、与良さん、若い人は問題点を知らず、与良さんも自民の議員に打診して、30年前を知らない人はいるが、安倍氏もやましい気持ちはあり、表に出したらダメ、相当前に統一協会のビデオに出てまずいと感じ、鈴木エイトさんも指摘、容疑者の証言で、安倍氏が2021年9月の統一協会のビデオに出て犯行、そして安倍氏はこれを隠さないのは大変、統一協会はやましいはずが、堂々とやれて、それはエイトさんも衝撃、それほど、安倍氏は節度のないことをして、何をやっても許される、買収、選挙違反も事件にならないほど、厳しい言い方だが、それのシンボルが2021年のビデオ出演。杉田水脈氏も同様、ああいう差別怪人は以前からいたが、そういう人が国会議員になり、安倍氏、櫻井よし子氏の推薦で単独比例、ムチャクチャではあり、差別怪人が表舞台に出られたのも、この10年、節度が失われて選挙で勝てば何をしてもいい、国民の信託を得たのが水戸黄門の印籠、杉田水脈氏も同様。本音と建前、しかし慎み、マナーは必要で、選挙に勝ったら何をしてもいい、安倍氏に合った財界人は、安倍氏が総理でないと日本は経済も安全保障も大変といい、財界人はみんな唖然、その裸の王様が10年跋扈。統一協会問題もそうして起きて、選挙運動をタダでしてくれる統一協会は自民党の選挙の勝利の原動力。霊感商法は知っていても、統一協会は日本に憎しみの、自民が一番嫌う「反日ナショナリズム」なのに、それを悪用。安倍氏は宗教には詳しい、西さん、安倍氏は岸信介氏から統一協会ズブズブと説かれて、与良さんは有田さんと一致、しかし安倍氏はやましいと感じず、犯罪組織を悪用、タガの外れた2010年代。

 西さん、有田芳生さん、鈴木エイトさんたち統一協会を追っていたジャーナリストもいたと説かれて、与良さんは統一協会取材はしていない、かつて80年代に統一協会は自分たちの候補を立てて、与良さんの取材された選挙区にいて、しかし統一協会との関係は認めず記事にできず悔いになり、デジタルデータとして残せず、そこで与良さんは統一協会と自民党の関係を知り、一番詳しい日本共産党に取材、ただ働きでの選挙手伝いに魅力。西さんは92年の合同結婚式は知っていて、西さん、7・8以降統一協会を報じたのはミヤネ屋などワイドショーであり、しかし新聞は赤旗以外消極的、それで西さん、与良さんに新聞は統一協会を書かないかと指摘して、与良さんは悔しいと指摘、与良さん、新聞は慎重というより、宗教に対して、救済法案もそうだが、信仰の自由はあるが、新聞は遅れをとり、毎日新聞は11月に初めて文鮮明氏の発言録を報道してやっと一矢報いて、若い記者が頑張り、しかしミヤネ屋主導、しかし新聞は自民党忖度ではない。西さん、政治部は政治家と癒着して書けないか、ワイドショーは積極的と説かれて、与良さん、知っていても書かないではない、そういう政治記者はいないが、書けることを知らず、慎重さは必要でも、新聞はそれでネタをもらえず文春と赤旗に行く、新聞関係者に怒られるが、与良さんは40年前事件記者、大きい事件だと週刊誌、ワイドショーは地元の記者に当たるものの、今は役に立たない。そういう事件報道は、被害者、被疑者の人権もあるが、事件報道は大きくならず、新聞にネタが集まらない。これは新聞の深刻な問題。

 そして、岸田総理の未来、新聞、メディアの未来を語るもの、与良さん、新聞記者は上品になり過ぎて、這いずり回りネタをとるべきと語られて、西さん、参院選は自民大勝、しかし黄金の3年は統一協会問題と国葬でドツボになり、岸田政権支持率低下、閣僚ドミノ辞任、山際氏、葉梨氏、寺田氏とあり、支持率低下を止めるものはあるかというもの、しかし山際氏はコロナ対策、岸田氏の息子を政務官、軍事費倍増+増税、財源を考えずメチャメチャの意味を問われて、与良さん、悪循環、やることなすこと裏目、そして聞く力は電通の振り付けで岸田氏パー、国民は支持せず。西さん、岸田氏の周りにブレーンなしと説かれて、与良さん、周囲、先輩にまともな人材なし、岸田氏の最大の後ろ盾は安倍氏、タイプは異なるが、安倍氏と岸田氏で二人三脚、安倍氏のタカ派を何とかするかと思いきやカーボンコピー、岸田氏は安倍氏の承諾を得たら何でもやれて、安倍氏は岸田氏に憲法改悪させた方がベター、岸田の皮をかぶった安倍、の計算、岸田氏は憲法改悪を言う限り安倍氏の支持を得られる。

 西さん、岸田氏はハト派ではないのかと問われて、与良さんは岸田氏、安倍氏ほど付き合いはないが、永田町の切った張ったの好きなタイプ、岸田氏は総理になる前に、テレビ番組で総理になり何をやりたいかと聞かれてマジで人事というほどのアホ。岸田氏は何がやりたいかわからず、黄金の3年間で長期的に取り組めるはずが、やりたいことなしのアホ。リスナーより、岸田政権は何点かとあり、与良さん、25点、総理になりたかっただけ、何をやりたいか見えず、国政選挙なしで引きずりおろされず、菅氏は選挙のために引きずりおろされた。与良さん、今年のアカデミー賞映画の主題歌をリクエスト、ジョニー・ミッチェルの意味を説かれて、与良さんは年明けに毎日新聞退社、若い人たちと政治を結び付けるものをさらにやりたい、罪滅ぼし?政治記者を長年やったものを、若い人にゆだねる、統一協会も、警告をもっとしておくべきであったと、今感じて、若いジャーナリストへの継承は課題、しかし今後も発信、それも活字でやりたいというもの。ディスクジョッキーもやりたいというものでした、以上、与良さんのお話でした。



【永岡浩一さんからの通信】

2022-12-15 23:30:54 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】


ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/12/13) 青木理&田崎基 特殊詐欺の加害者の事情から、格差社会の絶望を解説する、特殊詐欺は特別な悪人がしているのではなく、若年層はお金でしんどく、それが犯罪の温床になり、犯罪者は他人事ではなく、そして名古屋での受刑者虐待事件もあり、日本だと底辺にいる弱い立場の人間の人権は否定されて、底辺の人権を確保しないと民主主義は崩壊する危険性があることを解説する!



 永岡です、アマゾンミュージック配信のジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリスト青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/81c41a38-d7c8-4e2d-8977-cb2a658d7755/jam-the-world---up-close-2022-12-13-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E7%89%B9%E6%AE%8A%E8%A9%90%E6%AC%BA%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%80%8D )。

 昨日のMBSテレビ、夢洲博打場の値引きデタラメ、https://www.youtube.com/watch?v=PP2RO9gnhMw で見られます(https://www.mbs.jp/news/feature/scoop/article/2022/12/092248.shtml )。また、共同通信スクープの、防衛省の世論誘導、日刊ゲンダイに記事がありました、https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/315801 ジャーナリストの志葉玲さん、岸田政権の軍拡を批判、https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20221213-00328102?fbclid=IwAR3ftZ0E9vLCnNEktpIDpWLtTZ0t_u91PRCZG3j_xfX-8L4SvJPA3K5eDeY 国会を通さないなら岸田氏らの軍拡連中のクラウドファンディングで軍事費賄えと怒られています。



 青木さんの回のゲストは神奈川新聞デスクの田崎基さん、いい方の田崎さん、ネタは特殊詐欺、高齢者がやられるというものの、加害者も、受け子、出し子などにフォーカス、ルポ特殊詐欺(https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075154/ )を出された田崎さん、この件以前田村淳さんのラジオでもお話されましたが、私・永岡のところにもアマゾンなどを詐称したメールが毎日殺到、青木さんの火曜日だと異色のテーマ、オレオレ詐欺、ニュースで聞かない日はなく、犯人が被害者を信じ込ませて還付金を詐取、一向に減らず、テレビでも気を付けてと頻繁にCM、しかし特殊詐欺を犯人から見るものを田崎さん執筆、田崎さんは時代の正体の連載もされて、憲法改悪、経済格差、ヘイトスピーチを取材されて、今回のテーマは少し意味が変わったものだが、憲法改悪、経済は遊軍でやり、経済部でやり、2021/1から裁判所担当になり、横浜地裁・地検を取材、しかし警察関係の取材はあまりせず、裁判傍聴がメイン。青木さん、新聞社だと遊軍は担当がなく自由なものだと説明、遊軍記者として憲法などやった田崎さん、駆け出しに警察回りをするのが、田崎さん40代で初めて警察関係、記者クラブに40を超えて初めて体験。青木さん、幸せな記者人生(笑)と説かれて、田崎さん、今回は新鮮なテーマ。青木さん、神奈川で様々な事件があり、特殊詐欺をテーマにされた意味を問われて、田崎さん、様々な刑事裁判があり、ある殺人未遂事件があり、裁判員裁判になり、初公判を取材、そして新書のテーマ、元恋人を殺しかけた事件、それを傍聴すると、加害者は特殊詐欺に半年手を染めて、お前のために1000万損失として特殊詐欺を強要されて、追い詰められて、自殺をもくろみ、特殊詐欺を紹介した男を殺そうとして、特殊詐欺を紹介した男に元カノがいて逆上、これは何だと思い、他の事案でもそういう事件は多発と知った。青木さん、特殊詐欺は犯罪行為だが、それが別の事件に発展も多いと説かれて、特殊詐欺の背景、オレオレ詐欺以外にも9つあり、架空料金詐取など、警察では特殊詐欺の傾向は増えていると指摘、田崎さん、2014年にピーク、年500億円の被害=1日1億円以上、それ以降キャンペーンで減ったが、2020年、2021年は減少が鈍化、2022年前半は8年ぶりに増加、今年は大変なことになった。

 青木さん、警察も、メディアでもNHKは気を付けてのキャンペーンがあるのに増えているのに驚かれて、田崎さん、2020年のコロナ禍、家にいる時間が増えて、電話に出る。そして飲食業などアルバイトを切られて、若者が食い扶持を失い、それが加害者に取り込まれたと推測。青木さん、若者が特殊詐欺に引き込まれて、その前に、本体は警察の捜査が及ばず、出し子は警察に逮捕、しかし本体が摘発されないと指摘されて、田崎さん、2018年にピーク、拠点をオフィスビルにして、電話を掛けさせる、中国から電話のものが摘発されて、出入りがわかり、電話番号は判明で、これで拠点を叩けて、しかし名簿など押収されて、一大拠点は2018年に減り、電話の拠点は一時減少。警察の認知した被害金額は、2019年に底、本体が摘発、しかし本体の組織が巧妙化して、突き上げ捜査が困難。

 田崎さんは事件記事ではなく、加害者、殺人未遂の男は出し子、末端の目線でルポを出された理由は、新聞を毎日見て、特殊詐欺事件は毎日載り、加害者取材、裁判で弁護士がついて、一つの事件は表側と異なり、別の事件で、横浜で強盗事件があり、高齢者がお金を奪われて、それも特殊詐欺の受け子たちがさせられて、加害者のパーソナリティに興味、気づいたら凶悪犯になっていたもの。その背景は多くの人に知ってほしい、蟻地獄に引き込まれるものを、加害者の視点で追跡。

 特殊詐欺は犯罪、加害者に同情は安易だが、犯罪でも本体と末端の重要度は異なり、しかし犯罪者は庶民と異なると思うが、末端の加害者は特殊なものではなく、一般人も下手してそうなるというものがあると青木さん説かれて、田崎さんその通り、入り口は、スマホのツイッターで楽に稼げるというものに引っ掛かる、検索で見つける、末端はそこから入り、今日はお金ない→ツイッター、SNSでバイトを若者は探して、詳しくはテレグラム、免許証の写真を送れと安易になり、宅配のバイトも面接なしで、カバンを渡されて即バイト、つまり特殊詐欺は入り口で平常のバイトと変わらない。青木さん、殺人未遂をした人間は、詐欺額の1.5%しかもらえず、彼らも一部被害者に近いと説かれて、田崎さん、現金も受け子、出し子は言われたコインロッカーを経由で、重大犯罪の自覚なし。青木さん、この容疑者だと、通帳で警察に目をつけられて、やめられるかと思ったら、本体から1000万要求、そして殺人未遂、青木さんは加害者の末端であるとともに、被害者だと説かれて、田崎さん、極悪人の犯行ではなく、庶民が何かのきっかけで犯罪に引き込まれる。

 特殊詐欺の増加、コロナ禍で高齢者が家にいて、若者が稼げるバイトを求めてのものと説かれて、田崎さん、1日1億の被害の背景はそれ。青木さん、経済格差で若年層が大変、格差が特殊詐欺の原動力、世帯年収で、ピークは20年前550万円が今440万、若年層が追い詰められて、特殊詐欺に走ると指摘されて、田崎さん、社会構造で犯罪の激増+高齢層は、現役世代と異なり退職金でシニアでお金を持ち、金融資産の7割は60歳以上、高齢者が標的+若年層はお金なし「貧困の再生産で犯罪の増加」。青木さん、犯罪はもちろん肯定されないが、社会の、不謹慎な言い方をするとお金を持つ高齢層から若年層への資金の流れが、社会の矛盾により犯罪を産み、今の日本社会の歪みと説かれて、田崎さん、富の再配分は政治がせず、貧困の若年層が作られて、被害の6割は反社会的勢力に流れて、薬物、臓器売買などもっとえげつない犯罪に流れる+お金を追うのは、現金ではな仮想通貨にするので警察の追跡は困難になり、奪われた現金は実態なしに流れて決して戻らない大変な恐ろしさ。

 本体の反社会的勢力は暴力団かと青木さん問われて、田崎さん、取材してそうではないとわかり、組織犯罪はヒエラルキー、ボスから末端の構図は今崩壊、誰かが強権を握っているのではなく、他人名義の携帯を調達、出し子などをリクルートなど、様々な役割に分配されて、本体は見えにくい、旧来の暴力団とは大きく異なる。青木さん、旧来の反社会的勢力ではなく、フリーなものが結合、離散で若年層が巻き込まれて捜査は困難だと説かれて、田崎さん、連絡はテレグラムで証拠が残らず、捜査は困難。青木さん、警察が本丸をあげるのは必須でも、特殊詐欺の横行の背景、格差社会、若年層が貧困、若者が不安定+低賃金、それを変えないと犯罪はなくならないと指摘されて、田崎さん、直近の策として高齢層啓発には限界、年300億から被害は減らず、末端になりえる年齢層に啓発は届かず、ツイッターで犯罪にコンタクトしないように、出前授業で中高生に啓発しないとダメ。ここ最近、社会問題の特殊詐欺は追跡が困難。青木さん、テレビでこれは特殊詐欺だと高齢層に警告するだけでなく、若者にこれだけ悲惨だと教育は必要だと説かれて、田崎さん、特殊詐欺は初犯でも実刑はこのところ多く、一般の経済事件より重いと、若年層に伝えないとダメ。

 青木さん驚いたもの、神奈川新聞では掲載する金額を100万から1000万円にしたこと、田崎さん、100万では無数の犯罪、1000万だと件数は少なくなる!青木さん、ルポ特殊詐欺は労作で、今後も報告をお願いしたいとして時間になりました。青木さんも事件取材のスペシャリスト、しかし加害者=悪の構図は、今の日本社会の歪みで破綻、格差社会で若年層が犯行に巻き込まれて、社会の問題が特殊詐欺に凝縮されていると強調されました、以上、青木さん、田崎さんのお話でした。



 文化放送の、西川文野さんのラジオにも青木さん出られて、岸田政権の軍拡は戦後日本の大転換、東京新聞はアカンと指摘、中国、ロシアで国民は不安、しかし軍拡で平和は来ないというもの、世論調査では中国の脅威、ロシアの戦争で軍事費増加賛成は反対を少し上回り、しかし日本の軍拡→周辺諸国の軍拡=血を吐きながら続けるアホなマラソンを、国会を経ずに密室でやったら民主主義破綻だと指摘。安倍政権は閣議決定で憲法破壊、集団的自衛権をでっちあげて、しかしあれは一応国会で審議したが、それと比べても今回は、閣議決定でさようなら、国政選挙3年なし、参院選で増税、軍事費倍増は自民は公約として言っていないと怒られました。

 青木さんの話しておきたいこと、愛知県で勾留中の男性が死亡、糖尿病の持病なのに拘置所で薬なし+手錠で体拘束+暴行=特別公務員暴行陵虐、逮捕されたら即拘置所、しかし「先進」民主国でこんなアホなこと、逮捕して100%警察の管理はまともな民主国はせず、逮捕されたら警察と違う施設に入れて、警察が来て取り調べ、しかし日本は代用監獄、国連から再三批判。さらに、名古屋の刑務所で刑務官が受刑者に暴行、これは刑事事件になり刑務官が取り調べ。入管のウィシュマさん殺害もあり、警察の留置場と入管は、どちらも法務省の担当、代用監獄を法務省は改善せず、しかし葉梨氏、法務大臣は死刑しか仕事なしと暴言、しかし法務省は無数の課題があったのにそれを改善せず、受刑者虐待、入管で実質殺人、受刑者は悪いことをしたで終わらず、受刑者の待遇はその国の民主主義のレベル、もちろん不法滞在の外国人が殺されて、底辺の受刑者や外国人の虐待は、この国に民主主義のないことを証明だと説かれて、名古屋刑務所では20年前に刑務官が受刑者虐待をして、国会で問題になり、明治からの監獄法は少しマシになっても、この事件を見たら根本的な改善はなく、法務大臣は人権を守る大事な責務があると強調されました。青木さんの指摘、ラジオで毎週火曜日が楽しみです、これも拡散してください、青木さんのお話でした。