【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】

2022-12-10 16:49:54 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】

文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2022/12/10) 木村草太 辺野古訴訟、行政不服審査法を国が悪用して民主主義の危機、アメリカ中間選挙、中絶の権利など問題もあり、同性婚訴訟、東京地裁判決の意味と問題点を解説、同性カップルの権利を認めないと社会は崩壊を警告する!



 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週の気になるニュースは憲法学者の木村草太さんでした。弁護士の正木裕美さん、アナウンサーの砂山圭太郎さんも同席でした。タイムフリーで聞きました。今日は阪急電車に乗ると万博のミャクミャクが各駅のポスターにありゲー、今、関西だと万博のためなら何でもあり(神戸空港国際化もそう)、昨日の路上のラジオのような報道はテレビに皆無、危険です。

 木村さん、飛行機に乗り、煉獄さんから安心して、というツイートを取り上げられて、これは鬼滅の刃コラボ、登場人物のセリフで、安心して搭乗して、しかし映画を見ていたら怖い、寝てしまい、寝たらダメな無限列車(笑)と笑われて、今週のテーマはサッカー、統一協会の被害者救済法案本日成立、自公維新立憲の賛成、軍事費5年で43兆円のムチャクチャな軍拡、足りないと増税、自民は統一地方選で増税はアカンと反発、アメリカの上院で民主党が過半数維持、法案審議スムーズ、コロナ分科会、年末年始は自粛なし、しかし感染のリスクが高いと過去2年言い、今年は自粛なし、辺野古埋め立て、沖縄県敗訴が最高裁で決定、訴訟の資格なし…とある中で、木村さんの取り上げられたものは、沖縄、辺野古の訴訟、たくさんの訴訟の一つだが、元々の不承認処分の取り消しに問題あり。辺野古埋め立ての訴訟は多数あり、今回は沖縄県が埋め立てするなと撤回を求めて、防衛省が行政不服審査で沖縄県の権利を奪い、しかし防衛省が国交省にこんな訴訟は憲法では、行政法の専門家は、行政不服審査法の間違った使途、国が使ったらあかんのに、それを国がやっているのがそもそも問題、それの却下を求めてアウトだが、これは憲法で問題、しかし他にも多数の訴訟があり、これだけで勝てないため。正木さん、これは中身の判断ではなく、撤回の前に、裁判を起こす資格なしのムチャクチャなものと指摘されて、淳さん、これで沖縄県はどういうことができるか問われて、木村さん、埋め立て地盤が軟弱で、物理的に埋め立て無理。さらに、アメリカの上院、最後の1つは民主党が取り、これは珍しいもの、大統領任期は4年、中間選挙で大統領の与党が議席を増やすのは少なく、与党にお灸、というものだが、上院の勝ったのはバイデン氏の評価として高い。しかし下院は共和党がとったが、民主党がニューヨーク、有力なところで負けたもの、これは中絶の判決が6月にあり、これを争点にしたが、ニューヨークではそれより治安が争点になり、しかし中絶の権利は、各州の判断になり、ニューヨークは比較的リベラルで、中絶の権利の争点にならず、他方保守的な州では民主党に追い風になった。淳さん、そうして読み解くと、アメリカの判断はバラバラで、束ねられるかと説かれて、木村さん、アメリカは一つになるのは困難、そしてトランプ氏のことは、共和党がそれほど伸びなかった。

 さらに、軍事費、国の根幹に借金、国債は筋が悪く、足りないなら税金、安定的な財源でやるべき。増やさないとならず、他に切れないと増税になると説かれて、淳さん、あまりに拙速だと説かれて、正木さん、物価高対策なし、岸田政権はあまりに拙速だと説かれて、淳さん、それの査定はどうかと問われて、木村さん、財務省の査定になり、無駄なものは切るもので、文科省に対して教員の増員はせず、防衛省についてもその点うまくいくか。砂山さん、岸田総理は子供予算を増やすとして嘘になったと説かれて、木村さん、出生数がムチャクチャ少なく、外国からの防衛以前にこれを何とかしないとエライことになる、淳さん、今の状態で軍事費のために増税はムチャクチャだと怒られました。

 木村さんの、さらに気になるニュースは、同性婚訴訟、東京地裁判決がでて、同性婚訴訟は5つの裁判、札幌では違憲、大阪は合憲、東京地裁は違憲状態として、ニュースについて、違憲状態だが違憲ではないというものもあったが、今回の判決は、同性カップルに婚姻を保護する制度なし、東京地裁はこれについて違憲、民法戸籍法に問題があり、東京地裁では同性カップルの権利を認めないのは違憲、しかし他には解決法もあり、今の民法が違憲とはならず、何かを与える判決で、例えば外国在住者の投票権について、東京都民に選挙権、そして外国人に投票権なしは違憲というものがあり、特定の条文が違憲ではないというもの、しかし主語がなく、違憲判決の一種であり、しかしメディアはその点うまく伝えていない。淳さん、同性婚訴訟は2勝1敗で、これは勝ちかと問われて、木村さん、行政府は何かしないとならず、損害賠償は棄却だが、同性カップルの権利認めないのは違憲になり、しかし、問題もあり、分離して考えるもの、現在で、同性婚は別の権利を法律で作り、婚姻と異なる制度を認めてOK、しかし、別の制度を作るべきか、例えば同性愛の子供に給食なしは差別、民法戸籍法は違憲であると裁判所はいうべき。正木さん、違憲状態と出た意味は→大きいが、当事者は特別視になったらアウト、法律は救ってくれないだと問題。淳さん、別の制度ではなく、今の同性婚を認めるべきだとと、どんなパートナーも認めるべき、木村さん、代理母の制度もあり、異性カップルに認めて同性カップルに認めないのは、白人の学校と黒人の学校をわけるようなもの、判決は人権的ではなく、差別的なもの。合憲の大阪地裁も、制度なしは問題と指摘して、何もないのは違憲の位置はあり、しかしこのような、同性カップルを分離しての制度、法律は問題、さらに家族の概念、法的な家族関係と、血縁の親子があるが、親子関係は今回問題にならず、家族の概念で不自然なものは差別感情で、裁判官はそれを反省すべき、原告と国のどちらを立てるか裁判所は落としどころを見たようなもの、淳さん、それは同性カップルの権利にならないと説かれて、正木さん、代理母のことを言うのは現代のコンセンサスを得られない、木村さん、分離すれど平等にならないといけないと説かれました。リスナーより、岸田総理は検討ばかりなのに軍事費倍増だけ早い、同性婚で逃げるなとの声があり、木村さん、朝日新聞の一冊の本で、同性婚のことも書いていると説かれて、木村さん、敦さんのMXテレビで同性婚についてさらにお話されるそうです。いや、木村さんのような専門家がラジオでお話されると意味があります、これも拡散してください、以上、木村草太さんのお話でした