【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【報道特集2023.1.7~時を超えて時代を見据える~】

2023-01-09 17:22:02 | 政治・文化・社会評論
【報道特集2023.1.7~時を超えて時代を見据える~】




 「死因をコロナ以外に書き換え」中国のできごと、
ウクライナ・ロシア戦争では戦時下で原発攻撃の迷走。
福島からの訴えには、原発を攻撃する安易な風潮を弾劾する生命の訴えを感じる。戦争していても決して許されないことをアメリカとロシアは行った戦闘の重みをどう担っていくのだろう。

 1970年の防衛白書の頃の自衛隊員OBの方がたの反戦と戦争への注意深さ。2023年。50年あまり。大きく政府の方向が転換していることに彼らは警戒をしている。戦争の賛否を超えて、いままでの政府や自衛隊には一定の自覚があったのだろう。今、沖縄戦の悲惨さが再現される危機段階に入った。

 ミサイル基地建設が進む石垣島の住民のことばが、高齢女性のことばを聴いていて、どれだけ現地の人々が幾多の失望と怒りと悲しみをいだいて生きてきたかを切々と感じる。アメリカのいいなりになって古い兵器を数億数十億の金をばらまく日本政府。

 河野洋平元衆院議長のことばは重みがある。
中国が軍拡するとして軍備費を際限なく増やす岸田政権。政治や外交努力をほとんどせずに、軍拡を急速に増大してゆく今の政権に河野洋平氏に強い懸念を発言する。いまの日本の実態を正確に把握していると感じた。

 反撃能力を認め国民の頭越しに軍事3法案を可決した。戦後日本は平和主義を続けてきたことで、外国で賞賛されたことは、岸田政権の大転換によって、外国での日本人に対する賞賛は警戒へと変わる。キャスターと取材記者の話にうなづきながら聴いていた。

 番組は「マル暴刑事が見た暴力団の変化」を伝えた。
日本社会の変化は、マル暴刑事にとって暴力団の変化でもあった。元組員の更生を支援する刑事櫻井さん。組員にとことん応じる刑事にしだいに信頼を得るようになった。16年の懲役を終え社会にでてきた70歳の老齢者に面会にいく姿に共感。元暴力団員の男性はいう。「悪はあくまで悪ですよ」
理非の分別にとどまらず、なぜ殺傷行為を繰り返すか。その心のひだと内側に入り、元組員の更生に持続的に取り組む。そこに社会のアウトローの存在に人間らしさを見つけ共に分かち合う。

【永岡浩一さんからの通信】

2023-01-09 10:40:58 | 転載と私見
【永岡浩一さんからの通信】


ラジオ日本 岩瀬惠子のスマートニュース(2023/1/9) 青木理 軍事費倍増の前に少子化で国家破綻、岸田総理の対策はあまりにデタラメ、このままだと現世代からクラッシュ、統一協会問題は真相解明はあまりに不十分、岸田総理や自民党は国民に忘れさせようとしているとしているが、国会に真相究明委員会を作り自民党と統一協会ズブズブの関係をはっきりさせないと日本の民主主義が崩壊することを語る



永岡です、ラジオ日本の、岩瀬惠子のスマートニュース、本日のゲストはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。

 しんぶん赤旗の今日のものは、辺野古の警備費用は2014年の工事開始以来1日2132万円、総額661億円!(反対する市民の弾圧のための税金投入)というものと、統一協会問題、昨年の安倍氏銃撃の2週間後にメディアの統一協会バッシングはサタンの日本共産党がやっているという記事がありました。さらに2世3世を教育というようなもの、韓鶴子氏は今や統一協会では神に等しい存在とか、まさしくショッカーそのもの(ショッカーは霊感商法しないと怒るかな(笑))。先週宮本岳志さんが、メディアから日本共産党は統一協会と関係ないのかと言われて立腹、共産党は勝共連合と闘ってきたのだと言われて、要するにこれは仮面ライダーに、ショッカーから金もらっているかというような愚行、空白の30年で記者も統一協会のことを知らないのでしょう、メディアで統一協会の取り上げられるのは随分減りましたが、赤旗やラジオではやっていて、応援しています。



 7時17分ごろの特集コーナーその1、青木さん2023年この番組初登場、正月は実家の長野県に帰省して雪かき、10cm積もり、母のために雪かき、田舎だと自分の家だけ雪かきしていないと片身狭い。

 テーマは、高倉記者に聞いて、岸田総理は欧米に出発、13日にバイデン氏と日米首脳会談、武器爆買い、そして異次元の少子化対策、安倍氏の異次元の金融緩和に乗り、しかし岸田氏は大胆なものを検討するであり、昨年この番組で話して、国難という言葉は好きではないが、ロシア、中国、DPRKと脅威だと軍備増強というが、我々の生活、未来の持続可能性を見たら、少子化対策は大変、出生数は80万を切り77万、少子高齢化で、社会保障の将来像は不安で、みんなお金貯める、老後に2000万円要り、どころか投資しろ、しかし投資の原資なし、お金なく、子供産めない。アメリカの手土産で軍事費倍増、戦争政策をしても、肝心の国家が少子化で破綻。岩瀬さん、国民あっての国だと説かれて、青木さん、プーチン大統領のウクライナ侵攻で、国家が国民を守るというのは嘘、国を支配する支配者、政権のために国民を犠牲にして、DPRKは民が餓えて、青木さんはDPRKに何度も行き、餓えて、しかし資源を軍事費に回して、韓国との対峙というが、国民は苦しんで、ロシアも同じ、ウクライナ侵攻は東部のロシア人のため、防衛の大義名分でやり、防衛と為政者が言ったら眉に唾を付けて見るべき。

 安全保障は2022年だと歴史的転換、それまで少なくとも他国を攻撃するものは持たない、建設国債を軍事費に、同時多発的に戦後の矜持を破壊、そのため世界9位の軍事費が世界3位か4位、世界有数の軍事大国に、それも閣議決定で国会審議なし、他方子供予算、教育予算はOECDの平均に届かず、新年最初に暗い話だが、明けましておめでとうと言えず、アメリカとの関係は、軍事費倍増と、トマホークミサイル中古品爆買いでバイデン氏は喜んでも、通常国会は23日、バイデン氏に約束してから国会審議はおかしく、借金で軍事費はおかしい、法人税、所得税増税、しかし安倍派は借金で、であり、岩瀬さん、防衛税とかすべき、復興税の横流しはダメだと説かれて、青木さん、将来世代どころか、今の生活も破綻、日銀総裁人事、金利は上げられないのに上げてしまい、すると1000兆円の国債の金利上昇、我々の世代も破壊だと指摘。岩瀬さん、昨年末も重い話で、新年もそうだと説かれました。



 7時42分ごろの特集コーナーその2、テーマは、年が改まり、リセット気分、政治もそれを悪用、しかし大切な問題があり、統一協会のこと、国内最大の事件は7・8、各紙朝刊はそれから半年で特集をして、朝日、毎日がそれ、元総理が、憲政史上最長のものが選挙演説中に銃殺は前代未聞、日本の未来はともかく、日本の政治史に残るもの、そして統一協会問題がクローズアップ、宗教法人法に基づく質問権、1/6に回答が段ボール箱できて、文科省は3度目の質問権。解散命令、解散でも任意団体として残るが、宗教法人として税制優遇はなくなり、そこに行くか。そして統一協会による悪質な高額献金、霊感商法の被害者救済法案が通り、専門家、二世信者も全く不十分と指摘。整理すると、元総理銃撃のようなことを起こしたカルト宗教に対する責任追及は行われて、救済法案は半歩か、1ミリか前進だが、統一協会をのさばらせた政治家の責任追及は、山際氏は更迭、しかし細田氏、萩生田氏は不問、安倍氏と統一協会の関係にはメスが入らず、自民党は自分の責任追及、教団とのいかがわしい関係は明示されていない。岩瀬さん、点検しても無意味であったと説かれて、青木さん、個人の付き合いもあるが、95年に警察が統一協会捜査を予定、これは政治の意向で止まったと、青木さん、有田芳生さんも取材。そして2015年の名称変更、さらに岸信夫氏がアメリカの牢屋から文鮮明氏の釈放をレーガン大統領に依頼、そして隣国のカルト宗教と自民党ズブズブは、岸信夫氏からの問題。被害は70年代からあり、それらを放置した政治の責任は重い。岩瀬さん、80年代に統一協会の霊感商法が問題になったと説かれて、青木さんの学生時代、原理研究会が跋扈、それを政治はどうして止めなかったか、それは、宗教法人法の救済で、岸田総理はピリオドを打ったようだが、1月23日から通常国会、岸田総理は外遊だが、異次元の少子化対策というより、統一協会問題、宗教法人法で解散に至るか、救済法案の改善は必須、見直しは2年待たずとも、国会でやれる。政治の責任追及は必須、年が変わりリセットはおかしい。

 岩瀬さん、安倍氏はなくなり、岸田氏は安倍氏を調べないのはおかしいと説かれて、青木さん、皮肉な言い方になるが、安倍氏の評価は様々、青木さんは否定的、しかし安倍政権を高く評価したサポーターもいて、戦後の日本でそんな前例はほとんどなく、しかしその結果分断、安倍氏を何が何でも擁護、しかし安倍氏銃撃は、安倍氏に批判的な立場も、支援者も認めてはならず、安倍氏を支持してしたものこそ、統一協会問題の解明は進めるべき、統一協会問題追及はむしろ安倍氏の支援者が、統一協会と安倍氏の関係を解明、岸信夫氏以来安倍三代と統一協会はズブズブ、これは安倍氏のミステイクでも、統一協会と安倍三代の関わりを,満身の怒りを持ち、安倍氏の支持者こそ解明すべき。さらに、毎日の小倉孝保さん、青木さんも尊敬する方が言い、事件について、警察捜査とは別に、国会に調査委員会を作り、国民はこの事件を調べるべき。容疑者の鑑定留置は終わり、殺人と銃刀法違反など複数の罪で起訴。刑事手続きで裁判員裁判になり、事件の解明は、裁判所だけでなく、小倉さんはこういう事件、事実はこう、事実でないものは何かを指摘しないと、謀略論が跋扈、ケネディ暗殺もそう、終わったことではなく、最も不安なのが、今の岸田総理や自民党は統一協会を忘れさせようとして、しかし市民は統一協会と自民のいかがわしい関係を知るべき。岩瀬さん、容疑者の発言は聴こえないと説かれて、青木さん、国会で超党派にて統一協会問題を解明すべきと締めくくられました、貴重な内容、これも拡散してください、以上、青木理さんのお話でした。