【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】

2023-01-23 21:46:46 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】


KBS京都ラジオ 久米村直子のスーパーデューパーサンデー(2023/1/22) ウトロ平和祈念館の田川明子さん、ウトロ地区の歴史と意味、在日朝鮮人一世が大変な苦労をして社会を作り、そのことが忘れられないように祈念館はあり、市民にしっかり知ってほしいことを語る



 永岡です、KBS京都ラジオの、久米村直子のスーパーデューパーサンデー、リッスン・トゥ・マイ・フレンズ、ウトロ平和祈念館(https://www.utoro.jp/ )の館長の田川明子さんがお話されました。

 ジャーナリストの平野幸夫さん、岸田政権の「異次元」の少子化対策のあほらしさをブログで批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12785497353.html ウルトラマンエースに出てきた異次元人ヤプールはえげつない卑怯な悪役ですが、岸田総理はそれ以上、岸田総理はメタリウム光線を浴びて消えるべきです。



 KBS京都ラジオの特集、ウトロ地区は、戦争中の軍需工場のためのところ、そして敗戦後、日本人はいなくなり、在日朝鮮人の皆さんがそこに住み、1300人ほど最盛期ウトロ地区に、戦争中から住んで、監視する日本人がいなくなり、ウトロの在日の皆さんは置き去りにされて、日本の企業に各土地は払い下げ、しかしウトロは日産(軍事産業の後継)の土地。

 田川さんは、ウトロに水道がないと、1985年に知り、38年前、高度成長期を経てのもの、近鉄沿線に真っ平な土地で水道なしは田川さん、命に問題と思い、役所に要請してもやってくれない。友人はウトロ出身、宇治の文化サークルで知り合い、ウトロ地区に水道なしと聞いてビックリ、それで井戸水で生活、山から水が来て、戦争中は水は豊かで当初水に不自由はなく、しかし深く掘ってもうまくいかず、水質悪化、洗濯物が茶色になり、漂白剤が当時なく、さらに赤ちゃんにミルク飲ませられない。

 ウトロ地区は、行政に働きかけて不法占拠はなくなり、市営住宅を要求して市営住宅ができて、在日一世がその頃なくなる時期、一生懸命一世が市営住宅をと頑張っても、入れる人は少なく、たった3日しか入れなかったおばあさんもいて、一世の苦労を経て、一世の思いが伝承されないと田川さん危惧。街中でも更地にされたら、そこに何があったかわからなくなり、ウトロ地区のような、数十世帯、街灯、下水もなかった地区に、更地にされて何もなくなり、在日の方が生きた証がなくなり、在日朝鮮人がいなかったことにされてて、さらにウトロ地区の人は宇治の一員で、それを記録する場所が必要だとしてウトロ記念館を作った。記念館の1階は台所、カフェ、2階に展示、どうしてウトロに在日の方が住むようになったかの記録、住民のおばあさんの部屋の再現。3階は、写真、パネルではなく、一世のおばあさん、おじいさんの写真を天井から展示、人が入ると風で揺れて、ウトロに住む人のことを感じてもらうもの。

 久米村さん、ウトロ地区は何となく知っている人はいるものの、ラジオのリスナーに知ってほしいものを問われて、田川さん、近鉄の駅から数分なのになかなか知られず、ここはアンタッチャブルな空気が日本社会にあり、かつては、田川さんウトロ地区に関わったらいけないと言われたが、最近は田川さん頑張ったと評価されて、ウトロ地区に行き、学ぶ前に感じてほしい、過酷な労働にさらされた方が、生きていてよかったという顔をされて、ウトロを感じてもらえる場所、心が豊かになる。久米村さん、記念館に足を運んでほしいと締めくくられました。ウトロ地区は放火のヘイトクライムのあったところ、しかし、差別は民主主義を否定するもの、そして僕は今日、神戸の中華街の南京町に行き大変な人出、ここに日本人も中国人もないもの、南京町に行くと中国脅威論がどれだけアホなものかわかります(さらに、ウルトラマンや仮面ライダー、ガンダムなど日本のヒーローの、国外での最大の人気地区は中国、これらを放映していたら、中国は日本を攻撃することはなく、これらヒーローは冗談でなく、日本の「安全保障」のかなめです)。そしてこういうバラエティ番組ラジオにはたまにいいコーナーあるのです、これも拡散してください、以上、田川明子さんのお話でした。