■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

老舗【ますたに】

2006-09-21 | ラーメン
前回、桜の季節にすでに閉店しドアが閉まってた ますたに で食べてきました。
私って案外執念深いのかも(笑)

新しい情報もあって、五条のパコパコにしようか銀閣寺道のますたににしようか
それとも麺などが著しく変わったと噂の○竹にしようかかなり迷って、
ホテルのロビー設置のPCで場所の検索してました。
するとコンセルジュが静かに近寄ってきて、「お手伝いしましょうか?」と聞いてくれたのだ。
「どこのラーメン屋でお昼を食べるか迷ってるの」と私。
「ちょっとまってくださいね、私のラーメンMAPを取ってきますから」とか細い女性が言いました。
え?ラーメンMAP?
「よくお客様に尋ねられるのですぐにご案内できるようにMAPを作っているんです」
私はつくづくラーメンに関しては困らないなぁとそっとため息をついた。(笑)

「新しいお店をご存知ですか?一神堂といいます。東龍ご兄弟の店なんですよ~~!」と迷ってる私に追い討ちをかけるように囁く彼女。
あ~ぁ、そこに行くしかないじゃないですか。
私はお礼に「ぱこぱこ」とそのだいたいの場所を教えてあげた(笑)

教えられたとおりに一神堂を目指して河原町通りをふらふら歩いた。
が、目を凝らしても振り返ってもそれらしくお店が見つからない。
開店前なので暖簾がでてないのかなぁと思いながら、丸太町交差点まで来てしまった。

どうせ北の方角を向いてるのだからとタクシーに飛び乗って「ますたに」に行くことにしました。
やはり老舗といわれる人気の秘密を体験しておきたかったのです。

このタクシーの運転手さんがラーメン好きな方で、銀閣寺道までというと
「昔昔、あの交差点のところに美味しい屋台があったんだよ」と懐かしそうに話してくれました。
「今なら食べられないかもしれない味だけど、その当時は美味いなと思ってよく通ってたんだ」ということです。
もしかしたらますたにの屋台の頃かも・・・なんて想像しちゃいました。
で、いろいろ話してると、店名こそ知らないけど小さな川沿いのラーメン屋ならここだと「ますたに」の前で降ろしてくれました。(^^)

さて、暖簾がかかってないので今日も休みなのかな?と思ったら、おにいさんがドアをあけて入っていく。
近づいてみると温かくて酸っぱい匂いが漂ってる。
(^^)今日は食えるぞ~~~!とニヤニヤしながら私もドアを開けた。

ドアのすぐ傍にクツクツ煮え立つ寸胴!
漂う匂いに・・・・・引いた・・・・思いっきり引いてしまった私です(;;)

でもカウンターの中で優しく微笑むオバサンたちや、カウンターで食べてるおじいさんや若い女性に好感度バッチリ!
気を取り直してカウンター奥に座りました。
スープの前に一人、麺を返す担当の人が一人、小さなカウンターを隔ててネギ+チャーシュー+メンマトッピング担当、皿洗い担当、ご飯係りとフロアは一人が兼任してました。

私は”並”を注文。
隣ですでに食べてるおじさんの丼を見ると、しょうゆの茶色と白濁が混じったスープは背脂たっぷりです。
トッピングはシンプルに上記3種、麺はやや細くてストレート。
よし!心構えはできました!!
反対側にやや若めのおにいさんが着席して、「大盛り+チャーシュー+麺固め」といいました。
麺固めかぁ・・・・・それもいいなぁ・・・と思う私。

いよいよ出てきた丼を引き寄せる私をオバサンたちが、「この新人さん大丈夫かなぁ」みたいに観察しています。
なのでカメラをどうしても取り出すことができなかった  orz

一口食べて麺が美味しい!!!とニヤニヤしてしまいました。
スープが匂いほどクドクなくてどんどん食べられます。
卓上に置かれているのは、白胡椒、黒胡椒、唐辛子、酢・・・などなどです。
唐辛子を入れようか白胡椒を入れようか悩みましたが、ネッスルのインスタントコーヒーの空き瓶に詰まってる”白胡椒”を少々かけることにしました。
空き瓶の蓋(プラスチック)に穴を数個あけて胡椒を詰めてる。
(笑)こういうのいいなぁ~~~、実にいいなぁ~~~!

半分ほど食べて、サイトで見かけた「酢を少々いれると意外に食べられる」という言葉を思い出し、残りはお酢をかけて食べました。
ご飯も食べたかったなぁ。白いご飯がよく似合いそうなラーメンでした。
魅力あふれるラーメン屋さんでした。

味は人それぞれ好みがあるけど、魅力のあるお店ってほのぼのしてていいなぁと思いました。


快晴の夏日でした。

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