長引いた雨が止んで青空が広がった8月の終わり。
外の気温は摂氏38度。
この夏、まだ鰻を食べていない。
気になり始めるとどうしても食べたくなってしまうのは短所なのか、長所なのか(笑)
気軽にさっと食べることができるお店が良いな。
以前にお土産にいただいたことがあってずっと気になっていた「はし家」(はしや)という大人気店に行ってみましょうか。
さっそくナビに住所を入れて出発です。
今回は迷わず到着しました。
看板が大きかったからすぐにわかりましたよ(笑)
第三駐車場まで完備された鰻の「はし家」でございます。
立派な鰻ビルに口を開けて上まで見上げてしまいました。
地元の人が言うには、この界隈は一棟ビルや一軒家の鰻屋が多いのだそうです。
開店時間の数分過ぎに到着したのですが、運良く1階のテーブル席に座ることができました。
私が着席して数分後には「満席です」とスタッフ同士のやりとりがあって、次のお客様はウエイティングボードに名前を書いてお店の外で待ち始めます。
お席は上階にもありますが、それが満席だなんて・・・。
メニューを広げて探しますが、ありません・・・うな重がありません。
「はし家」では、「う御飯」という名前の二段のお重にご飯と鰻が別々に入っているスタイルでした。
そっと他のテーブルを見ると、お重にたっぷり入ったう御飯を食べている人がいました。
御飯多すぎる・・・orz
よく考えて見ると、白いご飯に鰻が乗っかったスタイルが好きなのだから、鰻丼でも全然オッケーなわけです。
「うなぎ丼」に決めましたが、どのランクにしようかな。
たぶん私の適量は小うなぎ丼のはず。
でも、それでは写真ウケが・・・(苦笑)
いやいや、小サイズの2切れではちょっと物足りないと思います。
このランチのために朝ごはん抜きで臨んでいますから、頑張って「中うなぎ丼」(3切れ)を注文しました。
特上でも3300円、中だと2090円!!!
すごく良心的なお値段です。
実はね、情報では御飯がすごく多いのだそうです。
よそのテーブルに運ばれて行ったうなぎ丼の大盛りを見ましたけど、どんぶりに山ができておりました。
御飯の山です。
その山にたっぷりのタレと鰻がペタペタと張り付いておりました。
御飯少なめってリクエストしたほうがよかったかなぁと中うなぎ丼の心配をしつつ、食べる心構完了です。
店内はお店の歴史が繁栄するレトロなインテリア。
私の座った入り口に近い席の横に、カウンター上の棚があって、注文済みのお持ち帰りがたくさん並んでいます。
別のテーブルの上にもテイクアウトの袋がたくさん並んでいました。
食べて帰る人もテイクアウトの袋を持っていたり、電話注文の人もひっきりなしに取りに来ます。
退屈せずに観察していると、いよいよ中うなぎ丼が運ばれてきました。
大ぶりな鰻の切り身が3切れと、肝吸い、香の物です。
鰻の表面がカリッとよく焼けているようで、食欲が増し増しです。
タレが光って綺麗でしょ?
美味しそうな佇まいに正座しそうになりました(笑)
近寄って一枚撮ってみましたが、これ以上待ちきれません。
熱々のうちにいただきます!!!
表面パリパリ、皮の部分はほんの少し噛み応えを感じますが、身はほくほくして柔らかい美味しい鰻でした。
タレは甘みが少なくて好みです。
ただ、想像よりお醤油の味が濃くて、これはご飯が進むなぁという印象です。
鰻を一口、よく噛んで飲み込んだら、ご飯を二口でしょうか。
ご飯には濃いめのタレがしっかりと馴染んで、これはこれで良い感じでした。
鰻丼はご飯の炊き方でも印象が変わります。
好みの炊き加減でしたが、食べていて何かが気になりました。
もしかしたら・・・と、ご飯をよく見ると、たくさんではないのですが、割れたお米が混じっています。
こう暑い日が続くとお米の管理もたいへんだなぁと思う一方、この値段で提供するには仕入れの加減もあるのだろうと思いながら食べました。
庶民の味方のうなぎの「はし家」。
今度はテイクアウトで注文してみようかと思うのでした。
うなぎ料理 はし家 HPはこちらです
住所:津市大門4-10
営業時間:ランチ 11:00~14:00 ディナー 16:30~20:30
定休日:月曜日
三重訪問するには何時の季節が良いのかな?
鰻、安いよね。東京ではこんな値段で食べることはかないません。
三重県人は鰻が大好きらしく、お店も多く年中食べてます。
鮨はもっと安くて都会の半分くらいです。
春は山菜、夏は牡蠣や鮑、秋は木の子・・・
肉は一年中です(笑)
冬は魚が美味しいけど鈴鹿山脈からの風が冷たくてめちゃ寒い。
案内できる日が楽しみだなぁ〜
ベストシーズンは、GWの頃ですね。
新緑の季節が一番おすすめです。
ただし、GWの伊勢神宮は劇混みです。
2番目は、桜の季節。素晴らしいです。
梅雨になると雨が多くて嫌になりますので、桜から梅雨前までがおすすめですよ〜