まだ土の中から頭をだしていない筍を頂戴しました。
足の裏に神経を集中させて筍林を踏みしめるのだそうです。
そして堀りおこされた筍は、たっぷりの糠と隠し味の鷹の爪を入れて1時間ほど茹でます。
火を止めてそのまま一昼夜置き、皮をむいてからようやく調理が始まります。
写真はないですが、まずは筍のおさしみ。穂先の部分を薄く切ってわさび醤油でいただきました。
次は一番出汁に薄切りの筍と溶き卵を加えてお吸い物に。
下の大きな部分は刻んでシュウマイに入れました。
白菜シュウマイは、白菜の葉を餃子の皮に見立てて蒸すので、ヘルシー感満載です。
トッピングに筍を一つ乗せて、筍入ってますよ〜〜とアピールします。
最後は、恒例の筍と鶏ささみのリゾットです。
筍を見るとこれを作りたくなるんですよね。
イルギオットーネの料理本に載っていた、筍とポークのリゾットのレシピを参考にしています。
オリーブオイルで具を炒め、米を加えてスープで軽く煮ます。
イタリアの米がないので、今回も玄米を使いました。
玄米ならプ炊いたものでもチプチ感があるので、リゾット風になります。
今回は刻んだプチトマトも使ってみました。
お皿に盛って、オリーブオイルと乾燥させた山椒を振りかけて完成です。
季節のものは年に一度が良いですね。
丁寧にありがたくいただきました。
写真に撮ってはいませんが、今年も豆ご飯を炊きました。
ふっくらと育ったうすい豆は、小さいながらも甘みがあってとても美味しい豆でした。
洗ったお米に酒と塩を少量加えて、たくさんのうすい豆を乗せてスイッチを入れるだけ。
お米を丁寧に研いで、30分ほどザルで水気を切ったあと、普通に炊けばいいのですが、
この一手間が美味しさを増すような気がします。
最近、和食、とはいっても家庭でできる料理ですが、煮物を含めて少しわかってきました。
材料の扱いというのでしょうか、火を止めるタイミングやお醤油の量が、自然にできるようになった気がします。