信越本線の横川~軽井沢が無くなって10年目の2007年。
2月に旅の途中で、横川機関区跡地を利用した鉄道文化村に寄りました。
場内ではお目当ての本物のEF63による訓練運転や様々な静態保存車両を
撮影して回りました。
その中でも一番印象に残ったのは、庫の中の一区画。
ED42が佇んでいて周りには機関区だった時代さながらにいろいろな道具などが
無造作に置いてある。
そして仄かな油の匂いがする。
10年どころかもっともっと長い間、時がとまっているようだった。
美しく磨き上げられたED42はまるで庫の中で出番を待っている現役機のようだった。
撮影;2007年2月 鉄道文化村にて NikonFM3A+MD3 Nikkor85㎜ F1.8 TX
人物ネタが続きます。
我々が学生時代というか国鉄時代は鉄道職場は男性一色の職場でした。
しかし、JR化後男女雇用機会云々とかあって駅職員、車掌それに運転手まで女性が
担う時代になりました。
もともと鉄道は、公共交通機関という性格上サービスを施すという側面からは
女性が持つホスピタリティを活かせる職場なのかもしれません。
博多駅で、始発電車が回送で入線しドアを開けると同時に深々とお辞儀をする乗務員。
とてもホスピタリティを感じました。
撮影;2004年4月 山陽新幹線博多駅にて Nikon FM3A+MD3 Nikkor180㎜ f2.8 TX