それは2006年のことです。
以前からどうしても特雪ではない仕業に就いている姿を見たかった罐。
それが電関人にとってはDD53なのです。
その夢がかなったのがこの2006年の秋でした。
通常はSLが牽引のばんえつ物語にDD53が入るという情報が・・・
鐡友からの誘いにすぐ返事をしました。
現役時代にも、羽越線や北海道などで客車や貨物を引いたことがあるのを、
雑誌で知り、その雄姿が一度見てみたかったのです。
今でも脳裏に焼き付いているシーンはこの大きく傾いたオレンジ色の斜光線の中を行くDD53。
秋色の磐越西線にとても似合っていました。
そしてその翌年に再会が待っているとは思いもしませんでした。